最近気に入っている曲 vol.10　「Tong Poo～東風～ for Four Hands」（岡城千歳 by　坂本龍一）

岡城千歳さんのピアノのアルバムです。

坂本龍一のYMO時代からの作品をピアノ編曲したものをアルバムにしています。

最初の曲は、有名な「東風」を連弾にしたものです。


You Tubeには、坂本龍一さん本人が連弾ヴァージョンを演奏しているのがアップされています。




岡城さんの演奏は、この演奏よりもさらにいい音で録音されていますし、迫力も坂本氏本人に負けていません(＠_＠;)
むしろ、坂本氏が岡城千歳さんの演奏にも興味を示すコメントを、アルバムのライナーノートに寄稿しています。


このCDは、7年くらい前に買っていたのですが、いつもの私の癖で、一度聴いて押し入れに眠っていました。
GWに押し入れを整理していて、たまにはピアノの曲も車で聴こうかと思って、引っ張り出しました。

このTong Pooを聴くと、朝の出勤も元気が出てきます(^_^;)





岡城千歳さんは、クラシックが専門で、オーケストラ曲を自分でピアノ・ヴァージョンに編曲して演奏して話題になっています。

チャイコフスキー　交響曲第6番「悲愴」
ワーグナー　楽劇「ニーベルングの指輪」から　等
マーラー　交響曲第1番「巨人」

私はこういう後期ロマン派の大曲には目がないので、こういう編曲版にも興味があります。



上の演奏は、マーラーの「巨人」の第4楽章の冒頭の部分ですが、オケの複雑なスコアを編曲して、ここまで演奏するとは、そのテクニックやセンスには舌を巻きます。

オケの原曲では、最後のクライマックス部分のホルンやトランペットの音が宇宙に響き渡るような錯覚に私は陥るのですが、ピアノ版だとどんな演奏になるのか・・・ちょっと気になります。



これらの演奏も買っちゃえ～・・・


また、散財の悪魔がささやいています・・・(^_^;)