GRカローラ・エボリューションⅡ?
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
少し前から・・・
旧車には不可避な現象、『ダッシュ(ボード)割れ』が、ついに発生してしまいました。
ちょこっと切れたら、みるみる伸びる・・・
そんな頭脳を持ってみたかったものですが、ついぞそのような成長は無く、あとは転がり落ちるように劣化していくばかりです。
やあ、キミと同じだね☆
2
だが、私のオツムと違って、キミは治すことができる!
そろそろ手掛けようじゃないか!
あ、そうそう、このダッシュボード、少し気に入らない所がありまして・・・
ウレタンの厚みがあり過ぎるのか、窓際の部分ギリギリまで盛り上がり気味で、視界が遮られるほどではないのですが、なんとなく狭い印象があるのです(意見には個人差があります)。
赤矢印より、黄矢印が低くあって欲しいのです。
3
イメージとしては、こんな感じの?ダッシュボードが好みです。
4
たくさんのビスやらナットやらを外して、ようやく外せます。
外すと、視界の奥には窓際の鉄板(赤矢印、デッキパネルって言うのかな?)が現れますが、コレが全部とまでは言わないものの、端から端までほぼ見えるくらいの、低めのダッシュが好きなんです。
あ、これは、改造の流れですね〜
単に直すよりも?
どうせ直すなら、(自分にとって)アップデートしたくなります〜
5
あと、せっかくバラし始めたので、ずっとやりたかった(私的)改良も、同時に施します。
具体的には・・・
6
コレ!
ここに鎮座するECUですが、ここに鎮座する理由は・・・
『装着時、ここ以外の場所が見出だせなかった』
ここ、めちゃくちゃ邪魔で不便なんです。
ここにコイツがあるおかげで、配線はゴッチャゴチャになるし(処理が悪いだけですが)、コレを避けるためにセンターコンソールの高さが異常に高くなるしで・・・
とは言え、本当に適当な設置箇所が無くて(助手席側足元側面のトリム内辺りが理想的ですが、ECUのサイズ、形的に、ビミョーに入らない、収まらないのでした)、苦肉の策としてセンタートンネル上に置いたのですが、実は前から目を付けていた箇所1つだけあったのです、それは改造前提となるのですが・・・
7
助手席側ダッシュパネル内、グローブボックス上部にある、ダッシュパネル固定兼送風ダクト固定ステーの表側ここに置けるのではないか、と。
ステーが斜めなので、ECUも斜めになりますが、比較的周辺がフリーになっている、唯一の隙間だと思います。
・・・ただし前述の通り、ECUの形的に『改造を前提に』置ける箇所です。
カローラのダッシュボードのこの部分、低く平坦なのですが、そのままではECUの出っ張りに当たります。
さあ、それを踏まえて改造していきます〜
8
手始めに、もういっそダッシュパネルごと外して持ち帰ります。
今回、上記に併せて、メーターパネルももっと奥に追い込もうと画策、改めて寸法等を確認します。
ここでは一旦、メーターパネルは横に置いといて・・・
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改めてECUの設置具合を確認します。
・・・あ、切り過ぎたかな?
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戻ってメーターパネル、奥に追い込む算段を施します。
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どこが当たるか確認しながら、切除して調整します。
メーターパネルの内側パネルに当たるので、いったん外して切った削ったします。
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表板は確かウォルナットだったと思いますが(コレも作り直さねば)、裏板はMDFなので、簡単に削れます。
この辺り、金属より融通が利くとも言えます。
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戻りまして、ダッシュパネルの切り落とした物、そのまま廃棄はもったいない?
切り落とした端材を、切り落とした箇所に、補強として所々に接着させてみました。
接着方法は・・・溶着!バーナーで燃やして、溶かして、接着です。
昔、車のプラモデルのプラグコードなどは、部品のライナーを切り出して、燃やして引っ張って細く仕上げて、エンジンに接着して再現したもんです。
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さあ、長年ありがとう、ダッシュボード・・・
コレよりキミは・・・
ワシの木偶だよぉ〜
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左右には、補強(というより、側面のネジ固定用の板)の鉄板が入っていますが、発泡ウレタンに紛れ込ませているだけでした。
これは再使用できるかも?
一応、だいたいの位置を印してみましたが、この印、残らないな・・・
さあ〜、剥がれにくくなってきたら・・・
【破壊王降臨】
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おらおらーっ!
粉が酷い!
この後大掃除!
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メーターフードの先端(運転席に近い側)は、エクステンション(と言うのかな?出っ張り)が付いています。
ただ、フードの左右端から端まで架かっているわけではないので、悩みながらも外しました。
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再び戻りまして、ECU設置位置の、恐らく最終確認です。
このステー、フレームと言うにはわりとヘニャヘニャですが、一応リブも入っていて、程よくしなるので、ECU設置には、ちょうど良いと思うのです。
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LINK専用のマウントブラケットを取り付けるベースを、ステーに着けます。
テキトーな廃材を見つけました、テキトーに角度調整して着けます。
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溶接?まさかまさか。
リベット、それも上側だけで十分でしょう!
元々廃材に開いていた穴は、径が大き過ぎたので無視して(位置も不適切)、M5のネジを切って、ちょっとクッションがてらテキトーなゴムを貼るだけです。
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取り付けボルトは、1本でエエでしょう。
角度的に、周囲に(振動も想定して)当たってなければ良しとします。
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このステー、助手席側送風ダクトの固定も兼ねていますが、ギリギリ躱した・・・かな?
まあ、相手は薄い樹脂ですから、むしろクッション材代わりとなってくれるでしょう?
ついでに余ったゴムも、貼り付けました〜
コレで在庫スッキリ。
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さて、ダッシュパネルがあるうちに、ダッシュボードと合わせておきます。
どこが当たるか、収まらないかを確認します。
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左右吹き出し口は当然、全く角度も奥行きも変わるので、ボード本体をボディー側に固定した際に、どれくらいの角度になるかは、現時点ではまだ確定できません。
この辺り、薄い鉄板でできているのは、手曲げができるという意味で救いです。
ボードを固定してからの、現車合わせの案件です。
それよりも、この段階では確実に当たるであろう、ECU側の対策を・・・
次回、いっしょに泣きましょう。
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