キングブラックフットのリビルト　その４

スーパーアスチュートのリヤアップライトが届いたので、早速組み合わせを考えていきます。
画像左からキングキャブ、キングブラックフット、DT04、スーパーアスチュートのもの。

この面からはまったく読めないんですが、スーパーアスチュートのものだけアクスルが奥まって入るようになっていて、そのぶんロアアームが短かったようです。

組み合わせとしてはスーパーアスチュートのリヤアップライト＋キングブラックフットのアクスル/ドッグボーンとなりました。

ドッグボーンの予備がありますし、これでキングキャブにユニバーサルシャフトを返してもやれます。

リヤが決まったので次はフロント。
ロアアームはキングキャブより長くなっていたので、そのぶんナックルを詰めてやらなければなりません。

キングキャブのロアアームでは左のTBエボⅡ用を使いましたが、スーパーアスチュートでは試行錯誤の結果、右のDT04用を使うことに決定。

前後ともDT04用の6角ハブを使って、前後のトレッドが揃いました。

オフロードバギーでしたらフロントのトレッドが狭くてもサマになるんですが、トラックでそれをやると非常にカッコ悪くなるんです。

トラック屋はトラック屋らしく、と密かにこだわっているのが、前後トレッド揃え。

サスタワーなんかも作らないといけないんですが、こんな感じのインボードサスを組んでみたい気持ちが湧いてます。
重量物を車体に寄せ集められるのと、ORVシャーシには向いたレイアウトになるから。

インボードサスは経験がないので技術的限界の外にある機構ですが、いつかやってみたいですね。

スピコンベースはゴチャッとしたデザインの樹脂製なんですが、マイティフロッグのようにメカスペースにしたいので、ビス柱やリブを切り落とし、シンプルなトレーにしてみました。

余裕があればドライバー人形も用意したいところです。

足回りが決まったので、アッパーアームを留めるピロボールの位置決めと取り付けをしていきました。

キングブラックフットはタッピングビスでアッパーアームを固定するため、ビスのピロボールだとグラグラにしか付きません。

ここも地味に、ああでもこうでもないを繰り返してます。

アッパーアームの寸法を出し、ひとまずM3の寸切ビスを作って、アッパーアームを仕立ててみました。
フロントは42mm、リヤは32mmの3mmターンバックルシャフトがあれば、カッチョ良く整備性に富むものが作れそうです。

CC01用のホイールにCW01用のタイヤを入れて、キングブラックフットに取り付け。
スカスカで軽いスーパーアスチュートのロアアームが、得体の知れないやる気を醸し出しています。

でも遅いですよ。
ピニオンが小さいうえ選べませんから。