NGK標準ケーブル→NGKパワーケーブルへ更新

さて、今日はスパークケーブルを交換しましょう。
(´▽｀)


新しいケーブルと接点活性剤（コンタクトスプレー)と、狭いところに手を差し入れるので、

手袋を用意しましょう。

怪我や汚れを最小限にできます。


作業に入る直前にケーブルのコネクター部分にコンタクトスプレーを適量塗布しておきましょう。

今は新品ですが表面の劣化を遅らせるためです。

また、デスビ側は相当古くなっておりますので・・・
(ﾟAﾟ;) ｵﾏｼﾞﾅｲﾃｷﾅ

これが交換前の標準品（ＮＧＫ）です。


表面が黒く煤（スス)けています。

触るとやっぱり硬くなりつつあります。


ちなみに、デスビの番号は写真の右側から順に１～３番となっています。（備忘）

青いタペットカバーの間に黒いプラグカバー（樹脂製）が見えます。

カプチーノはこれを取り外すのに一苦労です。



ブローバイガスのパイプ（複数の配管のコンポジットになっている)を固定しているねじを2本外します。

１本はエンジン吊り上げ用の赤いフックの側面（運転席側）にあります。


そして、プラグカバーを止めている8本のねじを外します。

プラグカバーを外すときは、

タペットカバーを渡っている太いゴムパイプ（写真中央）を

（※注・・・エンジンは精密機械です。ごみが入らないように！！！）

一時的に取り外してプラグカバーを外します。

座席側を持ち上げると、プラグケーブルを挟み込むようになっている部分が外れます。

そして、そのまま座席側へスライドさせるように、少し上下左右にねじりながら抜き出します。

シリンダー（プラグ）の番号とデスビの番号を間違えないように・・・

全部いっぺんに外すと取り返しのつかないことになりますので・・・
(ﾟAﾟ;) ﾜｶﾗﾝﾖｳﾆﾅｯﾀ


シリンダーの番号は写真の左側から順に１～３です。（備忘）

新旧のケーブル共に番号がふってありますので、あせらず的確に作業します。
(｡･ˇ_ˇ･｡)ｼﾞｨ～

間違えなく交換しました。

指差し呼称しましょう。
「シリンダー左から１・２・３、ヨシ！
デスビ手前から１・２・３、ヨシ！」

4本セットなので全て交換します。

元の1本（4本目）は特別な名前があるのでしょうか？


この状態で一度エンジンを始動して最終確認です。

間違えていたら、エンジンを傷めてしまうので、

緊張の一瞬です。
(ﾟAﾟ;) ﾎﾝﾄﾆ､ｲｲﾉｶ!?…

始動確認が終わったら、ケーブルを整線します。

しかし、この整線の作業は意外と取り回しの自由度が低くて、

ベストな感じがつかめません。

今回私は写真の様にしましたが・・・


ケーブルは「お互いにスパークが干渉するので、離した方が良い」とも聞きます・・・
(ﾟヘﾟ)？ ﾎﾝﾄｶﾅ…ｲｲﾉｶﾅ?

「ケーブルは離した方が・・・」

って、どうにも離れられません！
これでいってやろうじゃないか！
(> <)b

ケーブル同士はベタベタでイチャイチャしてます。
┐(´_ ｀)┌

「仲良きことはよきことかな、、、みつを」ということで・・・


それでは、そういうことにして開いた逆の順にカバー類を元に戻します。
((ﾐ￣ｴ￣ﾐ))ﾄﾞｳｲｳｺﾄ?

更新前後の確認のためにちょこっと流してきました。


レスポンスが良くなっています。
（10～20％増し位？）

フライホイールを少し軽いものにしたような感じもします。

低回転時の耐ノッキング性も向上しているようです。
（2300RPM→2000RPM)

トルクに関してはノッキング耐性と同等の要素なので判然としませんが、発進＆加速は楽になっているのを感じるので、改善されていると言って問題ないでしょう。


小方港から、工場萌えぇ～～
Ψ(｀▽´)Ψ