ライトウェイト二台で堪能する、秋の訪れ①
投稿日 : 2015年10月05日
1
「この道も、多分こういう機会でなければ来なかっただろうな・・・」。
バックミラーに映る赤いレビンを見ながら、僕は何度かそんなことを思っていた。
経緯はこうだ。
みん友のつかぽん氏には、かねてから中部圏の名所を案内する約束をしていた。
わざわざ遠方からいらっしゃるゲストに失礼のない道を案内するためには、半端な道ではダメだ。
2
というわけで選んだのは飛騨方面のハイライト、合掌造りと白山白川郷ホワイトロード(旧称の「白山スーパー林道」という名称の方がしっくりくるのは俺だけ?)。
お互い、写真撮影も主目的。
効率よく撮影をこなすためには普通の観光客が来るより少し前に撮影スポットを回る必要がある(朝早すぎるのも地元の方には迷惑なので良識の範囲で)。
3
早朝(というかほぼ深夜)に集合して、東海北陸道で一気に北上し、突入タイミングをうかがう。
途中、道端の温度計が0度を差していたのは何かの間違いとはしても、実際とてつもなく寒い。
車載温度計は6度台を示す。
こういうこともあろうかと結構重ね着してきたのにも関わらず、途中のSAではすぐに車の中に戻った。
4
白川郷が一望できる高台へ。
霧が流れ、集落が幻想的な姿を見せる。
でもぶっちゃけ、予習しすぎて全然新鮮な感動がない。
下調べしすぎるのも考えものだ。
バックパッカー時代は、旅行ガイドと呼べるものは貰いもののロンプラがもっぱらだった。
こいつは英語かつほぼ文字だけというマゾ本だったが、想像と現実を楽しめる分、実際にそこを訪れた感動はより大きいものだった。
5
こうなってくると集落に明かりがともる夕景とか、雪の中の白川郷とかを撮りたくなってきてしまう、いかんいかん。
とはいえこうして振り返って写真で見ると、すごい風景を見ていたんだなぁと思う。
6
車を停め、少し散策する。
やらわかは、旅の写真はたとえ仕上がりが汚くてもJPEGで撮る事にしている。
RAWで撮って加工してしまうと、その時見ていたよりもっと綺麗に加工出来てしまい、「旅の写真」じゃなくなってしまう気がするのだ。
(個人の信条なのでRAWを否定している訳では全くない)
要は何が言いたいかと言うと、この写真は無編集だけど、自然光が美しいとまるで加工したかのように、これほど鮮やかに写せますよと言う話。
7
朝日に照らされて目の前の風景がすべて鮮やかに見える。
つかぽん氏が「Lightroom(有名な写真編集ソフト)の表紙みたい」って言ってたけど、まさにそうだ。
それにしても、夜あれほど冷えると言うのに、思ったよりも紅葉していないのは意外だった。
寒くなり始めたのはつい最近なのだろうか。
8
朝日が昇りポカポカしてきた。
いつの間にか霧は流れ、青空が姿を現した。
今日はいい天気になりそうだ。
つづく。
タグ
関連コンテンツ( ロードスター の関連コンテンツ )
関連リンク
[PR]Yahoo!ショッピング