「ハイオク満タン入りまーす!腐りかけだけど❤」「えっ?」「有効成分SABIで、燃費アップですよ❤」
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
[SABI(サーマル・アドバンテージ・ベネフィット・インジェクション)システムは、熟成された燃料からのみ、抽出することができます。
燃料と共に噴射され、ポート、或いはシリンダー内の熱により、精製酸素とナノスチールとに分離、精製酸素は燃焼を促進、排気のクリーン化にも寄与します。
優れているのはその副産物として、ナノスチールがシリンダー内の傷を埋め、また、特に直噴エンジンでは問題とされていたバルブシートの痛みを解消し、圧縮漏れを塞くことで、出力向上を実現します!
大排気量車、特に多走行車にオススメです!]
「あっ、じゃ、じゃあ、もらおうかな・・・(´∀`;)」
前回の続き(同日)【-ATTENTION!-アップ遅延継続中】です。
ワイパー、ヨシ!
ヘッドライト、ヨシ!
エンジン、キュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュル、ナシ!
ついに常態化してきています、燃料ポンプの不動。
ポンプ作動テスターを短絡してIGオンにしても、音沙汰無し・・・
叩けば回るんです・・・も、ちょっと強めに、ちょっと広範囲叩かなくては、目覚めなくなってきました。
毎度叩くの?雨の日どうするの!?
サビ入りの燃料、悪さしているのかな・・・?
燃料タンク・・・マズイ状態なんだろうな・・・
2
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やるしかないか!
トランク内のカバーをめくれば、センダゲージ(燃料センサー)と、キャニスターへの配管にアクセスできます。
3
よし、やろう!
できれば次期オーナー君に体験させてあげたかったけど・・・
え、めんどくさい?
とんでもない!こんな貴重な体験、なかなかできませ・・・
え、腰が痛い?
その程度で!!私の情熱の炎は消えやしませんよ!
敢えて、ジャッキアップせずに、作業したいと思います。
理由は
①:燃料タンクの平行が崩れるので、ドレンから燃料が落ちにくい。
②:燃料タンクと地面との高さがあると、タンクを下ろす際、むしろ勢いがつく恐れがある。
③:セミトレ足なので、ジャッキを下ろした際に逆ハの字で接地、当然車は動かせないので(手押しという手はありますが)元に戻らず、ハブにも悪影響が懸念される。
④:気持ちローダウン程度のバネなので、案外苦も無く潜れた。
⑤:肘が痛い。
タンク底にあるドレン、1/2インチの差し込みで代用できました(専用工具を使いましょう)。
4
以前、下回りのシャーシブラック塗装で、タンクも塗装していたため、漏れたガソリンは真っ黒になります。
受け皿が、10リッター携行缶+細口漏斗なので、ドレンを外してしまうと、勢いが強すぎます。
なので、ドレンが外れる寸前くらいで止め、最大級の漏れで受け止めます。
その間に、給油口パイプ裏のインナーカバーでも外しておきましょうかね。
5
ポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタ
イライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライラ
ポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタ
ドレン凸ヽ(--〆)キュッ
時代は電動だ!
タンク内から、直接吸い込みます。
ミーーーーーンジュヴォーーー快適〜(´∀` )
【!火気厳禁!】ショートしたら・・・火花飛んだら・・・
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
燃料は!?
うーーーん・・・光の加減でしょうが、やや濁りがち?
やはり飴色が強過ぎる・・・
6
タンクからダイレクトに吸い込みましたが、ホース→ポンプ→携行缶なので、今、携行缶内には少なからずサビがありそうです。
そこで・・・
用意してました、燃料フィルター(中古)!
その燃料は・・・
我が家の馬車馬も、たまには労いましょう!
はーい、燃料だよー、ハイオクだぞー!
ちょっと臭うのは、珍味ならではだね!
7
投入完了〜、さらにもう1タンク、これもヴィッツへ、さらにもう1タンク!?
けっこうマークⅡに入れてたんだな・・・
燃料フィルターが仕事をしてくれたのか、最初の摘出より幾分透き通っていました(たぶん、初回は溶けたシャーシブラックが混ざったのでは)。
8
ヴィッツは既に満タン(カローラがこんな高燃費だったらなぁ)、1タンク余ってるよ!?
どうするよ・・・
9
10
さあ、潜り込め!
コレが悪名高い(これはこれでメリットもありますが)、アウトタンク燃料ポンプです。
吸い込む側のホース径が太い・・・
むむ!?ポンプから出るホースとのジョイント部、パイプの根元が少し曲がっている!
誰かが外そうとして、返り討ちに遭ったな?
11
タンク脱着において、燃料の行き来を切り離します。
キャニスター行きは先に外しましたので、あとはメインとリターンです。
この車、感心したのは、リターンが8mmパイプでした。
メインは、(私の知る限り)ほとんどのインジェクション車が8mmですが、リターンは6mmだったりします。
AE86然り、TE71然り、ガゼールは共に8mmでしたが。
単にトヨタがケチなだけなのか、ターボ車は燃料にシビアなので、マージンを取っているのか・・・?
我がカローラは、リターンだけオーバーサイズで引き直しました。
今日日の車は、恐らくポンプ制御で吐出量を調整できるので、問題にならない・・・というより、そもそもリターンが無いのかも?
12
燃料タンク下ろしで忘れがちなのが、こちら。
ここを外さずに燃料タンク固定のバンドやステーを外すと、燃料タンク、及び残留燃料の重さが、モロにオーバーハングが架かる状態となって、ここのパイプやフランジに負荷が掛かることになります。
13
タンク後方、タンク固定バンドが分割式で、バラしやすそうです。
そこのナットを緩め、奥に入り込み、タンク前方の固定バンドボルトを外します。
左右2本外した途端に、ガタッと落ちてくるはずです。
ちょうどそれを、胸で受け止める感じかな?
14
顔で受け止める感じでした。
15
まずタンク前方を着地させ、後方のナットを外せば、無事下りました。
給油口パイプが上の方に伸びているので、タンクを傾けることでパイプ先端の高さを下げながら、引っ張り出します。
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無事摘出しました・・・デカいな!さすがは65リッタータンク・・・
ダルマセリカの燃料タンクも、50リッターくらい入りますが、樽型なので、持ちやすいんですよね。
このタンク、洗浄剤入れて振り回すの大変だな・・・
そして、主のいない下回り・・・
リアアクスルを、後方から撮影できる、唯一の機会です。
17
うん、腐食は少ない!
簡単に落として、またシャーシブラック&チッピングコート祭りかな。
タンク固定バンドの後方は、簡単に外せるので、お持ち帰りします。
・・・何故か、バンパー固定ボルトが緩んでいました・・・
こうした異常確認ができるのも、プチレストアの喜びです。
18
さて、もう1つの要、今回の実行犯(タンクが首謀者?)、燃料ポンプを外します。
もっともブラケットごと外すだけ、配管(パルセーションダンパー)だけ外したら、ブラケットなんてボルト3本です。
配線引き抜・・・けない!?
なんだこれ、ダイレクトで繋がってやがる!?
配線の先は・・・車内、リアシート裏辺りか〜
めんどくさいな〜・・・
ブツッ
19
ポンプはよいよい、ホースが・・・手強い!
10ページの通り、配管に折れがあるので、無理な力をかけて、さらに折れると厄介です・・・
慎重に緩め、フレアナットを外す・・・のも、フレアナットの直後に折れがあるので、僅かに引っ掛かって、手回しできない!
厄介でした・・・
ああ、カローラも4独にしたいなぁ・・・
20
今日はここまで〜
(この作業日の)日曜日は、大河ドラマのために20時までに帰らなければならないので、タンクやタンク固定バンドを回収、お持ち帰りします。
こんなタンクも収納できる、ヴィッツ、ご苦労!
21
再び自走不能となったマークⅡを護衛するのは・・・Rー2先生!
老いてなお盛ん、頼りにしてますよ!
そろそろ入れ換えシーズンだな・・・
実は、カローラに乗る前、MRー2(AW11)に乗っていたのですが(前期のみのムーンルーフという、激レア)、こんな複数台持ちになるのであれば、残しておくべき愉快な車でした。
『MARK2!Rー2!MRー2!あと足りないのはCOROLLA2!』
って言えたのに・・・
帰ります。
・・・あれ?ヴィッツ、吹けない・・・?失速するぞ!?
!!
4月1日じゃねぇか!あの燃料か!
SABIシステムって、なんだよ!!
『サーマル』って、頭文字“T”じゃねぇか!
ナノスチールなんて、聞いたことねぇよ!
騙された・・・
あのガソリンスタンド、どこの系列だ!?
ということもなく、ハイオク(発酵)にゴキゲンなヴィッツさんでした。
22
面白くなりそうだけど、1年保つんか、今回の大河は?
本日の延長戦、何はともあれ、内部確認だけでもしておきましょう。
悪寒しかしないけど・・・
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とりあえず、フューエルラインから。
アウトタンクなので、パイプだけ・・・何このUFO?
白〜樺ぁ〜~あおぞ〜ら〜
24
君の中はどんななのぉ?
うーーーん・・・
まあ・・・マシな方か・・・
角度的に撮影できなかったのですが、タンク上側は、まあまあ一面サビでした。
25
実は、メーターの燃料計がほとんど動かなかったのは、これかな。
フロートは、動くには動くのですが、手で上げ下げしない限り、フロートの自重で落ちるほど滑らかではありませんでした。
つまり、メーターが示していたのは、私が入れた燃料の最大値を示し続けていたのでした。
これ、時々オークションで新品が出品されていますが(という事は、まだ新品が入手できるという事でしょう)、これで動くようになれば、その費用分は浮いたと言えるでしょう。やって良かった!
後にウンザリする展開が待っているのですけどね。
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