越川橋梁(第一幾品川橋梁)
旧国鉄 根北線_越川橋梁(第一幾品川橋梁)
2019年10月02日
北海道斜里町、旧国鉄根北線未成区間の越川橋梁(第一幾品川橋梁)。
全長147m、高さ21.7mのコンクリート造10連アーチ橋。コンクリート鉄道橋としては北海道最大のもの。
1939年に国鉄根北線の橋梁として着工、完成したが、戦時下の1941年に根北線の工事が中断。戦後1957年に建設再開され斜里駅 - 越川駅が開通したものの、越川駅以降(越川橋梁を含む根室標津駅まで)の区間は未成のままであり、1970年には根北線自体が廃止となった。
そのためこの橋梁を列車が通過したことは一度も無い。分類としては「廃線遺構」ではなく「未成線遺構」。
国道244号拡幅のため橋脚2本が撤去されたほかは現在も当時の原形をとどめている。
1998年には国の登録有形文化財となった。
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