FOCAL Integration IC165を修理してみた。

皆さんこんにちは!!まさ☆すぱ~くりんぐです!!
今回はこのスピーカーをゲットしました。モデルは(仏)FOCALの「Integration」シリーズのコアキシャルモデルである「IC165」というもので、価格は２万ほど。
あまり中古市場に出回らないようでゲットしたわけですがこのIC165。とある店舗にて「訳あり品」でしたので4000円ほどゲットできたわけです。

本物の証であるアルファオーディオの(Pass)のシールもあります。FOCALはコピー品も出回ってるので、購入するときはよく確認して購入しましょう。

さて。訳あり品の理由は「ミッド鳴らない為訳あり」とのこと。
わかりますかね？端子の横、コンデンサからの配線が遊んでるのが。
これは撮影のために右に出してますが、本来は赤い印の端子に裏からくっついてるものなんですが、はんだが甘く劣化して取れてしまったのではないかと思います。
店舗で確認してみると確かに真ん中のツイーターしか鳴らずでその通りでしたが、店舗のスタッフさんに
「コイルに向かってる線にあててみてください」
とお願いすると、ツイーターは鳴りませんがミッドの振動板は元気に振動して音楽を再生させていました。店舗の方は思わず「な、鳴りましたよ!!」と驚いていました。
よほどの爆音で鳴らし続けたりとかしなければ、ミッドのコイルが焼き切れたりしないので、Webで見たときに「直せる」という確信があったんです。

以前のRB26のエアフロやタコメーターのタコ踊りも、みんなはんだこてによってきれいに直してきました。
こちらもはんだマシマシにして接続!!

さて、一方車体のリアスピーカーには2009年モデルの「Polygrass」シリーズの165CV1がいますが、こいつを取り外します。
手前はクラッチ付きのだるまドライバーでギーコギーコと回せます。

R33のリアスピーカー交換の際は本来はリアシートを
「エイヤァッ!!」
「どぉりゃぁぁぁ!!!」
と座面のパワープレイを伴う取り外しが必要なんですが、純正ネットの代わりにFOCAL純正グリルをかぶせていたので、ここのパンチンググリルを外すだけでスピーカーにアクセスできます。
しかし、R33のリアの窓の傾斜もきつく通常のドライバーは入らないのでこんなドライバーが必要です。

せーの。ポン！
165CV1から先に修理したIC165へはボルトオン。

パンチンググリルをはめて完成!!
写真は左のみですが、右も同様に装着して完成!!
音質については下記のパーツレビューをご覧下さいませ。