
5月5日~7日のことです。
二人合わせて175歳。
お馴染みの?実家の両親と3人で滋賀県と福井県を訪問してきました。
米原駅で新幹線を降り、お世話になるのはレンタカーのトヨタヴィッツさんです。
渋滞の時、前の車が進んで、自分の前が空いたのに自分が走り出すのが遅れたとき、ピピッと警告されたのには驚きました!
それから、シフトレバーのゲート?がこんな風で、ちょっと戸惑いました。
ちなみに下はスプさん。
DのつもりでSに入ったまましばらく走っていました。
庭の好きな父の提案で、先ずは彦根の龍潭寺を目指しました。
井伊家と深いゆかりを持つ名刹です。
彦根藩2代藩主井伊直孝の時に建立され、井伊家の出身地浜松の井伊谷の龍潭寺から5世の昊天が住職として迎えられたそうです。
大河ドラマの影響で混雑を予想していましたが、それほどではなく
白山平泉寺を思い出させる苔。
静かで落ち着いた境内です。
書院からお庭を拝見しました。
井伊直弼縁の茶室があります。
父は彦根の龍潭寺は2回目、浜松の龍潭寺にも何回か訪問したことがあるそうで、(正直なところは)浜松の龍潭寺のお庭の方が好きだそうです。
だるま寺としても知られているそうです。大きな達磨さんにはビックリ。
先端が金属でなければ、建物内でストックを使ってよいと仰ってくださり、母は助かりました!
佐和山城址もこのお寺の敷地にあるそうで、石田三成の像もありました。
ボランティアさんにこの周辺の案内をお願いすることも出来ます。
次いで訪問したのは天寧寺。
こちらも井伊家縁のお寺です。
悲しい物語があるようです。
五百羅漢を拝観しました。
お一人お一人表情も仕草も異なる羅漢様が五百人。
圧倒されるとと共に、親しみを感じました。
枯山水のお庭。
大きな布袋尊。木造日本一とか。
白と藤色の山藤が青空に美しく映えています。
紅葉の種が愛らしい。
実は天寧寺の手前の急坂の途中に駐車場らしきものがあり、一旦はそこに駐車したのですが、どこからか男性の声が。
「上に駐車場があるよ・・(そこに止めなさい)」
天の声?まさか!
止めた場所の隣の家から声をかけてくれたのでした。
その方の姿は簾の向こうで分かりませんでしたが、何と親切な方でしょう!
旅先でこんな風に親切にしていただけると、本当に嬉しいです。
さて、翌日は雨の予報が出ています。
まだ午後2時だし、時間もある(甘い考えでした。)ので、彦根城に隣接する玄宮園へ行ってみようということになりナビに入力。
彦根城に近づくにつれ渋滞が酷くなり、歩行者もどんどん増えてきました。
GWの彦根城を甘く見ていました!
築城410年を大河ドラマ直虎とかけて、盛り上がっています。
渋滞の車列はなかなか前へ進みません。
しかも、予定していた玄宮園に近い桜駐車場とは違う方向に誘導されてしまいましたf(^_^;
それでもなんとか彦根城の駐車場にとめることが出来ました!
ということで、予定変更して天守を目指すことに。
さあ、それからが大変。
お城ですから。
のぼり階段が続きます。
日差しが厳しい中、半分後悔し、半分心配しながら、天守の前まで上がることが出来ました!
両親は高齢なので途中で引き返すことも覚悟でしてました。
国宝の天守前の混み具合は、こんなです。
青空に聳える彦根城の天守は
美しかったです。
天守の中を拝観するには90分待ちの長蛇の列。
私たちは、諦めました。
でも、天守と琵琶湖を見ることが出来て、満足でした。
無事降りてこられました!
さて、この日5日に泊まったビジネスホテルの駐車場はとても止めにくい形でした。
慣れないレンタカーで、後ろをぶつけてはいけないから、「どのくらい下がれるか教えて!」と父に頼んだら、「ハンドルを右に切って!戻して!」と頼んでない指示が。(-o-;)
そのときは余計なことを言うなあ!と少し煩わしかったけれど、改めて考えてみたら、免許証を返上して15年以上経つのにこんな指示をパッと出せるなんて、頭がスッキリしている証拠だなあと。
我が親ながら感心したのでした。
この日の夕食は彦根駅前の食堂八千代さんで。
名物他人丼を。近江牛が柔らかくて美味しかったです。
接客の若い&年配の女性店員さんたちの対応も穏やかです。
家族連れで賑わっていました。
牛スジのうどんも食べてみたかったな!
ビールと芋焼酎のお湯割りを頂いて、かなり酔っぱらってしまいました。お酒に弱いのは父親似なんです。
駅前に井伊直政公の像が。
おやすみなさい!
2日目の5月6日になりました。
この日はお天気が崩れる予報でしたので、朝イチで行動開始です。
駐車場の開場前に玄宮園横の桜駐車場へ到着。
流石にすんなり止められました(^o^)
江戸時代の大名庭園「玄宮園」の緑に心潤され、見上げる彦根城をパチリ!
玄宮園の中でも彦根城の見える父のお気に入りの場所で。
楽々園。井伊直弼生誕の地です。
お堀端の道では、人を気にせず歩いている鷺?に笑ってしまいました。
まだ雨は落ちてきません。
次は何処へ行きましょう?
長浜城から琵琶湖を眺めるはずが、長浜市の渡岸寺へ。
この移動では琵琶湖の畔を気持ちよく走ることが出来ました!
残念ながら道の駅を通りすぎてしまい、写真を撮ることが出来ませんでした。
渡岸寺へ向かう住宅地の狭い道では、脱輪しないように、すれ違う車とぶつからないようにヒヤヒヤ。
2日間でも、冷や汗の一番多かったのはこの時かと。
しかも、目標の近くの別のお寺に迷い混ミスはありましたが、無事に
到着。
国宝の十一面観音様を拝むことが出来ました!
写真は禁止でした。
ここからは、一路福井駅近くのレンタカー屋さんへ向かいます。
北陸道は雨模様。
霧のため一部区間では制限時速50㎞となっていました。
霧の高速道路は初めてでした。
トンネルが多い区間です。
ヴィッツでのドライブは米原~彦根~福井、2日間で128㎞。
距離は短くて慣れるまでには至りませんでしたが、無事にドライブできました!
ありがとう、ヴィッツさん。
この日は福井に住む次男と駅近の八兆屋さんで夕食を共にし、久々の再会を喜んだのでした。
そして、最終日5月7日。
福井発の特急サンダーバードは午後2時半の指定券なので、どうしましょう?
先ずは両親が楽しみにしているショッピングタイム。
ご近所さんへのお土産をプリズムとハピリンで購入。
今回のお土産は、3年子のラッキョウと羽二重餠でした。
何を誰に・・・・が決まるまでとても時間が掛かるので(T_T)
私は駅のコーヒーショップで一服してましたf(^_^;
荷物は宅配便で送って身軽になると、一安心です。
ということで、愛宕坂茶道美術館へ行ってみました。
この日はTHE ALFEEの坂崎幸之助さんのコレクションや写真展が開催されていました。
展示品を楽しんだり、向かいの橘曙覧記念文学館を見て、茶道美術館でお茶を頂きました。
お菓子は坂崎さんのギターとガラスをイメージしたものだそうです。
2泊3日の親子旅行も終盤です。
帰路は金沢で北陸新幹線のかがやき号に乗り継いで。
金沢駅で見かけた電車です?!
新幹線ホームで駅弁を。
上野についた頃は真っ黒な雲が空を覆っていましたが、無事にそれぞれの家に帰りつきました。
2泊3日の疲れが心配な両親でしたが、翌日はいつもの朝のラジオ体操に参加したとのこと。
それを聞いてほっと安堵したのでした。
2泊3日の旅行記を最後までご覧くださって誠にありがとうございました!
ちなみに、5日~7日の3日間の歩数は合計約35000歩。
よく歩きました。
これからも両親に元気でいてもらって、一緒に旅行ができたら嬉しいです。