
なに?前回投稿から2年も経過?なのではあるが、ピカソは4万8千キロを超えて元気に静かに走り続けている。
ちょうど1ヶ月前、夏タイヤを交換した。ショップではいつもブリヂストンを薦められるのだが、悩んだ末、今回はネットで買ったミシュランPrimacy 4を装着だけしてもらうことで合意。フランス車だからミシュラン、というわけではなく、そちらの方が安かったからと言うのが最終的な判断理由だったのだが。
タイヤの進化なんて実感できない、時にはむしろ前の方が良かったとすら思うのがこれまでの私の経験なのだが、新車納車時に履いてきたPrimacy HPの孫にあたるPrimacy 4には恐れ入った。まず走り出してなんじゃこれと思うほど静か、そして燃費が良い。ハードに切っても鳴かずに回り込むところはHPと同じで、かつて履いた国産のコンフォート系や好燃費系のような操縦性の妥協感がないのに驚いた。
ただ、こんなものは単なるインプレッションになりがちなので、ここでは敢えて数値的な根拠を示したい。まず、静かさだが、これはオーディオの音量で2目盛り分。つまり、今までの音量だと音楽がうるさく感じてしまい、平均2目盛り下げて走るようになった。還暦も近い私の耳は、良くなるどころか年々悪くなっているはずなので、目盛りを下げたくなる自分にびっくりした。
次に燃費だが、これはある程度長期間累積しないと意味のある数値比較にならない。ただ、自宅近所によく使う長い上り坂があって、私は必ずここでACCを62キロに設定してアクセルを安定させ燃費を稼いでいる。時間にして3分ほどの距離で、まず他の車にも出会わないので、ピカソが同じようなアクセルワークとギヤチェンジで自動的に登ってくれる。ところがPrimacy 4にしてから、途中の2箇所、勾配が緩いところで一時的に5速に入るようになった。これはエンジン負荷が減ったと検知して進段するからであり、つまり転がり抵抗が減ったことを意味している。
安さで買ったのに、こんな風に数値で実感できる改善があったのは素直に嬉しい。写真の通りイタリア製で、製造週は18年44週だから、昨年10月末だ。ますます滑らかになったピカソに乗る度にシアワセを感じる。
Posted at 2019/04/19 11:58:18 | |
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ピカソ | 日記