2023年04月20日
青梅線でも機関車を見かけます
EF210とHD300が時折。
昔石炭輸送が鉄道で行われていた頃はED16→EF64-1000が石炭車(いわゆるセキ)を引っ張っていたわけです。
そのために、長い側線が設置されていた駅もいくつかありましたし、信号所もありました。
その石炭輸送がトラックに変わって廃止されてからは側線を新たな手段として活用しています。
例えば側線が剥がしてホームにしたり(青梅)、新たな番線となったり(河辺)、臨時列車などの折り返しや待避に使われたり(宮ノ平と二俣尾)と。
それでも青梅線自体まだ貨物輸送が残っています。
立川~拝島間で。
要は横田基地への燃料輸送がまだ残っているのです。
私はコレを「横田輸送」と勝手に名付けています。
安善~拝島間でEF210がひっぱり、拝島に着くとHD300が入れ替えを繰り返して、八高線と西武拝島線を横切って横田基地の構内へ入っていきます。
「入れ換え」扱いですのでHD300の先頭には係員が添乗しています。
そして、横田基地への引き込み線と交差する五日市街道の踏切には仰々しい立て看板が立っています。
(要は立ち入るとかなりメンドクセーことになるぞ!というブラフ)
だいたいHD300が拝島の東側の側線にポツンと居たら横田輸送とわかります。
ですので、たまに大砲を構えたヒトを見かけます。
大砲の先には「桃太郎」(EF210の愛称)がいるのですが。
つい最近まではEF65PFとDE10だったのですが、いつの間にか変わっていました。
元々西多摩地区は横田基地がありますから低空で米軍機が飛んでいます。
横田基地に近いとより低空で。
C-130はいつもの事で、過去にV-22オスプレイも視ています。
旅客機は横田空域が設定されていて上空7000メートル以上で飛行しています。
ですので羽田空港から北部九州、北陸、中国方面に飛ぶ場合は羽田を離陸後高度を一気にあげていくことにもなるわけです。
沖縄では無くても身近に米軍を感じることはできるのですが(他には厚木と横須賀、三沢、岩国、佐世保)、おそらく23区や西多摩と八王子、昭島以外の多摩地区に住んでいる方々にはわからないでしょうね。
あとそういう基地が全く無い関西の方々にも。
そんな中でも米軍機では無い飛行機が横田空域を低空で飛んでいたこともあります。
1985年8月12日の夕方に視たJA8119(ボーイング747SR)。
伊丹に向かうべく羽田空港を離陸後伊豆大島沖でスコーク77(緊急事態発生)を発報してからは当時の横田空域内から出ることは無かったそうですし、実際に横田では着陸許可は出していたそうですし。
ブログ一覧 |
鉄道 | 日記
Posted at
2023/04/20 09:11:29
タグ
今、あなたにおすすめ