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ケ ン シ ロ ウのブログ一覧

2014年09月03日 イイね!

交通事故で評価損・減価額を勝ち取るまで 最終章

最終章です。



交通事故で評価損・減価額を勝ち取るまで 第1章からご覧になっていただけるとありがたいです。





「あれだけの文書と判例といった根拠を示されれば、保険会社として反論は出来ないので払います。」


!?

拍子抜けした。
恐らくは支払われなかった判例などを提示して反論してくると想像していたからだ。
その反論に対する証拠、根拠も文書として用意していたのだからなおさらだ。
評価損に関する判例・資料集 pdf


文書一式を送付してからこの連絡が来るまで一週間以上経過していた。恐らくは営業所としてもそれなりに本社と交渉したうえでの決済なのであろうか。
私と相手方が同じ保険会社だということ、代理店の人間の対応の悪さが本社までクレームとして上がったこと、
根拠を示したうえで私が譲歩していること、これらは恐らく実際多少なりともに武器となったのであろうか。

実際の示談書が到着するまではにわかに信じられなかったのだが、電話からおよそ1週間後に示談書が届いた。



電話で説明された通り、過失割合が9:1ゆえに、422,000円の9割である379,800に、修理期間中のガソリン費用の6割を加算した額を提示してきた。
残り1割ぶんの減価額、そしてレンタカー費用の1割ぶんは私自身の車両保険から、という要望は通らなかったものの、数万円の金額でムキになって交渉決裂、白紙撤回は避けなければならず、まぁ、ここが落としどころか、と示談書にサインをした。
399,290円からレンタカー自己負担分を差し引いた額が口座に振り込まれ、この件は一応の決着がついた。

希望通りの額ではないものの、
「評価落ち?そんなもん、出ない出ないwww」と人を小馬鹿にした代理店のおっさんの鼻を明かしてやることができたうえ、愛車の無念を晴らすことができたような達成感。

保険の等級は3等級ダウンで、向こう三年間で10万円近い損失になるのだが、レンタカー費用一割負担を差し引いても人身傷害の部分と合わせておよそ30万が手元に残る形だ。これはあの代理店のおっさんに任せっきりであったならば手にできなかったカネだ。
金額の問題ももちろんだが、何よりプライドが保たれたこと、その喜びは大きい。







私は、バカな男です。
感情論、たとえ損でも感情論で納得するような馬鹿な男です。
ですから、代理店の対応は以ての外ですが、アジャスターの人間も
「わかりました。会社と交渉してみます。」
「大変申し訳ないのですが、私としても頑張ったのですが、会社からOKが出ませんでした。申し訳ございません。」
こういったカタチで攻めて来られれば、おそらく私は納得していただろう。
両名ともバカなプライドのために、払わなくてもすんだかもしれないカネを私に払う羽目になったのだ。特にアジャスターは、支払保険金をいくら削減したかが評価に直結するはずだ。アホだなぁ。

私は、理不尽に売られたケンカは、たとえ勝てなくても戦います。今回は運良く辛勝することができました。
基本的に損保会社が支払いを認めたがらない評価損を、個人の力で獲得できたことは意義があったと思います。





大変長くなりましたが、最後に

似たような状況に陥った方、もしこのブログをご覧になっているとするならば
諦めないでください。保険会社にまかせっきりだと出ない評価損が、弁護士を通さずとも、裁判せずとも勝ち取ることができます。
私の場合、完全勝利とはいきませんでしたが、それでもその9割を獲得することに成功しました。
保険会社の言いなりにならないでください。

私と同じような状況にある方々が、これら資料(評価損の請求 pdf )(反論に対する資料pdf)を参考にしていただけたら私も嬉しいです。










そして
私自身が接客を生業とするなかで
お客さまに対し「出来ない」は通用しないというのが私の持論です。
言葉遣いとして「できません」は、けっして口にしてはいけないと考えます。せいぜい「致しかねます」であるべきで
そのうえで代替え案をお客様に提示すること。私はそのように接客を行っております。
損保会社はそこのところどう考えているのか私には解りかねますが、接客を生業とするものとしてこれを反面教師とし
自身の接遇に活かしていくといった意味では、けっして今回の件は理不尽や苦労といったものだけではなかったのかもしれません。







最後までご覧いただいてありがとうございました。





Posted at 2014/09/03 22:47:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年09月03日 イイね!

交通事故で評価損・減価額を勝ち取るまで 第6章


交通事故で評価損・減価額を勝ち取るまで 第1章からご覧になっていただけるとありがたいです。


日本自動車査定協会とアポを取った。事故減価額証明書の発行のためだ。

これは修復歴有の査定落ち分の根拠となる。
こっちは保険加入者であり、また過失が一割あるとはいえ被害者でもある。にもかかわらず保険代理店のこの仕打ちには査定落ち分まできっちり請求しなければ気が済まない。
代理店もの人間も、普通の接客業のように謙った対応さえしていただければ、私としてもここまでゴネることはなかったのだ。
事故からしばらくの間、理不尽さと信頼していた人間に裏切られたことへの怒りで睡眠薬と安定剤のお世話になるほどつらかった。首の痛みよりもだ。
本音は精神的苦痛の慰謝料だって請求したいぐらいなのだ。




査定協会が発行する
「事故減価額証明書」
これは修理見積もり金額の30%程度が相場だ。







修理見積書










事故減価額証明書





修理見積もりに対してのこの金額は、やはり相場通りといえる。
中古車としての下取り査定は私のクルマの場合4か月落ちゆえ100万円単位で下がるのだが、あくまでも根拠となる公的文書で提示できるのはこの金額なのだ。
この金額をいかに勝ち取るか、が争点だ。
請求書と銘打った文書と過去の判例を抜粋したもの、そして「事故減価額証明書」を同封し、保険会社へと送付する。




保険会社に送付した文書一式pdf 



人身傷害についての示談書への押印は保留とした。
物損の補償を私の満足のいくカタチで行わなければ、全ての話を進めないぞ、という意思を暗に示すためだ。
送付した文書の中の「ガソリン代の差額」および「レンタカー代一割負担の出所を私自身の車両保険から」というのは通らなければそれでいい。
譲歩しているアピールのためだ。減価額を満額勝ち取るための手段の一つのつもりだ。

減価額に関しては、事故直後の話し合いの際にアジャスターは「修理代の一割」などと妥協案を示していた。
こちらとしては、なんの根拠からその「減価額が修理代の1割」という数値を示したのかが納得いかなければ示談に応じるつもりはなかった。
ゆえに、第三者機関に客観的な根拠を示す「事故減価額証明書」の金額を請求することとしたのだ。

鼻で笑って「そんなもん、出ない出ないwww」と人を小馬鹿にした代理店のおっさんの鼻を明かしてやるため
そして愛車の無念を晴らすための戦いだ。

しかし








当初の修理見積額よりも、実際の修理代のほうが高くついたのは失敗だった。先走りすぎた。
見積もり金額145万に対して422,000円の減価額は相場であろうが、おそらくは実際の修理明細の金額170万を持って査定協会に依頼すればその3割である51万に近い額になっていたであろう。


しかしこれも、武器として使うこととする。
「こちらは51万ではなく42万で譲歩している。過失割合についても異存はない。保険会社としてこちらの譲歩に対する誠意を見せてほしい」

と、譲歩をアピールし、過去の判例を根拠として示し、さらに電話での交渉には応じないこと
これらを盛り込んだ文書を送付してからおよそ1週間後、アジャスターから電話があった。
私が送付した文書では電話での交渉はしないと記述しているし、支払わないといってきた際にも、
その支払わない根拠を提示してきたときの(内容は想像がつくため)反論のための根拠も用意している。
怯むことはない。
多少緊張しつつ電話を取る。


つづく
Posted at 2014/09/03 22:24:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年09月03日 イイね!

交通事故で評価損・減価額を勝ち取るまで 第5章

交通事故で評価損・減価額を勝ち取るまで 第1章からご覧になっていただけるとありがたいです。


リビングに戻ると、パソコンの前で妻が誰かと電話している。
どうやら、損保会社の本社のようだ。
お客さま窓口の電話受付時間が終了していたため、24時間事故サポートセンターに電話したようだった。
私も怒り心頭だったが、妻も相当に頭に来ていたのだろう。

「やっと帰ったみたいですね、いま主人が戻ってきましたので、本人に代わります。」

そう電話口でやり取りし、妻が私に携帯を手渡した。
クレームを上げるには筋違いであるにも拘らず事故サポートセンターのオペレーターは、事の経緯を聞いてくれた。
そのうえでオペレーターは言葉上、表面上は私の言い分を認めてくれたようで謝罪の言葉をいただいた。

翌日には、こちらの事業所に本社から連絡が行ったようで、事業所の人間から私の携帯に連絡が入った。
表向きは謝罪だが、あくまでも代理店の個人であり、会社としては代理店の変更はできないとのことだった。
どうしても、というならばいったん解約して、新たに加入しなおすしかない、と。
加入しなおすならば、代理店を紹介することはできる、と。
事業所は、代理店の人間が契約を取ってくるから会社が成り立つのであって、力関係でいえば代理店のほうが上なのだろうか。
保険会社のシステムは、私にはわからない。
しかしこれで私は、自身の保障内容に対して代理店を通さず、個人で保険会社と交渉しなければならなくなったのだ。

「解約は、とりあえずしない。○○損保さんとは付き合いが長いし、会社自体への不満は今のところ無い。ただ代理店の人間とそりが合わないだけだから」
こう返答した。こちらは譲歩しているんだよ、悪いのは代理店なんだよ、だから私が納得のいく落としどころを作ってよ、という意思を示すためだ。

表向きは謝罪だったが、事業所内で私は「めんどくさいクレーマー」と思われているのは容易に想像できた。
その後の対物担当のアジャスターと電話での会話でもそれは感じ取れた。
一円でも少なく支払いたいアジャスターと、ここまで来たら修理費用の他に適正な事故減価額を支払ってもらわないと憤りが収まらない私。

なぜ、一時停止無視の高齢者のおかげで、私が悪者となり金銭的な損害だけでなくこれほどの精神的な損害を被らなければならないのか。
事故による首の痛みからくる頭痛かと思っていたのだが、どうやらそれは精神的苦痛からくるものだと想像できた。
怒りと悔しさから、食欲不振と不眠が続き神経科を受診したが、この通院に関してはもちろん保険で補償されることはない。理不尽だ。
しかし、人身傷害については事故当日の通院と、その後の2日間の休暇取得を休業補償として請求するに留めた。
その気になりさえすれば、毎日のように通院して、ずっと「首が痛い」などとゴネ続けて保険金額を釣り上げることもできたのだが
本来の目的はもはや金銭的なものだけではなく、鼻で笑って「そんなもん、出ない出ないwww」とバカにして私の事を失礼で非常識だと罵った、あの代理店のおっさんの鼻を明かしてやるというプライドだ。
査定落ちの減価額を獲得してこそ、愛車の無念を晴らし、理不尽な仕打ちを受けた私のプライドも回復できる、そんな思いで居たのだ。





ディーラーは、修理代車をなかなか手配出来ずにいた。
1割分とはいえ、多めに見積もって10,000円の一割1,000円だとしても、一ヶ月ならば私の負担は30,000円だ。ちょっと痛い。
事業所の担当者から連絡が入った。
「自己負担額もありますでしょうし、レンタカーのランクを下げませんか?」
私に異存はなかったので、レンタカーは3ナンバーSUVから5ナンバーワゴンへと変わる。
しかし今度はレンタカー会社から連絡が入る。
「12ヶ月点検が切れるんで、車両変更して貰えませんか?」
今度は3ナンバーワゴンとなる。
コロコロ変わって、落ち着かない。

修理はメーカーの部品供給が遅く、長引きそうだった。
メーカーの部品供給能力が原因で長引くのはメーカーの責任なので、多少無理矢理にでも修理代車を用意できないか、
1か月分のレンタカー代一割自己負担は覚悟していたがそれ以上はキツイ、とディーラーと交渉すると
プライバシーガラスはおろかUVカットガラスですらない、ドアノブ未塗装の廉価グレードの軽自動車が用意された。
修理代車ということで費用が掛からない以上、文句は言えない。



事故発生から37日目、やっと修理が完了した。
自宅のカーポートのあるべき場所にあるべき車が停まっている光景が、やっと戻ってきた。
事故車、としてケチがついたかもしれないが、価値は100万単位で下がったかもしれないが、あるべき場所にあるべきものがある、これで
まずはひと段落。
残りの交渉は、あとわずかだ。
希望通りの補償が受けられる保証はない。基本的に保険会社のスタンスは「原状回復」だからだ。

代理店を通さず、一人で戦わなければならない。







つづく
Posted at 2014/09/03 22:15:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年09月03日 イイね!

交通事故で評価損・減価額を勝ち取るまで 第4章


交通事故で評価損・減価額を勝ち取るまで 第1章からご覧になっていただけるとありがたいです。



事故から3日後の19:30過ぎ。
例によってアポなしで訪問された。
要件は、保険金請求書類への記名押印のようだった。
アポ無しで20時近かった。
他の仕事を終え、自宅に帰る際のついでたというのが容易に想像できた。毎度のことだ。
こんな時間で、しかもうちには障害の息子が居るので、玄関での対応となったのだが…

事故翌日の電話でのやり取りの件もあり、不満をぶつけずにはいられなかった。
数々の不手際やアポなし訪問でアナタに対して憤る妻をフォローしていること。なのに私が悪者の仕打ちはいかがなものか、と。

彼はこれまでの自分の不手際を、不手際とは思っていないようだ。絶対に謝罪の言葉を口にしなかった。
それどころか終始のけ反った姿勢で、私の言葉に逐一反論し

「あんたの為を思って動いているのに、100:0にならなくても90:10以上、95:5とか目指そうと思って動いているのに、失礼だ。」
「非常識だ。私にも客を選ぶ権利がある!!」
「損保会社としても9月に合併を控えていて大変な時なのに、少しは思いやりというものを持てないのか。」

これには私も閉口した。

90:10が95:5でも関係ない。修理費はどうやっても私の車両保険を使わざるを得ない金額になりそうだし、そうなれば
保険上の過失割合など関係ない。等級が下がるのが避けられないのなら満足のいく保証を会社にさせるのが代理店の役目ではないのか。
95:5などと、子供だましも甚だしい。
結果「95:5になりました私頑張ったんですよぉw」などと言われても、私の損害は90:10となんら変わらないのだから。
○○のセガレが、生意気言うようになりやがって。俺の言うことを黙って聞いていればいいんだ、という思いがミエミエだった。
最終的に私と会社の双方に対して「うまく収めてやったぞ」とドヤ顔したかったのがミエミエだ。
それを○○のセガレごときが口答えしやがって、ぶち壊そうとしやがって、と憤っているのだ。
そもそも、会社の合併など加入者の私には関係ない話まで持ち出してきてどうするつもりなのか。
「おもいやり」という言葉を使うのならば、むしろ私を思いやってもらいたいものだ。







【過失割合】

※上記のリンク先を参照
「Bの著しい過失」を主張し、過失割合を10:0にするために交渉し、私自身の保険を使うことなく等級ダウンによる保険料の上昇を防ぐことよりも
減価額を勝ち取るほうが経済的損失も少ないのは明らかなのだ。ゆえに過失割合でゴネるつもりはなかった。




それまで黙っていた妻が、口を挟んだ。
「このまま話していても平行線だからもうやめてください。」
「それよりも今日この人、休みを取っていたのでこんな時間じゃなくても良かったんですよ。」
「小さい子もいるし、ご存じのように障害もある子だから、この時間帯にアポなしで訪問されるのは困るんで今後やめてもらえないだろうか。」

妻は感情を抑えて、双方の振り上げた拳の落としどころを作ったのだろう。
しかし妻のこの言葉に対し彼は、のけ反った姿勢のまま
「フンっ」とも「ヘンっ」とも聞き取れる音を発して、鼻で笑った。


私はもう、限界だった。
一言、自身の不手際を認め、またレンタカーの一件も含めて「すいませんね」の一言で済んだはずなのだ。
しかし、頑なに彼はそれを拒んだのだ。
妻が落としどころを作っても、それを拒絶したのだ。
十数年前の、代理店として駆け出しの頃とは違い、私たち家族の契約がなくなろうが痛くも痒くもないのだ。
少額の顧客の対応など、どうでもいいのだろう。
彼にとっては少額の顧客かもしれないが、私達にしてみれば自動車損保、火災保険に生命保険まで一任してきたのに、だ。
二回り以上も年齢差がある、○○のところのセガレごときが生意気だ、というプライドなのでしょうが、私だって20歳の若造ではなく
会社での立場は一応中堅どころだ。会社では部下を指導する立場でもある。20歳の若造ではない。私にだってプライドはある。
私自身も接客を生業とする。どんなに親しい間柄のお客さまであっても、こんな顧客対応は以ての外だ。

妻が作った落としどころを拒絶した彼と、どのように会話してお引き取り頂いたかは覚えていない。
それほど怒り心頭だった。
非常識で失礼なのは私なのか彼なのか、もはや怒りで訳が分からなくなっていた。


つづく



Posted at 2014/09/03 22:02:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年09月03日 イイね!

交通事故で評価損・減価額を勝ち取るまで 第3章

交通事故で評価損・減価額を勝ち取るまで 第1章 からご覧になっていただけるとありがたいです。


事故翌日の夕方、代理店の彼から電話が掛かってきた。
内容は

・代車というのは動けば良い程度の、当面の移動手段であるべきだ。3ナンバーSUVだなんてとんでもない。
・レンタカー費用は保険で補償できない。つまり9割は加害者側に請求が行く。
・修理に一か月掛かるとしてその間ずっとレンタカーに乗り続けると30万近い請求となる。 
・新車をぶつけられて頭にきているだろうが、少しは相手を思いやる心を持ってはどうか。
・ディーラーにあなたの責任で修理代車を請求するのが筋でしょう。

要するに、怒り心頭の私がゴネにゴネて3ナンバーのSUVを用意させた、ということらしい。

いや、仮にそうだとしても、私の請求は間違っていない筈だ。9割は相手方の対物保険で支払うべきだし、
残り一割は私の車両保険から出せないのであれば私の自己負担、というのは我がままでもなんでも無い筈だ。
そもそも3ナンバーSUVを請求した覚えは無い。車種はあくまで保険会社が手配した結果だ。
(極論を言えば、自身のクルマと同等の代車を請求する権利ぐらいはあるとも思えるのだが)

なぜ私が悪者扱いなのか。私にも過失があるとはいえ、割合的には9:1だし、被害は私のほうが甚大だ。
むしろ私が思いやってもらいたいものだ。
相手を思いやる、ならば
相手方を攻撃こそしない。補償はあくまでも保険会社だと解っているからだ。
なぜここまで悪者扱いされなければならないのか。

怒り心頭の私は、上記の内容をぶつけた。
怒りが頂点に達した。ここから先は売り言葉に買い言葉。

「そういう事情ならばまぁ仕方がないかもしれませんね、双方の事情を聴かないと事実確認が取れないでしょ。」

一言、「勘違いでしたすいませんね」とさえ言ってくれさえすれば良かったのに、あくまでも悪いのは私のようだ。
冒頭で書いたとおり、彼にとって私はいつまで経っても「○○のせがれ」なのだ。
上記の言葉で、余計に許す気にはなれなかった。

「新車がたった4ヶ月で修復歴扱いだ。感情論でいえば新車持って来いと言いたいぐらいだ。事故歴で価値が下がった分は保険で補償してくれ。
できないとは言わせない。裁判でもなんでもするぞ。判例は山ほどある。」

「そんなものは聞いたこともない。判例とやらを教えてみろ。」

この日の電話のやり取りは、こんな売り言葉に買い言葉で終わる。
※「評価損 判例」でググってみてください。判例がたくさんヒットします。
これが2か月に及ぶ戦いの幕開けだった。




つづく



Posted at 2014/09/03 21:57:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

技術も無いのにクルマとバイクをこよなく愛し、アニヲタでもないのに北斗の拳にだけは妙にこだわる、なんだかよくわからないヘンナヤツです(笑 職業柄交通事故...
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