MINIMAX model-TRAD プレミアムブラック取り付け（その２）

さて、どうしても外れないタコメーター指針。

このまま同じことを続けていてもラチが明きません。よく見ると、軸に指針のプラパーツがきっちりくっついているようです。

軸を何らかの方法で固定し、なんとか指針のみを外せないか。

で、用意したのはこの押しピンです。これの針先を軸に押しつけ、その状態で指針を回していけば………

………なんとか外れました！
指針があった場所に、細い棒が頭をのぞかせているのが見えます。これが「軸」です。

今回の作業、最大の功労者は押しピン君です！（笑）

あとは、純正パネルをMINIMAXへと付け替えます。

MINIMAXのパネル表面に貼られた保護シートをセロテープを使ってはがします。また、パネル貼り替え時に使用する付属の両面テープですが、剥離紙をはがすためにはピンセットが便利です。

クラスターはパネルの上に。なおそのクラスターにはホコリが付きやすく、それを取るのに綿棒が、またホコリ飛ばしにエアーダスターが活躍しました。

それから、指針を元に戻し、針の位置を合わせ、ケースとカバーを元通り組み直せばメーター完成！

このあたりはプラモデルを組み上げるような感じ。

そうそう、この時点でオプションのリセットボタンキャップも取り付けます。

かっこいいです。あとは、車体に戻して完成！

の、はずですが……

意気揚々とメーターを車体に戻し車を走らせ動作を確認したところ、針の位置がずれている！！（泣）

マニュアル通り「OFF位置」「0km/h位置」ぴったりに針を位置合わせすると、車に戻して実際にメーターが動いた際、タコメーター／スピードメーター共に、実際より多い数値を指してしまいます。

この写真は、その多めにズレた状態です。タコメーターの針が「OFF」より左を指しているのがおわかりでしょうか。

また、スピードメーターも停止状態では0km/hぴったりなのですが、速度を出すと、インフォメーションパネル内に表示できる大型のデジタルメーターよりも数キロ多めを指してしまいます。

写真の停止状態（0km/h）ではぴったり。しかし速度を出すとずれます。

F系MINIのメーターは、元々こうなっているようです。停止時、0km/hより少し下を指すのが正解のようです。

なので、再度取り外して針の位置を調整…

タコメーターは「OFF」位置より少し（一段階）右に。スピードメーターも「0」より一段階下にすれば、ちょうど良くなります。私はこの調整を2回繰り返したわけです（笑）

せっかく取り付けたリセットボタンキャップもいったん外すため、付属の粘着テープが弱くなり、メーター用の余った両面テープを流用しました。

調整終了。これで問題なし。紆余曲折ありましたが、取り付け完了です！

結局5時間くらいかかってしまいました。取り付けに3時間、針の調整に2時間。タコメーター指針の取り外しは、おそらくメーターの個体差もあるのかも。

ともかく、無事に取り付けられて良かったです。でも、もうやりたくありません（笑）