燃料ポンプとフューエルセンダー交換　その２

その１からの続きです。

燃料タンクのカバーを外して、いよいよタンク本体の登場です。

コレを降ろすワケですが…

タンクに接続されている配管類を全て切り離します。
画像は、左リアサスペンション辺りの隙間から、燃料タンク後部を写したモノです。

画像中央のジャバラ状のホースが、給油口からのタンクへのラインで、その隣のやや細いホースが、エア抜き用です。

しかし、このジャバラ状ホースが思いのほかカチカチに硬く、両端のホースバンドを緩めても、全くびくともしません。

仕方ないの、タンク後部で固定しているバンド状の固定帯を緩めて燃料タンクを下側へズラします。
これによって、多少のクリアランスが得られるので、ホースが外しやすくなるはずです。

タンクの前側もホース類の切り離しを行います。

クリップをズラしてホースを軽く回し、回るようになったら簡単に外せます。

外したラインは、プレッシャーレギュレーターからのリターンだったらしく、外すとガソリンがダラダラとこぼれてきました。

別のラインも外します。
後で、どのラインだったのか分からなくならないよう、このラインは奥の方で切り離しました。

フューエルポンプからのラインを切り離します。
ポンプからの圧力がかかっているので、他のラインとは区別がしやすいです。
切り離そうと接合部を緩めると、勢いよくガソリンが漏れでてきます。

しばらく放置して、ガソリンの漏れが収まってから切り離すのですが、
コノ接合部は、なぜかある一定のところまで緩むと、それ以上回らなくなってしまいます。
整備解説書では、ココで切り離しているのですが、経験上無理やり回すとロクでもないことになる事が多いので、別の場所から切り離します。

先ほどの接合部は諦めて、フューエルフィルターから切り離します。
ココは難なくアッサリと外すことができました。

コレでタンクに接続しているホース類は全部外れたハズなのですが…

タンク前側の固定ボルトを外して、タンク本体を降ろしていきます。

このとき一気に降ろしてしまうと、外し忘れていた配管やライン類があったりした場合に後悔することになります。
なので画像のように、何か下に挟んで確認しながらの方が安心です。

その３へ続く