
※これも派閥戦争スゴイネタなので個人感想として許してね。
エンジンバラして組んでる人たちとの交流が多かったので
本音ベースです。よく聞かれます。面と向かってこの話題は聞かれても濁して逃げますよ。自動車業界、メカニックならこんなん理解してる話かなと。
私自身はオイル添加剤入れてません。そのオイルメーカーがそのオイル用に出したモノであれば一考しますが、常用すべきモノではなく一過性だと思います。所詮ベースオイルは変えられないし、添加剤のレシピは各社各様。処方過多で弊害起こすことより、純正オイルの交換頻度やグレードアップを図る方を選択しています。
※入れてる人、ホントごめんなさい。精神安定的にの気持ちも理解。
大前提の根幹として….。
シリンダーホーニング加工の目的。オイルを付着させますね。
表面ツルツルでは…..。
ネットより拝借。2URの純正セミ鍛造ピストン。
ピストンスカートがデフリックコートされています。
2JZ純正辺りから、セミ鍛造+デフリックコートが出て、コスト優先の
トヨタが社外品ピストンみたいなことをするんだと感心しました。
初期馴染み向上やコート表面の凹凸でオイルを付着させるのがメインかと。アフターだと摺動部用のWPC加工もありますね。硫化モリブデンが多いかな。
コレもネット拝借。2GRも純正ピストンにデフリックコートかかってますね。最近のエンジンは増えてると聞きます。
以上より、接触摩擦とは「油膜の非接触摩擦」>「金属接触摩擦」だということが分かるかと。
そういえば2URに採用されている、セミドライサンプ方式。
油圧確保とコストバランスから、市販ストリートマシンとして、
最適解なのでしょう。オイル量多い=エライと思ってます。
LFAのドライサンプは7個のスカベンジポンプと、オイルタンクが
あるので17L級のオイル量。VR38はメインオイルポンプとの
1軸式でタービンメインなどVGの失敗を克服したような感じ。
そして、所感の本題😆 聞かれても仲良くないといえない。
量販店の人もビジネスなので本音は言えないかな。
否定ではなく処方は適量を守ってね⁉️
昨今のオイル添加剤事情だとフリクションロス低減をメインとして概ね3タイプなのかな。
「テフロン系」
スリック◯0(S◯5000/8000の前身)、マイクロ◯ンなどが代表格。
基本的にテフロン系は金属表面に定着せず流れ落ちる。フロン溶剤などの
影響で粘度低下→レスポンス良くなるのが真相かなと。
先に述べたように、オイルが全く無い金属接触のみならアリかも。
トヨタは◯MIペイントシーラントなど採用しているので、大人の事情的な販売だと思っている。
よくネットでドライスタート警察も居ますが、エンジン組み直しや年単位の放置ではないので、そんな簡単に油膜は切れないと。ハイブリッドどーすんの⁉️って。あ、内燃機屋さんの動弁系DLCコーティングなどはやりたいですが。
「有機モリブデン系」
トヨタ純正0W-20などにも配合されてましたね。オイルにも溶け込み
易く1番手軽な添加剤なのかな。コレも配合過多でオイルパンに沈殿する
エンジンを良く聞く。元々鉱物系に配合過多ならスラッジも更に生まれ易いかなと。人間の投薬量と同じ。なお、硫化モリブデンは凝固、沈殿し易いから分散技術が重要かも。
「タングステン系」
コレが最近系なのかな。多層フラーレンニ硫化タングステン。
戦車などに使う壊れたらアカンものに使う高級品と思っている。
適正濃度が重要なので、使いたいなら配合比率の経験豊かな配合済みオイルを買う方がいいと思う。流通ならパワークラスター漆黒とかね。
ベースオイル含めて、イイもん詰めてるだけのプライスかなと。
タングステン系は元からオイル真っ黒なので、それが許せれば。
聞かれたらこんな個人感ですよ。
要らんことするなら、純正オイルをマメに(距離だけじゃなく)交換
する費用に回した方が良い気がする。
※入れてる人が見たらホントごめんなさい。個人感想として許してください😆
「追伸」
ESPのベースオイルがPAO→VHVI(グループⅢ)になったのを
残念と思っていたけど、カストロールvsモービル紛争でカストロール勝ってしまったのでベースオイルの変革がかなり進んでいるのね….。
成分 VHVI=鉱物油
性能 VHVI≒化学合成油
ゆえに、今までランク低かったグループⅢが合成油表記して販売。
エネオスで作っている、GRエンジンオイルもVHVIベース。
GRヤリスなど以外は他メーカー選択でイイかも。VHVIにも上から下まであるようだけれど、300Vも怪しくなるかな⁉️