2025年07月25日
今の車には、水温計が無いものが多い。ほとんどが警告灯で、その意味すら分からない人が多い。ゲージなら、ここまで水温が上がったから、オーバーヒートと思うだろうが、メータをよく見ないと温度計のマークだけでは判らないと言う人が居るのが今の時代である。
さて、そんな中、オーバーヒートしたら、車を日陰に停め、ボンネットを開けてエンジンを冷やす言うのが、JAF他多くの自動車関係者が謳う対策だが、これって何考えているの!と思うのが、昭和の世代である。基本オーバーヒートしたら、多くの場合エンジンは何らかのダメージを受けてしまう。その場合、リザーブタンクに冷却水があるか無いかでも状況は異なるが、まずは、エンジンを冷やすと言う意味では、エアコンをオフにし、ボンネットを開けて、水温が下がるのを待つ!と言うのは、完全に人任せ?いや車任せである。昭和の人間だったり、システムを理解している人なら、放置はしない!
まず、ボンネットを開け日の当たらない風通しのいい場所に駐車するまでは、当たり前の事。その後は、乗員は全員降りて、ドアを全て開け、ヒーターをMaxにし、ファンを最強にする!この事で、冷却水は、一気に温度が下がる。これって、当たり前なのに、今までこれを書いているのを見たことが無い!
その後、冷却水のチェックや、ラジエターキャップ、そして温度センサーや冷却ファンの作動チェック他行えば、オーバーヒートは、治すことができる。
同時に、今の車は、ノッキングを起こすと点火時期を遅らす機構があるので、燃焼室内部の汚れは、確実に落とすためにGA-01をしっかり使ってノッキングを解消しておくことは、理にかなっているが、これが意外と行われて居ないし、しっかりデポジットを落とすには、熱安定性と溶解力のある清浄剤でなければ、効果はでない。だからこと、GA-01は、圧倒的に違うのだと言うのは、分子構造他から、言えるのだと思う。同時にGA-02も使えば、経年劣化に寄るデポジットが引き起こすオーバーヒートは、確実に回避できる。それでもオーバーヒートするのなら、何らかの部品が劣化していると判断すべきである。この夏を乗り越えるためにも、清浄剤は欠かせない。
Posted at 2025/07/25 23:02:04 | |
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2025年05月24日
今年に入ってから、ディーゼル車のDPF再生不良に関する問い合わせが増えてきた。従来なら、アイドリング不調が多かったが、既にBoschさんもデンソーさんも対策がなされていて、最近では、かなり走行距離が伸びている車両以外、見うけられなくなってきている。
ところが、最近は、DPFの自動再生が上手く行かず、様々な添加剤を使用したが、益々状況が悪化してしまい、相談して来られる方がいる。まあ、色々なメーカーの?もあるようなものまで乱立している燃料添加剤市場故、本当に何が必要かすら分らず、処方されたものでは、この様な事になってしまう。清浄剤も、ディーゼル用は、何でも同じなんて思われたら大間違い。詳しくは触れられないが、ディーゼルのメンテには、きちんとした考えの下作られた多機能清浄剤と、インジェクターやポンプの保護と言うより、本来の性能を取り戻すために何が必要かを考えているものでないと、使えば使う程寿命が縮まるものすらある。
まして、金属を含むものは、自動車メーカーが管理して使用されているもの以外は、基本アウトである。
自動再生不良が起こったら、直ぐに対処すべきだと思う。
詳しくは、https://ameblo.jp/doe136-2/に
Posted at 2025/05/24 22:34:01 | |
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2024年12月27日
本日、Mazdaさんのディーラーで、ラジエターの漏れの確認と、それに伴うプログラミング書き換えを行った。同時に、車検時、メインテナンスモードでブレーキ液の交換をしようとしたときに警報がでて、かなり苦労したので再度ディーラーでやり直してもらった。ついでに、メインテナンスモードへの移行方法の書面を貰ったつもりだったが、肝心のメインテナンスモードの記載部分が抜けていた。まあ、整備所マニュアルを再度確認しておこう。
さて、この所様々な燃料技術をSkyactiv-Xに使ってみているが、基本はGA-02の摩擦低減燃焼技術やさらにその上のSPEC-G1等でも十二分の性能向上ができるのが判る。燃費自体は、記録を見て貰えばわかるが、都内でも高速でも、一般の方々の燃費が、確実にGA-02でも伸ばせるし、目一杯飛ばしたりする方でもSPEC-G1辺りで、ガソリン車としては上々の燃費を叩き出せるのが、判ってきた。このエンジン、正直なところ普通のガソリンエンジン以上に添加剤レスポンスがよさそうである。
ガソリン価格高騰でも添加剤で伸びる燃費でほぼ省察できそうな価格であり、上から下まで回転を使う人なら、元は取れそうである。エコランすれば、間違いないと思う。
ディーゼル用の燃焼を変化させる技術は、効くような条件とさほどと言う条件とがあって、まだ結論は出ないが、従来技術で最新のエンジン技術に対応できていることから、今後の課題は、プレチャンバー式にも対応できるかを確認したいところだが、日本の市場は、関係無いだろう。Skyactiv-Zがどの方向なのか早く知りたいが、今は、幾つかの技術を確立しようと思う。
GA-02は、それにしてもガソリン価格に比例して売れて行く気がする。今後さらに、効率の良い製造を考えてみたい。
Posted at 2024/12/27 15:18:59 | |
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2024年11月24日
この所、全く新しい方からの問い合わせがある。主に他の添加剤の愛好家のようにも思うが、幸い試しにTLのGA-01を使って頂いて効果がはっきり感じられたことからか、色々技術的な事を問い合わせて来られる。
できる限り説明を差し上げているのだが、一番の誤解が、やはりPEAは同じものだと思っているようで、スターターの分子構造+アルキレンオキサイドの種類、アミン化の反応方法や工程、反応率他、コストダウンの為にポリエーテルの安いモノで希釈したりと、世の中にはだいたい5種類以上燃料添加剤に使われている。さらに、メーカーによっては、界面活性剤を加えたりと様々なものがある。最近の話題は、この界面活性剤であるが、これを使う必要がある根本は、水溶性デポジットが落としにくいことから使うのだが、これを使うと、デポジット中のCaCo3を燃焼室内部に飛び散らせてしまい、熱でCaOとなったものと水分が反応LSPIが発生しエンジンにダメージを与えるケースがある。その為、TLでは全く異なる対応で処理している。これは、それこそ企業秘密だし、同時にLSPI抑制の為、特殊処理を加えている。まあ、この辺りまで、説明してもさほど意味は無く、どちらにしろ安く作りたい場合には、仮面活性技術も使い方次第。
だが、一番納得してもらえないのが、PEAは、燃え難いと信じ込んでいる方が実に多い。これは何を持って燃え難いかと言う表現であるが、これはハイオクなどや一部のガソリン添加剤に含まれるPIB-Aが燃え難いと言うより、カーボン化してしやすいものと、何処かの誰かさんが間違って2000年前半の頃に書き込まれたのが始まりだったと思う。PIB=高分子炭化水素であり、オイルと同じ。それ自体はネバネバしたものである。これにガスバーナーの火を当てると直ぐに炭化してしまう。これに対してPEは、エーテル結合C-O-Cの構造を持つから、酸素含有ポリマー故基本的に燃えてカーボン化しない。それゆえ、何を持って燃え難いと言うのか?もちろんガソリンに比べたら燃え難いだろう。だが、ある一定温度になると、分解して燃えてしまう。これこそがPEAの優れた点であり、もう少し化学の勉強をされることをお勧めしたい。例えば、ガソリンを加熱しながらバーナーを当てて行くと、カーボン状のデポジットが残る。ガソリンて燃えやすいにはずでは?となる。
安いPEAは、直ぐに分解し燃えてしまうから、デポジットを溶かす前に燃えるので性能が悪い。そこで高分子化して何とかしようとするが、バランスが必要。だったら、どう分子設計するか?つまり熱安定性・分解温度をどの様にコントロールするかというのが、設計ポイントで、日本国内で、この辺りの研究をしたり知見を持ち、更なる研究を続けているのはTLぐらいである。ネットで最強のガソリン清浄剤と言われるのには、それなりの理由があるが、それ自体を企業は一般の方にオープンに等するはずもない。せめて基礎的なこと位は理解してネットに上げないと、間違った知識が植え込まれた人たちがかわいそうである。
ネットへの書き込み自他、趣味の範囲と技術の範囲を弁えた上でのうんちくこそが求められると思う。簡単い言えば、単なる清浄剤と言っても、プロの世界はあるのだが、色々なブランドを付けて一般に販売している企業自体が本当の事を知らないのだから、起こりうる事。間違った情報は、正すのがプロの役目だと思い触れる事にした。
Posted at 2024/11/24 20:41:40 | |
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技術 | 日記
2024年07月13日
この7月で、19年目を迎えた、日本の新長期規制を、まだ新短期規制中に何処の自動車メーカーもクリアできなかった時に、ほぼオリジナルの状態でクリアさせたのが、我がプ嬢です。その後、年3万2000kmを数年にわたり走行し、燃料における色々な問題をあぶり出してきてくれた車両です。
2005年当時は、燃料フィルターの汚れがまるで、エンジンオイルフィルター並みに真っ黒になる原因も、軽油中のLI=潤滑性向上剤中の原料であるトール油脂肪酸中のレジン成分である事、そして、冬場の3号特3号軽油中のCFIが原因だと指摘し、今では、前者の要因は改善されている。その際、インジェクター内部他のデポジットの除去方法を、従来のPIB-A系の清浄性だけではなく、特殊なアミンと組み合わせる事で、大幅に性能アップする事、そして、燃料フィルターが汚れた状態で使うと、清浄剤が汚れを溶かし、インジェクターのトラブルを引き起こす事等、多くを学ばせてもらったのも、我がプ嬢でした。
その後、DA-07をさらに進化させたZERO-D7を使い、未だ20万km走行しても一切インジェクターのトラブルは無い。特に2005年製の1工程6回の噴射をするインジェクターで、この距離を全く問題なしに走行できている理由は、この適切な清浄剤の使用と、ディーゼルでありながら、トルクアップ・出力向上を得られるZD-STの使用によるところが多いですね。
今までトラブルは、オートクルーズのブレーキ側のセンサー不良、エンジン回転センサーの不良=リコールとなっていますが、その前に交換、エアコンのセンサー不良ぐらい。あとは、インジェクターの戻り配管のO-リングからの漏れ、後は、ライトやブレーキパッド・クラッチ等の消耗品交換ぐらいで、ここまでトラブルフリーの欧州車ディーゼルは無いと言えます。まあ、燃料計のトラブルが無いのは、燃料開発をしているがゆえ、不具合になる前に、確実に適した清浄剤を使っているからだと言えます。
そして、まだまだ、我がプ嬢は、現役で働いてくれると思います。 燃費だって、リッター20km越えですからね!
Posted at 2024/07/13 23:17:40 | |
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