木製引き戸の戸車交換②

木工用ボンドを注入したネジ穴に、細い木を入れて…

細い木なんて無いし、割り箸削るの面倒で…

つまようじをブスリ。
これでいいでしょう？

乾くまで引き戸無しで待てないので、
すぐに つまようじを根元で切断。
ニッパーを使いました。

ちなみに、木工用ボンド付け過ぎでした。。。

戸車には、釘が添付されていたのですが、
最初からネジで大き目の穴が開いているいる所に釘で打っても抜けそうだな、と言うことで、ネジ止めしてみます。

穴に戸車をセットしたら…

ネジで止めていきます。
戸車の金具に対して直角ではなく、斜め外側に向けてネジ止めすると抜けにくいそうです。

こんな感じでハの字になるように止めました。

ねじ止め完了。

ちょろいなー
なんて思っていたのはここまで。
ここからがこの作業の大変なところでした( ;∀;)

引き戸を元に戻そうとしたら、入らない！
すり減った戸車が元の大きさに戻った事、
長年の経年で引き戸の上のレールが下がってきている事などが原因で、入らない事は珍しくないみたいですね。。。

引き戸が動く範囲の全領域で取り付けを試みましたが、入る気配なし。
二人がかりで戸を持ち上げても、下を蹴り込んでみてもダメ。

ガラスがはめ込まれているので、あまり無理に力をかけることもできず…

もう最後の手段、引き戸の上の面を削る。。。

何十年ぶりかで、カンナを引っ張り出して、様子を見ながら引き戸の上面を削りました。
結果、何とか入りました。。。

かかった時間は、戸車交換(買い物時間含む)1時間、引き戸を取り付けするのに約30分、計1時間半でした。
費用は、戸車\378、ネジ\138、ボンド\85、消費税で\649です。

交換後はびっくりするくらい戸が軽くなったのですが、ここで注意が1つ。

今までは重い引き戸だったので、同じ力加減で戸を開けると【ガシャーン！】です。。。

家族全員が慣れるのに、2日ほどかかったのでした(笑)
開け閉めしにくかった引き戸が、安くスムーズになって満足です。