虫が来た！

３５６Aカブをドナドナしたのはこの車を買うためでした。１９５７年製のこの車、実は２０年程前から日本に棲息しており、復刻版の本国ミッレミリア含め様々なイベントに出走歴がありますので、ご存知の方もおられると思いますが、縁あって我が家に来ました。

クラシックカーラリーのイベントに出ているエンスーな人たちには、ブガッティやベントレーを筆頭とする戦前車派の方々と、戦後のイタリア復興期に湧いて出た虫と呼ばれるバルケッタ派が多く見られます。

３５６はクラシックカーの中では速くて丈夫、しかも快適な車でした。でもイベントではいつからかイタリアの虫たちを横目で見て憧れていたのは事実で、ストイックという言葉とは程遠い夫婦ですが、ついにこの荷物は積めないし雨が降ったらカッパ着て乗る車に手を出してしまいました。

この車の名前は、Giaur Taraschi（ジャウル タラスキ）といいます。名前の由来は、イタリアのタラスキさんが、エンジンを託していたジャンニーニさんと自身のレーシングチームであるウラニアを組み合わせて作った造語ジャウルを冠したとのことです。

細かな仕様はまた追って紹介しますが、まずは購入のご報告まで…

追伸
納車から２週間、水疱瘡で会社休んで寝てました。なので今日が実質初乗りでした。明日から会社行きます（トホホ）。