初めての「自作LEDユーロテールランプ編」 ~その5~
1
ちなみに、購入した赤と黄は同じ仕様の
LEDですが、白は違うのでのちほど
計算例を載せていきたいと思います。
ちなみに商品の仕様は、エルパラさんの
HPの商品の所にも書いてあります。
そして赤と黄のこのLEDの商品は、
並列つなぎ(連続でつなげる方法。
例:+LED- +LED- +LED-)で
5つまでつなげることができます。
ちょっとこの事を頭の片隅に
いれておいて下さいね。
2
画像は一番小さい円のLED配置図です。
見て頂くとわかる通り、LEDを置くマーク
(場所)が赤x8個、黄x6個あります。
上で、最大5つまでつなげられると
書きましたが、今回は8つと6つです。
8=5+3、6=5+1とかでもいいのですが
発光のムラや別々の抵抗が必要に
なってしまうので、8=4+4、6=3+3で
作っていきます。
赤:4つ連続でつないだ物2本、
黄:3つ連続でつないだ物2本となります。
3
では実際に計算をしていくのですが、車のバッテリーは12Vですが、
エンジン始動中は発電してるので14V近辺になります。
なので計算する際は14.4Vを基準とします。
次に赤LEDは簡単にいうと3000~5000の明るさの幅がありますが、
常時MAXだと耐久性が怖いので今回は中間を選択。
明るさはLEDの電圧と、流す電流値、抵抗によってきまります。
LEDの電圧と流せる電流値は、HPや商品パッケージに
Vf:1.9~2.1(電圧(V))、If:30mA(電流値(I))とあるので、
今回は安全マージンをとってVfは2.0とし、Ifも70%ぐらいの出力にするため20mAとしました。
※LEDによってVfやIfが異なりますので、その際は商品の数字を入ればOKかと。
まず赤の4つを並列でつないだ時の式は
14.4V【車の電源】-8V【LED4つ分のV】-0.6V【整流ダイオード分】=5.8V
5.8V÷0.02A【Ifの値20mAにx1000してmAをAの単位にした物】=290Ω となります。
ほら、簡単に抵抗の値がわかりましたね♪
仮に最大光量なら、14.4-8.4-0.6=5.4、5.4÷0.03=180Ω な感じです。
4
上の計算式の290Ωが欲しい所ですが
困ったことに抵抗は必要な数字の物が
丁度売っているとは限らないんです。
そして、電装品なので安全マージンを考え
計算で出た値より大きい数字の抵抗を
取り付けるのがベストとなっています。
なので今回は近い値の330を選択。
上記計算を5つ並列の時は、
14.4-10-0.6=3.8、 3.8÷0.02=190Ω
なので、220Ωを購入。
LED3つ並列だと
14.4-6-0.6=7.8、 7.8÷0.02=390Ω
なので、220Ωを2つつなげて使用。
あと同じ抵抗値でも複数種類ありますが、
「1/2Wカーボン抵抗」という商品で
大抵は事足ります。
あとで説明しますが、スモール回路の際に
たくさんの並列回路を1つの抵抗で済ます
ようなら、容量の大きい1Wメタルとかで。
P.S.最初LEDとか基板とか注文した時に
見事に忘れていたのは、抵抗でした(笑)
5
上でさらりと式に入れてしまいましたが
回路を作るにあたって、電気の流れを
整えてくれる「整流ダイオード」を
入れなければなりません。
※画像はエルパラさんより拝借。
※他にCRDとかありますが説明省きます。
用意したのは「1N4007」という商品で、
大抵はこれでまかなうことができます。
ちなみにこの整流ダイオードは
回路1つにつき1本必要なので
スモール用で1つ、ブレーキ用で1つ、
ウインカー用で1つ、バック用で1つ
それぞれ必要になります。
(今回で言うと、大に4つ、中に3つ、
小に3つが2セットで合計20本使用)
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( テールLED の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク