スロットルボディ ボア・バタフライバルブ清掃
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
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1.始めにエンジンカバーを外し異物混入防止のためサクションパイプ等取り外す部品の接合部周辺を清掃し、サクションパイプを取り外します
エアフィルターより後の工程になるのでサクションパイプに繋がっていたレゾネーター、エアクリBOXの開口部は虫や砂・チリなど異物混入を防ぐ為マスキングテープにてふさぎます。
※気になる人は取り外したサクションパイプ側開口部3ヶ所もふさぐ
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2.5分程で、スロットルボディがお目見え、四隅のボルトを外しスロットルをインマニ側コレクターから分離、その場で反転させ裏向きに
インマニ側開口部忘れずにふさぎます
※めんどくさいのでスロットルボディは完全に取り外しません。その為スロットルに繋がってるコネクター、ウォーターホース2本等は外しません。
清掃前ライトで確認すると6時と12時の方向に隙間有り(通電していない状態:前回のtas学習での開度1%が影響しているかどうかは不明)
※手で押すと若干閉まるので隙間は無くなる…おいおい 通電したら全閉なるんだろうな?
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3.反転させたスロットルボディが戻らない様テープ等で固定し、洗浄液が落ちても良いようにスロットルボディ下にウエスを敷きます。
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4.スロットル内部を清掃します。クリーナーを染み込ませたウエス(工具などは使わず手)で直接吹き取ります
※簡易とはいえ、スロットルボディを取り外しているので手で十分&早い
片側の手でバタフライバルブを開けバルブ側面をメインに清掃します
綺麗になりました。
5.清掃する事で取ってしまったコーティングをインマニ側から再度、施します
バタフライバルブを手でお越しボアと接触する側面の両側(周囲)を塗りシャフト付け根の届かない所はコート剤を側面から垂らして行きます
ライトにて確認すると隙間があった為バルブを閉じた状態から再度塗ってみました(結果、コート剤が盛る分真横から見て隙間が無くなったように見えてしまう^^;)
※純正ではインマニ側にコート剤が塗られており、バタフライを止めている中央部のシャフト上下部分は塗っていません。
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6.スロットルボディ前後の開口部をふさぎ、スロットルを固定していたテープを取りホース等に負荷の無い位置までスロットルボディを戻しコート剤が固まるまで1日この状態で放置(両バンク実施後)
※ボルト四点雄雌側汚れ除去、スロットルボディマーキング合わせでの取り付けはご自由に
7.次の日、スロットルのマスキングを除去、バタフライバルブを指で開け閉めします(ボアとバルブの貼り付きをスムーズにする為)
※バルブ端はなるべく触れないように
後は、インマニ側マスキングをとりガスケットを交換後、逆手順で戻します。
最後にバッテリーマイナス端子をしばらく外し初期化後エンジンを始動させ暖気を行い水温を上げ、急速tas学習を実施し終了です。
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※現在、試走中 4月中は追記あり⇒完
初回始動時(tas前水温上げる時)、1500程までエンジン回転数が上がり800前後をハンチングしていました
その後、試走を繰り返しアイドリング時は落ち着きました
暖気始動後エアコン有りでもアイドリングは問題無し。
・・・が、冷寒始動では2000回転を一時的に越えた後1500回転程で推移^^;3分もすれば1000以下になるが…※少し様子見、後日tasし直すかも…触媒暖める時こんなに勇ましかったっけ?
⇒冷寒始動5、6回目以降でようやく回転数2000以上の推移時間が「20秒以上⇒5秒以下」になりました
結果、
レスポンスも従来通り。
変化としては「エンブレが和らいだ事」4000回転付近での首かっくんエンブレがなくなりました。
…エンストし出してからtas学習するとエライ目にあいましたが今回のでなんとかなったようです。
画像は暖気後始動アイドリング時
エアコンONで回転数+50
スロットル洗浄時走行距離:36417Km
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8.今回、使用した物。右から
工具(エンジンカバー、サクションパイプ、スロットルを外す為)
¥100の筆セット(コート剤塗布用、一本使用)
スロットルコート剤
スロットルガスケット二個(型番:16175-JK21A )
ハサミ(ビニールテープカット用)
クリーナー
マスキングテープ
ビニールテープ(スロットルボディ固定用)
ライト(キャッツアイ製:隙間を確認するため自転車から拝借)
あと、ウエス
スロットルコート剤は結局購入^^;借りた物より揮発性も良く、含有量が少ないためか硬化後も良好。結局こちらの方が使い勝手が良かった。
※丸1日置いても一部は完全硬化はしていません、隙間も若干有り。
クリーナーは電子スロットルの場合、ウエスに染み込ませて使うなら何でもよろしいかと。
結局、ワコーズのも軽く2回程ウエスで吹けばコート剤それなりに取れますし
(´ω`)完全には取れないけど…
クリーナーを1滴垂らして10秒、コート剤浮いてきます…綿棒でなぞると取れる。
案外洗浄力あるじゃん・・・
気持ち他のクリーナーよりシャフト軸付け根(3時&9時側)に影響が少ないって事になるけどクリーナー液を付け根まで垂らさなければ関係無いんよね。
準備こそしてはいたものの、スロットルコートを考えると時間がかかるため本当はプラグ交換の時まで逃げの対応として指が届く範囲でエアクリ側からボア接触面だけの清掃を予定 が、
ガスケットを交換してまで簡易清掃でのbefore afterの写真を撮ろうとした所
クリーナーが思いの外、洗浄力があった為に急遽ガッツリ清掃に^^;
まあガスケットが無駄にはならんかったので、結果良し!
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以下、当初実施予定だった作業方法に関して連れと話していた問題点
「取り外さずコート剤を塗らない場合の電スロ簡易清掃」
・多少なりともクリーナーによるコート剤剥離があり、スロットルが二個ある以上左右での差異が生じる
・取り外し確認しないかぎりクリアランスがわからない
・電スロの場合は清掃後、センサーが回転数補正しきれるかどうか不明
・泡漬けにするとまた不調になるかも(クレエンジンコンディショナー吹き付け:別車種ワイヤー式にて)
・燃費対策?とは言えコスト削減を推進しているメーカーがわざわざコーティングしているぐらいだから塗り直しといた方が良いのでは?
・使用期限の切れたモリコートはちゃんと使えるのか?
・これがメンテナンスと言うのは無し。
悪い状態で合わして行き、当たり前になると「本来の悪い状態が悪い」とわからん様になり収集がつかなくなる。
p.sモリコートあかんね・・・
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