本気になったNTT

NTTが子会社で東京証券取引所第1部に上場しているNTTドコモの完全子会社化をすることにしたそう。

TOBで買い上げて、（恐らく最終的にはスクイーズアウトもしたうえで）100％子会社にするそう。

表向きは今後の5Gなどを視野に入れてドコモを取り込んで通信分野の強化を図るというのが目的だそう。
とはいえ、恐らくは携帯電話料金の値下げが視野にも入れているのでしょう。

ドコモの利益率はとても高く、これが現在の総理大臣の逆鱗に触れている節もあるのです。
ですので、先手を打って予め親会社の傘下に置いて、収益の確保とNTTとして事業強化に走ったのだろうなと思います。

この情報は未明に時事通信が至急報を打って、日本経済新聞も今日の朝刊の1面に打っていました。
NTTはこの件でメガバンク3行に資金供給の要請をしたそう。

携帯電話料金の件では他のキャリアも同様でしょう。
今までのようにはさせんぞ！と今の政権は言っていますので、そこをどうやってしのいでいくかでしょうか、ね。

ちなみに、20世紀末はドコモは地域別会社制で、それとは別にPHS（NTTパーソナル）も同様でした。
今から考えるとエラいことしてたんだなと思うもんです。

結局ドコモは一本化され、PHSは利用者の減少でドコモに一本化されましたし。

時の流れを感じるもんです。