いつのまにかレガシィがF型にマイナーチェンジして
私のA型はまたひとつ型遅れになったわけですが(笑)、
そんな中こんなニュースが。
スバル、レガシィS402を発売
以前から出る出ると噂されていた「レガシィS402」がついに発売されるようです。
専用の2.5リッターターボをはじめ内外装からシャシーまでSTI入魂の一台。
一番興味があるのはやはり2.5リッターのターボエンジン。
285ps/40.0kgmと数字的には意外と控えめですが、
最大トルクを2000~4800rpmとワイドな回転域で発生するので
低中回転のどこから踏んでも加速してくれそうです。
通常の2リッターターボでも十分といえば十分なのですが
やはり絶対的な排気量が限られるためかやや線が細く、
ピーキーな部分を感じる場面もなくはありませんでした。
+500ccは熟成の進んだベース車に組み合わされた専用パーツの数々と相まって
素晴らしい走りを味わわせてくれるものと想像します。
ワイド化したFフェンダーはちょっとデザイン的に調和してない感じもするけど…。
とりあえず専用パーツのフレキシブルロアアームバーや
リアのフレキシブルフロアバーが流用できないかちょっと気になります(笑)
しかしB4で535万円、ワゴンで549万円ですか…。
内容を考えれば仕方ないのかも知れませんが、やはり結構なお値段ですね(汗
ここでB4の535万円を基準にちょっと調べてみると…。
まずBMW3シリーズの直6搭載車が射程に入ってきます。
325iセダンが535万円と同額。
これはいわゆる吊るしの状態ですが、ひとつグレードを落として
323iセダン487万円にアクティブMスポーツパッケージ49万円を装着してもほぼ同等。
パワーや速さ、4WDのスタビリティでは当然S402が上を行くでしょうが、
スバルの水平対向+4WDと同様にBMWの直6+FRもまた定評がある組み合わせ。
絶対的な速さでS402に遠く及ばなくとも、
爽快な走りを楽しませてくれることは間違いないでしょう。
日独それぞれを代表するスポーツセダン、スペックの差こそあれどちらも魅力的です。
3シリーズには6ATの設定しかありませんが、MT派の人には1シリーズがあります。
5ドアハッチバックの130iMスポーツ495万円はもちろんのこと、
超ワイドなトルクバンドと過給エンジンとは思えないレスポンスを持つといわれる
3リッター直噴パラレルツインターボを搭載した
135iクーペ538万円も視野に入ってきます。
こいつは306ps/40.8kgmとパワースペックもほぼ同等、
最大トルク発生回転域は1300~5000rpmとS402をさらに上回る広さ。
しかもこいつはブレンボの6POTまで入った完全フル装備状態。
片やセダン/ワゴンで片やコンパクトクーペ、片や4WDで片やFRといった差異はありますが、
なかなかどうして結構競合する内容かもしれませんよ?
なんでBMWとの比較なのかというと個人的に好きだからというのもあるのですが(笑)
勝手な想像ですが、S402を作るに当たって開発陣もきっとどこかで
ドイツ製スポーティモデルを意識したに違いない、と思うわけで。
4WDという点ではアウディのS/RSシリーズが近いですが、
走りを意識するならBMWも無視できない存在のはずだと思うのです。
正直、私も雪のあまり降らない地域に住んでいてS402が買える位のお金があったら
ちょっとBMWに流れてしまいそうかも(笑)
とにかく500万円オーバーという価格はそれだけ選択肢も広がる価格なわけで、
そこで視野に入ってくる強豪たちと競合させても
S402を選びたいと思わせるだけのものに仕上がっていることを期待します。
まあいずれにしても買える車じゃないんですけどね…(苦笑)
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Posted at
2008/05/14 23:27:57