今回もラジコンネタだす。。。
ヨコモのBD7 2015と、タミヤのTRF419を比べながら平行して組んでいるあちし・・・。
その作業の最中に気が付いた事や、感じた事を書いていきたいと思います。
両車とも、駆動系とステアリングワイパーの取り付けが終わった感じです。
サーボはフタバのロープロサーボのBLS571SVをチョイスしました。
自分の第1次ラジコンブームの時(中学の3年間)、第2次ラジコンブームの時(アラサー近辺w)、
両方ともプロポはKO(近藤科学)のEX-I派だったのですが、今回はフタバのP4Xを購入してしまった為、第3次はフタバで行こうと思っています。
それにしても、BD7を組んでて非常に強く感じたのが、ヨコモという会社のユーザーへの配慮の素晴らしさです!
●感心点1:説明書の項目毎に、部品が1つの袋に完璧に纏められている。
タミヤの製品も、ある程度1つに纏められているのですが、一部のネジやワッシャー、ピロボールなどが別の袋に入っていたりして、混乱する事があります。ヨコモのキットは、その辺が完璧!
●感心点2:全ての部品袋の中に、その部品袋をパッケージした人の名札が入っている。
昨今の異物混入騒ぎを考えると、社員一人一人に責任感を持たせるその方法は、ヒューマンエラーの予防策として素晴らしい方法だと思います。
ヨコモという会社のユーザーへの配慮が非常に伝わってきて、ちょっと感動すらしました。
●感心点3:組み立て中に無くしやすい、ワッシャーやEリングの使用を限りなく減らしている。
タミヤは相変わらず、汎用のワッシャーやEリングを多用しています。
●感心点4:ラジコンの組み立てに慣れていない人だと大変なデフの組み立てが、半完成品になっている。
デフを開けて、オイルを注入し、閉じるだけで完成する。凄く楽でした。
タミヤのは、慣れている人や、工具を色々持っている人じゃないと、ちょっと大変だと思います。
・説明書に関しては、まだタミヤの方が見やすいかな?でも、昔と比べるとヨコモの説明書もかなり良くなっていて、ほぼタミヤのものと遜色の無いところまで来ていると思います。
・説明書通りに組み立てた時の完成度は、若干、タミヤの方が上かな?(駆動系の軽さ等)
ヨコモは更に微調整が必要な感じ。でもこれも、誤差の範囲って言える程度のものです。
◎キットの組み立てやすさを考えると、タミヤ派からヨコモ派になってしまいそうです。ヨコモのキットの完成度が本当に良くなっています。
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両車のフロントバルクヘッド周り
もうね、何から何までソックリですw
違いは、クロスバルクヘッドの有無と、ステアリングワイパーの軸がアッパーデッキと繋がっているかいないかの差位かな?
あーあと、前後ダンバーステーとバルクヘッドの固定方法が、BD7がネジ2つなのに対し、419はネジ4つだったりします。
クラッシュ後に継続して走らせるなら、419の仕様の方がいいのかも知れませんが、1度クラッシュしたらトリムズレなどでまともに走らせられなくなる競技用ツーリングカーとしては、BD7の仕様の方がアリなのかも知れません。
この辺は、タミヤとヨコモのレースに対する考え方の違いが出ているのかも?
バルクヘッドの肉厚などを見ても、全体的にタミヤは剛性重視、ヨコモは軽量化重視のように感じます。差はそんなに大きくは無いんですけどね!
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両車のリアバルクヘッド周り
んー・・・やっぱり、スパーギアの軸受が片側だけのBD7にはちょっと不安を感じます。
転倒などの大きなクラッシュ等でモーターマウントが歪んだりしなければいいのですが・・・。
まあこの辺も、前述した通り、レースに対する、タミヤとヨコモの考え方の違いが出ているんでしょうね。
タミヤはある程度の衝撃にも耐えられるように出来ている分、ちょっと重い。
ヨコモは軽量化&性能重視で、【壊れたらパーツ交換すればいい】的なスタンスに感じました。
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両車のステアリングワイパー部分
BD7 2015を組むまでは「なんでヨコモはアルミ部品のアルマイトカラーを黒なんて地味なものにしたんだろう?」なんて思っていたのですが、ここまで組みあがったものを見てみると、
TRF419の方は、無骨で派手。BD7 2015は、シックでセクシーな印象です。
TRF419はまさに王道。BD7 2015は大人向けに感じました。
BD7はバルクヘッドの角の処理の仕方もセクシーだし、バルクヘッドやカーボン材のカットラインもセクシーです!
「さすが、かっこいいシャーシを作らせたら有名な海野さんが開発責任者だけの事はあるなー」と納得してしまいました。これは黒で正解ですよ!本当に。
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てなわけで、組み立て作業をしていくうちに、BD7 2015の方に惹かれていっている私なのですが、実は私のBD7・・・非常に残念な事に見舞われていたりします。。。
下の写真は、BD7のシャーシ裏なのですがー
赤いX印のついたネジ山が全て潰れていて、ネジがハズれなくなっていますorz
TRF419は、タミヤ純正のチタンネジセットを使用したのですが、
BD7 2015の方は、某ショップオリジナルのチタン&アルミネジセットを使用しているんですよね・・・。
私は、金属パーツの組み付け時には、タミヤのネジロック剤を少量使用しているのですが、
タミヤ純正のチタンネジセットでは平気だったのに、某ショップのチタンネジでは、ことごとくネジ山が潰れてしまいました。
締め上げる力も、使用したネジロック剤の量も、ほぼ同じだったのに・・・。
そういえば昔、「チタンネジは、メーカー純正品か、信頼性の高いサードパーティ製のみを使った方がいい」とラジコン仲間に忠告されたような記憶が・・・。
あと、「どうせシャーシ裏のネジは擦れて削れていくので、剛性の高いスチール製のままにしておいた方がトラブルが少ないし、シャーシ裏だけスチール製にする事によって重心も下がる」という事も思い出しました。
そんなわけで、シャーシ裏のハズれたチタンネジはスチールネジに変更。左右の片方だけしか外れなかったものは、ネジロック剤を掃除したチタンネジにしておきました。
まあ、ネジ穴がガバガバでパーツが固定出来ないのとは違うので、とりあえずこのまま1度走らせてみようと思います。
走行の振動等で少しでも緩んでくれればもうけものって感じで(=゚ω゚)ノ
でも、折角気に入ったBD7 2015ですし、もう一箱、【ポチッとな】しちゃいました(*´▽`*)
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今のところ、TRF419よりもBD7 2015の方が気に入ってしまった感じの私ですが、
この後、足回りを作ったらどうなるか、わかりませんw
過去の記憶によると、サスアームも、ダンパーもタミヤ製の方が好きでした。
特にTRFダンパーは非常に4本均等に組み立てやすく、オイル漏れもしにくい秀逸なオイルダンパーですので、大好きでした。はたしてヨコモのダンパーが、どれだけ改良されたのか・・・その辺がポイントのような気がします。
後は、サスシャウトに使うシムの量でしょうか?あまり大量に使うのは好きじゃないのでー
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最後に~
最新オフローダーのヨコモYZ-2と、クラシックな往年の名車オフローダーのRC-10の復刻版キットが本日届きました!
本当は金色バスタブのRC-10が欲しかったんだけど、その改良版の復刻版だから、きっといいに違いない!?