お休み中にちょっと行き詰まり調べ物をしてる最中に面白い記事を見つけました。
エアロ関係の記事の中でも分かりやすくて凄く良い記事だと思います。
特にNAロードスターを取り上げてるところがポイント高いですね。
ランボルギーニ/ポルシェ/ホンダオーナーのブログLife in the FAST LANE.
僕の場合NCロードスターでしたが、走る時はジムカーナであろうと屋根を全て閉めて走っていました。理由は屋根を閉めないと剛性が・・・と言うのもありましたが、屋根を開けるとウイングを付けようが外そうがあまり大きな変化がなかったからです。
友人の車の場合、ウイングを装着すると驚くほどに操作性が変わります。それなのにロードスターは何故こんなにも効きが弱く感じるのか?これが僕のエアロに関して興味が出た切欠です。当時は流動解析なんて高度な事は知りませんし、単純にRHT(自動ハードトップ)だから重心位置が思っている以上に上がるのかな?程度に思っていました。ところがある時、屋根を開けた時と閉めた時でリアの挙動が変わっていることに気が付きました。
それからウイングの角度やら自作のステーで高さを稼いだり後方にオフセットしたりと試行錯誤が始まりました。これらの経験則からウイング本体よりも屋根を閉めたときの方が効果が出ている事に気が付いた訳です。友人達とツーリングに行くときは屋根を開けて走る事が常でしたが、走行会など競技走行時に必ず屋根を閉めるようになったのはここからです。実際、高速道路だろうが日常でウイングが必要になるようなケースはまずありえません。
フロントにカナードを付け足したのはリアウイングが効き過ぎたからですが、これは屋根を閉めた場合に限定されます。フロント側は常に効いていますから、屋根を開けることはまず無くなりました。(
オープンカーとは)
それからエアロパーツを装着する際には色々と考えるようになりました。ロードスターのようなオープンカーはかなり特殊な例ですが、スーパーカーやレーシングカーと言った車に限らず戦闘機の形状すら物凄く良く観察するようになりました。ゲームのグランツーリスモやRIDEと言ったゲームで観察出来る事はかなり細かく見たりもします。
その際にはただのデザインだと思っていた形状に意味があったり、色んな発見がありました。その最たる例がこの記事にある
『リアウイングも不要に』という部分です。僕らが『エコカー』と馬鹿にしていた車には、燃費を稼ぐために最新のエアロダイナミクスが盛り込まれています。(ドラッグを減らして如何に小さな空気抵抗で走れるかが重要になるため)その流れを汲んだヤリスのボディ形状に意味が無い訳ありません。GRヤリスにもこれに該当する箇所が何か所かあります。
もちろん、燃費を稼ぐための形状と走行安定性を得るための形状は異なりますが、その使い分けがGRパーツの純正エアロでしょう。僕のGRヤリスには(オサイフの都合もあって)フロント側しか純正エアロを装着していませんが、効果とコスパを考えた時に恐ろしく効率の良いエアロパーツだと言えます。競技用途に限定した場合には(純正脚では)リア側のダウンフォースが不足気味になりますが、僕の場合はVARISのR/WING+エクステンションを装着することで更に補っています。街乗り+αレベルでは今のところかなり良いバランスだと思っていますので、春頃にノーマルタイヤに戻して実走評価するのが非常に楽しみです。
エアロダイナミクスって色々と調べてみると面白いですよ?
Posted at 2022/02/12 19:15:22 | |
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