ウォーターポンプ交換

今日は、先週の続きでサーモスタットとウォーターポンプを交換します。

新品のウォーターポンプは乾いた状態で手でぐりぐり回すとメカニカルシールが傷付くらしいです。
また装着前に3分ほど水につけることと他メーカーのショップサイトにアップされていたのを偶然見つけたので、慌てて水につけます。

LV5WのG5エンジンはタイミングチェーンなのでウォータポンプ交換時もタイミングベルトやフロントカバーを外す必要がないのでその分楽です。

カップリングファンを外すため、ファンベルトを緩める前に、ファンプーリーの10mmナットを外しますが、ファンの羽との隙間が狭く手持ちのメガネレンチでは入りません。無理にはめて回したらなめてしまいました。
結局スパナで回しましたがストレートタイプのメガネレンチ買おうと思います。

カップリングファン、シュラウドを外すと広い作業スペースが確保できました。ファンプーリーはこの状態ですぽっと外せました。

いよいよ、ウォーターポンプを外します。ボルト4本（上３本、下1本）と位置決めのスタッドボルトを留めている左右のナットを外します。
最初、写真の左側のナットがオイル漏れの汚れと同化していて夜間作業と言う事もあって見逃してました。ゴムハンマーで叩いてもなかなか外れてこないので気づきました。危なかった～。

外したウォーターポンプです。
やはり、錆びがこびりついてます、、、
でも漏れた跡や動作に異常は見られませんでした。
オーバーヒートの原因では無かったですが、いいタイミングなので交換できてよかったかな。

新品との比較してみるとファンプーリー取り付け部分が厚くなってます。
耐久性？加工工程の省略でしょうかね。

ウォーターポンプを外した跡のライン側です。
これまた、錆びが、、、酷い。底に溜まってます。
この後、組み付け前に錆び粉を除去しジェット水流？でラインを洗浄しました。

新品を組み付ける前にカップリングファンを取り付けるスタッドボルトをウォーターポンプに組み込む必要があります。ダブルナットをかまして締め付けましたがここはトルクレンチは使わなかったです。使った方が良かったですね。

ボルトも清掃し、さび止めにグリスを薄く塗って組み込みました。

各ボルトの締め付けはトルクレンチを使います。
オークションで入手した中古の直読み式トルクレンチですが、以前激安のシグナル式トルクレンチ（1.9kg～11.0kg）でヘッドカバーの6Mボルトをねじ切った(1.9kg設定）トホホがあるのでこちらの方が力加減がわかって安心です。
締め付けトルクは調べていないのですがバイクのサービスマニュアルの８Mボルトの締め付けトルク（2.2kg～2.5kg）を参考しました。
均一に締め付けが出来ているかが目的なのでこれでよいかと。