圧縮か抵抗か

上がディーゼルエンジンのピストンで、高圧縮に耐えられるようコンプレッションリング３本にオイルリング１本の計４本ですが、下のモトクロッサーのピストンは抵抗を減らすためリングは１本しかないそうです。

モトクロッサーの方は２ストエンジンなのでリング数が少ないのも理解できますが、それでも普通２本は使用しますので、レースだったら多少の圧縮を取りこぼしてでも抵抗が少ない方が有利なのでしょうか。

そういえばバルブスプリングも、高回転のバルブ追従性を上げるため硬いバネにすべきとか、逆にカムの摺動抵抗を減らすため柔らかくすべきとか、真反対な話を聞きますが、スポーツ走行ではどちらが有利なんでしょうか。