MONSTA（モンスタ） RT HYBRID  

【再レビュー】(2023/03/23)
装着から１週間、500kmほど乗り回して見たのでファーストインプレッションなど。
なお自分は、この手の不整地向けタイヤを履くのは初めてなのでその点ご理解ください。
（注：舗装路のみで、砂利道や不整地走行はしてません。）

例によって組み替えは自分でやりました。
タイヤ単体ではゴムが厚くて固くて重い！
その割にホイールには簡単に入ります。
ただし、ビードをリムにのせる時はインフレーターが無いとキビシイかも。
ホイールバランスは、輸入タイヤの例に漏れずバラバラですｗ
バランサーでは最大で80g程の指示が出ましたが、ホイールの形状の制約があるため、今回は30ｇまで追い込んであきらめました。（今のところ振動は出ていません）
貼り付けウエイトでは無く、リムへの打ち込みウエイトならきっちり合わせられると思います。

据え切り、低速時のハンドルの手応えは「モニョンモニョン」しますｗ
スタッドレスタイヤと同じような感覚ですが、走り出せばしっかりします。
中立位置は曖昧な感じですが、直進安定性は良好ですしワンダリング等の外乱も受けづらいので、バイパスや高速道路等でペースを上げても緊張を強いるような事はありません。

走り出す時に転がり抵抗が重い感じがしますが、加速が悪い気はしません。
まぁウチのはＥＣＵを弄ってるのでこの程度の大径化では問題無いでしょう♪
ただし、タウンスピードでは５速が使いづらくなりました。
そもそもＪＢ６４は４速と５速が離れているので、車速がのりづらい町中ではなかなか５速に入らないのですが、さらに使えなくなりました(´･ω･`)

スピードメーターの誤差は、ＧＰＳで確認するとメーター読み－（マイナス）１km/h程度です。
標準では－５km/h程有りましたので、むしろ正確になっていると言えます(^_^;
メーカーでもこの程度のサイズアップは想定内なのかもしれませんね。

パターンノイズは「ヒュオンヒュオン」と高めの連続音がそれなりにありますが、スタッドレスタイヤより静かですし、むしろこの程度に抑えられていれば十分に優秀かと。

絶対的なコーナーリンググリップは高くありませんが、不整地向けのタイヤとしては十分かと。
基本的にアンダーステアでハンドルを切っても曲がってくれないので、教本通りの「スローイン・ファーストアウト」を心がけましょう。まぁジムニーで峠を攻める人は居ないと思うけどｗ
意図的にエルクテストのような急激なレーンチェンジをしてみると、ＥＳＰがゴリゴリと介入してきますが、壊滅的に姿勢を乱す事も無いので一般的な走行ではまず問題無いでしょう。

アトは燃費がどのくらい「悪化」するかですね。
タイヤの大径化で最も影響が出る部分なのでとても心配ですわ(^_^;