このシリーズも最後です。(たぶん・・・(^_^;))
8月14日(月)
私も妻もお盆休み。
実家巡り以外にどこにも行かないのも癪だなあ・・・
ということで、突如湧いて出たのが、盛岡泊→八幡平に行く というプラン。
安く泊まれる宿にあてがあったので、電話してみるとOKの即答!😊
高校生の息子はもう親と出歩きたくない年頃・・・
家に留守番として置いて、二人で出かけました❗️
ホテルには16時に到着。
すぐに外に出て散策をしました。
岩手銀行 赤れんが館
明治44年(1911年)に岩手銀行の本店として建設されたそうです。
平成24年(2012年)に銀行としての営業を終了し、平成28年(2016年)から一般公開されています。
明治の面影をそのまま残している建物で、存在感がとても大きく感じられました。
中の橋を渡りながら、中津川の流れを眺めました。
天気がよくないし、水も土砂で濁っていました。
青空の下で、清流を臨みたかったなぁ・・・
岩手公園の下にある池にはガス灯が灯されていました。
岩手公園は、盛岡城跡を整備した憩い公園。
実は、7年前に腰の手術をした時、この近くの病院に入院していました。
リハビリのために外を歩いた際に、何度か訪れた場所です。
城跡のすぐ下にある、桜山神社。
その裏手には・・・
烏帽子岩という、大きな岩が祀られていました。
南部氏が盛岡城を築城する際に、この土地を掘り下げたところ、この大岩がこの形で掘り出されたのだとか。
確かに、烏帽子にそっくりな形ですね😊
こうしてテクテク歩いているうちにお腹が空いてきました。
近くにある内丸の飲食店を散策・・・
しかし、お盆休みのため開いているお店が少ない・・・💧
仕方なく、八幡町へさらに移動しました。
そこで見つけた海鮮居酒屋で・・・
二人でたらふく飲んで食べました😋
翌日の八幡平に備えて就寝・・・・
素泊まりだったので、翌朝の朝食は肴町にあるパン屋さんで😊
美味しそうなパンがいっぱいで目移りしました。
店の外にあるテーブルでいただいて満足満足❗️
一路、八幡平へ‼️
しかし、あいにくの曇り空・・・
さらに山に向かうにつれて、雨が降り出す始末・・・😢
このまま帰るのも癪なので、予定を変更して近くの温泉へ向かうことにしました❗️
この近辺で有名な温泉といえば、「松川温泉」❗️
その宿の一つ「峡雲荘」さんへ😊
この温泉郷の中で、建物が新しいので人気のある宿。
ロビーは広々。
熊の毛皮が壁面に飾られていました。
落ち着いた廊下を歩いて行くと、浴場があります。
大浴場は男湯、女湯ともあります。
露天風呂は女湯に1つ、男湯にも1つあります。
しかし、男湯の露天風呂には女性も入れるのです😳
男湯の脱衣所とは別に、混浴露天風呂の脱衣所もありました。
しかし、こちらはかなり狭く、男性は大浴場の方から露天風呂に行くほうが楽です。
私も大浴場側から露天風呂に向かいました。
ここの温泉は硫黄泉で、お湯が白濁しています。
湯の花がたっぷりあって、硫化水素の匂いがプンプンします。
小雨でしたが、この露天風呂で川の瀬音と蝉の声を聞きながらのんびりしました。
残念なことに(笑)、男ばかりでした😅
この温泉は、硫化水素が強いので金属がボロボロになります。
そのためにシャワーはありませんし、蛇口は最小限しかありません。
なので、シャンプーなどをするには、別に準備されている洗い湯を使います。
その浴槽は案外小さく、同時に使用できるのは二人くらいでした。
泉質は十分すぎるほど素晴らしいのですが、こういうところは覚悟しないといけません。
程よい時間で妻とロビーで合流しました。
洗い湯を使っても、硫黄臭は簡単には取れません。
このお湯・・・侮れません💦
さて、もう一軒の温泉にも行こうか・・・ということになりました。
次に行ったのは、「松楓荘」さん。
洞窟風呂があるということを妻はリサーチ済みでした。
外観からして、一昔前にタイムスリップしたかのようでした。
玄関脇には、源泉がザブザブと流れていました。
受付は、昭和の頃の宿の雰囲気そのまま。
(写っている人は、たまたまいた方です😅)
洞窟風呂のことを受付で尋ねると、現在はやっていないとのこと・・・
残念・・・
長期宿泊する人へ貸し出すこんなものも・・・
なんだか本当に懐かしい雰囲気です。
鄙びた感じのギシギシと床が鳴る廊下を進むと浴場がありました。
ここの温泉には、男女別の浴室がそれぞれ2箇所ありました。
露天風呂は1つでした。
もちろんここも混浴露天風呂😍
こちらの混浴露天風呂は、女湯の外にありました。
そのため、男性は露店風呂用の脱衣所からこちらへ入ります。
つまり、男性用の内風呂から出たら一度服を着て、こちらの脱衣所に来なければならないので、男性の方が入るのに手間がかかるということです。
私は内風呂→露天風呂の流れで行きました。
私が行ったときは、誰もいませんでした(笑)
後から聞いたら、妻はすでにここから女湯の方へ戻ったようでした。
ここも松川の川のせせらぎが聞こえるのですが、雨が続いていたため轟音に近かったです。
お湯は先ほどの「峡雲荘」とほぼ同じ。
効能がたっぷりとありそうなお湯でした。
ここで私の失敗・・・
この混浴露天風呂には、洗い湯がなかったのです。
女性は内風呂に戻ればいいのですが、男性は脱衣所しかないので、洗い湯が使えないのです。
仕方なく体を拭いて服を着て出ました。
もう一度内湯に行けばよかったのですが、もうすでにのぼせ気味だったのであきらめました。
そのため、このお湯の硫黄の匂いがプンプンした状態で宿を後にすることになったのです。
老舗旅館らしく、有名人もたくさん宿泊したようです。
ここに1週間ほど泊まって、毎日このお湯に浸かっていると、心身ともに癒されるだろうなあ・・・
だから、人気が高いのだろうと思いました。
こうして、全く計画性のない夏の温泉紀行が終了しました。
行き当たりばったりの温泉三昧でしたが、休暇をうまく活用していろいろな温泉を楽しめたのは嬉しかったです。
また機会を見つけて、東北の温泉を堪能していきたいですね😊
ちなみに、盛岡まで戻って遅めの昼食を食べたのですが・・・
きっとお店の中に、私たちの温泉の硫黄臭が広がっていたのだろうと思います。
自分たちは慣れてしまって気にならなかったのですけどね😅
しかし、この硫黄臭・・・強力です❗️
この日に着ていた服から今でも少し漂よってきているのです・・・
松川温泉、おそるべし❗️💦
最後までご覧いただきましてありがとうございました。