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とうとうその日が来ました。
センターコンソールを完全撤去してDSPアンプを引きずり出すことに成功。
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しかし小さくて軽いです。はがきを二回りぐらい大きくした感じです。 オーディオパワーアンプにお約束のアルミの放熱器も見当たりません。
ここで使用されているパワーアンプのチップは効率が90%(50Wとして5Wの発熱)1と非常に高いのが特徴です。
AB級アンプだと効率は50%ぐらい。(50W として25Wの発熱)
時代は変わってきました。
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構成としては、MOST50という規格のインターフェースでDAユニットとデジタル接続されており、その後AK7737というDSPを通してST社のHFDA801Aというデジタルパワーアンプ2個で8CHを賄っています。
以前TIのチップと想像で書いた記事は間違いでしたm(__)m
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HFDA801Aは2MHzスイッチングのデジタルアンプと24bitのDAコンバータを同一チップに入れたものです。 DAコンバータの出力がアナログになるので、この構造をフルデジタルアンプと呼ぶのはちょっと違和感があって、候補からはずしていたのですが・・・STマイクロさんがフルデジタルと仰るのであればそういう事なのでしょう。 ハイレゾ対応で80KHzまで特性は平坦とあります。 スイッチング周波数が2MHzとAMラジオの周波数より高いのでラジオに影響が出にくいところが車屋さんにはポイント高いはずです。
DSPのAK7737の入出力がI2Sなのでデジタル出力を引っ張り出すことは出来そうですが・・・膨大な労力に見合うのか?
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今回センターコンソールを取っ払ったついでにHDMIの入力を増設しました。
必要なのはHDMIのType-Eというコネクタ(抜け止めがついている)のついたケーブルで自動車用に使われることが増えているようです。
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ディスプレイオーディオのボリュームノブの真下の奥にHDMI Type-Eの空きコネクタがあって、差し込むだけです。NX の初期バージョンではソフトの対応が間に合ってていませんでしたが、自動で行われたファームウェアアップによって現在は対応されている・・・はずです(まだ確認してませんが他の方は成功してるようです)
デジタル音声入力として使えなくはないですがHDMIの音声規格にはいろいろ制限や問題があるので、テスト用の信号をPCから突っ込むのに使用する予定。
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いやはや、ここまでやるにはかなりの根性が必要です。
写真で上側にころがっているのは今回交換した助手席側のパネルです。 前回ばらしたときに破損させてしまって心にも深い傷を負ったので・・・なんとかお正月に間に合いました。
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