最近続いている
ローカルネタ☆
今回は
地名にもなっている
佐井寺と同じ
『古志部(きしべ)』に注目です。
地名では『岸辺』と表記は変わっていますが。。。
古志部神社
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創建時のことはほとんどわかっていない。
社伝では、応神天皇の時代に大和国の瑞籬(しきみずがき)より奉遷して祀ったとされている。
おそらくは平安時代にはあったと思われる。
応仁の乱以降の戦国の時に壊滅的に焼失、
朝鮮から渡来してきた吉志一族の末裔によって江戸時代に再建された。
1610年(慶長15年)に建立された本殿は、
全体が覆屋に覆われており、通常は見ることができない状態にされていた。
1993年(平成5年)に重要文化財に指定されたが、
2008年(平成20年)5月23日に出火し、全焼。
この焼失の結果、2008年9月8日、重要文化財の指定が解除された。
2008年5月25日、神社責任役人と氏子総代により、
火災現場調査後に焼失した本殿跡の前方に仮殿を建設し、
その後文化庁の指示を得ながら
焼失前と同様の七間社の社殿を覆屋も含めて再建することが決議された。
仮本殿は2008年7月に着工し9月に完成した。
引き続き本殿・拝殿の再建は翌々年の2010年1月に
大谷大学客員教授・櫻井敏雄博士の監修のもと、金剛組の施工により着工。
2011年3月には新しい本殿・拝殿が完成した。
再建して間もないので
なかなか歴史ロマンを感じる事はできませんね。。。
古志部瓦窯跡
反面、
コチラは。。。
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吉志部瓦窯跡は、延暦13(794)年に桓武天皇が着手した
平安京の造営当初の瓦を生産した瓦窯跡です。
これまでの調査で丘陵の南斜面上段に登窯4基、
下段に平窯9基の計13基の窯跡と平窯群の背後を走る排水溝が確認されました。
窯跡は等間隔に計画的に配置されたものと考えられます。
また近年、瓦窯の南側で掘立柱建物跡、
井戸跡、回転台跡、粘土採掘坑等の遺構が検出され、
大規模な造瓦工房を伴ったことが判明しました。
平安京造営に絡んだ施設ですか。。。
感慨深いものがありますね!
釈迦ヶ池
伝説の残る池。。。
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むかしむかし、難波の吉師という豪族が村を治めていたころ
釈迦ケ池には、恐ろしい大蛇が住み、近づく村人たちに危害を加えておりました。
吉師の長であった俊長は、村人の苦しみを見るにつけ
「なんとかして大蛇を退治しなければ」と思いました。そこで吉志部神社にお参りし
「息子の俊守を大蛇退治に行かせます。どうぞ力をお与え下さい」と一心にお願いしました。
俊長は二十一日間、武士として一番大切な弓矢をお供えし、祈願を続けました。
いよいよ二十一日目の満願の日。凛々しい若武者の俊守は、弓と刀を持ち、釈迦ケ池に行き、
じっと身をひそめて、今か今かと大蛇の出てくるの待ちつづけておりました。
一刻が過ぎ、二刻が過ぎました。しかし池の表面は静かで大蛇の現れる気配がありません。
「あれだけお願したが、その甲斐が無かった様だ。今日は帰るとしよう」と
池の中で足を洗い引き上げようとした時です。小さい蛇がするすると近づき、
かみつこうとしました。俊守は「えい!」とばかりに切りつけました。するとどうでしょう。
にわかに池の水が真っ赤に染まり、黒雲が舞いおり、
みるみるうちに、一寸先も見えなくなりました。
そして、波のように荒れ狂う雲の間から、龍が顔を出し、
牙をむき出し、俊守に襲いかかってきました。
俊守は夢中で、龍の目めがけ、矢を放ちました。それが見事命中したのです。
すると、耳をつんざくような雷鳴と同時に滝のような、大雨がふりました。
そしてこの雨は、三日三晩降り続いたということです。
四日目、池のほとりに立った村人の目にまるで何事もなかったような、
静かな釈迦ケ池が映りました。大蛇は退治され、それからは平穏な日が続いたということです。
今でも、吉志部神社の秋祭りの事を蛇祭というのもこうしたことから言うのかもしれません。
昔の釈迦ケ池は、現在の三倍もの大きさであったそうです
『吉志部の昔ばなし』より
外交問題にも発展した事件が起こった場所
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明治13(1880)年、
プロイセン王国(ドイツ)の王族であるハインリッヒ(当時18歳)が、
この釈迦ケ池を訪れ、鴨を撃って鴨猟を楽しんだ。
それを地元の人が見て、禁猟区で外人が鴨を撃っていると警察に通報し、
ハインリッヒは逮捕されて留置場で一晩明かす事となる。
この事件は外交問題にまで発展し、外務省と大阪府が平謝りして事なきを得たという。
ロマンは感じられませんがw
それでも
やはり背景を調べると面白いものがありますね?(;´д`)
宜しければコチラもどうぞ。
【岸辺】古志部神社 その1
【岸辺】古志部神社 その2
【岸辺】古志部神社 その3
【岸辺】古志部神社 その4
【岸辺】古志部神社 その5
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Posted at
2016/09/25 19:09:56