油圧クラッチ化

久々のアップです。
たまにしか乗らないと手首の関節を痛めてしまいます…
クラッチワイヤーの取り回しを直しても、給脂しても重さが変わらないので、とうとう油圧化に踏み切りました。部品をコツコツとオークションや並行輸入してる所を探し超安価ルートです。

まず必要なパーツですが、
K7用のスプロケカバー
K7用のクラッチレリーズシリンダー
クラッチマスターシリンダー
油圧クラッチ用ホース(K7用)
クラッチプッシュロッド(製作)
スプロケカバーを取付ける適切な長さのM6ボルトx4本

まず、ガソリンタンク、エアクリーナーボックス、スプロケカバーを外してクラッチワイヤーも撤去します。クラッチレバーのブラケットもグリップを取り払い、抜きます。

クラッチマスターシリンダーをハンドルに仮で取り付けフルードカップ等が干渉しない位置を決めます。
ブレンボは機械式クラッチスイッチを取り付けないといけません。スイッチは握ると同通する側を結線しましょう。出来ればマスターシリンダーを本取り付けします。

今度はスプロケ側です。
仮取り付けでエンジンにスプロケカバーとレリーズシリンダーが取り付けられるか確認です。個体差ありかも知れませんが私のK5はボルトオン！にはなりませんでした。ウォーターポンプ？かな、スプロケカバーと干渉しており、付きません。仕方ないのでその部分ヤスリで逃がしました。ついた事が確認出来たと思いますが、この状態では多分、レリーズシリンダーとK5標準のプッシュロッドは全く触れてもいないでしょう…そこでプッシュロッド制作です。ステンレス棒をφ6 x 120くらいで作ります。
何本か長さを変えて試すのもいいかもしれません。

これでいい感じにプッシュロッドが少しレリーズシリンダーのリターンスプリングに抵抗を感じながら取付ける事が出来たと思います。
後はクラッチホースのフィッテイングを干渉しない角度で取り付けてフルードを入れてエア抜きで完成です。
感想は…
もっと早くにやっておけばよかったと思うほど軽くなりました。多少クラッチの繋がりが遠い気もしますが、慣れか調整の範囲だと思います。オススメです！