Mの真の実力はいかに?猛暑に挑んだパワーチェック結果
1
よりにもよって外気温35℃オーバーのシビアコンディションの中、長年のみん友さんであり、E90M3乗りの『たこゆきさん』をお誘いして、果敢にもパワーチェックに挑んでまいりました。
と、その前に、私のG80の簡単な仕様から。
走行距離:8,700㎞
吸気系 :スケスケSprintFilter
排気系 :フルチタンマフラー(ダウンパイプ有)
エンジン:ノーマル
冷却系 :ノーマル
点火系 :ノーマル
オーナー:アブノーマル
2
計測をお願いしたのは、愛知県大府市にあるチューニングショップ『REVEL』さん。
計測開始は13時と、南中しかかった日差しがめちゃくちゃ眩しく、輻射熱も半端ない💦
スタッフさんからも、「今日は本当に厳しいです!涼しくなると、5~10%程度は上がりますからね。」とのお言葉。
でも、いいんです、「俺の実力はこんなもんじゃねえぇぇぇ!!」と言いたいだけなんです(キリッ)
マジレスすると、この暑さで計測された馬力は、年間通して最も低い馬力となるはずですから。
3
じゃんけんで順番を決め、まずは、ウチのG80M3から。
準備が整ったところで、かつてE46M3で参加していた懐かしの飛騨ゼロヨンオフのナンバーマスクを張り付け、整備手帳にてUPしたDynoModeに入れて、セッティング開始。
4
S58に火を入れてみると、DynoModeは無事機能しており、エラー表示は皆無。
エンジンはスポーツモードにセット、エアコンはオフ、チタンマフラーのフラップをフルオープンにし、あとはスタッフさんにお任せ。
5
ただ、DynoPackに出力されるトルクが大きすぎて、2度の計測エラーが表示されたため、TCF:1.00(デフォルトは1.15)にて再計測。
ということは、何の係数もないツルシの軸馬力が表示されるということ。
4速でのテストランが終わり、いよいよ5速での本計測開始。重低音を響かせながら、絶頂へと上り詰めていくS58。
撮影している私に、スタッフさんが何やら神妙な顔つきで近づいてくるではないですか。
一体何が、、そして、その結果は・・・
6
お次はたこさんのE90M3。
ただ、DCTの制御が解除できず、2速での計測となりました。
チタンマフラーを入れたところで、ターボ化されたS58では到底、及ぶべくもない、とてつもない快音を伴い、8,000rpmオーバーの高みへと絶唱を振りまくS65。
ノーマルマフラーとは思えない、排圧と倍音は、やはり、たこさんのS65は私の知っているBMWのV8とは、別物かもしれない。
7
はてさて、うちのG80M3の実力測定の結果発表です。
ノーマルの510PS/6250rpm
最大トルク 66.3kg・m/2750~5500rpmに対して、35℃超の猛暑の中、計測されたのが、
最高出力:520PS/6002rpm
最大トルク:67.8㎏/4216rpm
と補正なし(TCF:1.00)のダイノパックの軸出力だけで余裕のカタログ値超えという、驚愕の結果に( ゚д゚)
ちなみに、FRの抵抗やロスなどを勘案した通常のTCF1.15を掛けると、
最高出力:598PS/6002rpm
最大トルク:78.6㎏/4216rpm
ほぼ600psとなります。
スタッフさんが私に確認に来たのは、DMEチューンをしていないかどうかでして、この気温の中、吸排気チューンだけでこの数値が出たことがにわかに信じがたい様子。
8
シビアコンディションでの望外な結果に、S58のポテンシャルに末恐ろしさを感じつつ、冬場に計測したら、一体どんなことになるのやら、どおりで怖くて踏めない訳だと戦慄を覚えるのと同時に、BMWターボの逆馬力詐欺が本当だったことを思い知ったパワーチェックでした。
REVELさんのインスタ(下のリンク先)から、動画視聴可能です。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( G80 の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク