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FlyingVのブログ一覧

2026年04月21日 イイね!

訳あり女子大生とグランクーペ

時々、思い出したかのようにUPしてはお騒がせしております、このシリーズ。

彼女たちの愛車への素直な感想、取るに足らない駆け引き、機微な感情の揺らぎ、悪魔の証明に打ち勝つ断固たるアリバイなどなど、日常のありふれた一場面を切り抜いたモノでして、特に他意はなく、そして虚実綯い交ぜになっているモノであることを申し添えておきます。

今回は、グランクーペに少々事情ありげな女子大生を乗せまして、その時のことです。

毎年、この季節には、本業とは別に、生活の糧の一つとして日銭を稼いでおります講師業の傍ら、巣立って行った生徒達の受験勉強の労をねぎらい、結果云々に関わらず、『受験お疲れ様会』を開いておりまして、今年、とある焼き肉店のワンフロアを貸し切り、10代の胃袋のために食べ放題のコースを予約し、盛大に開催した時のこと。
今年の参加者は、珍しく男子よりも女子が多く、そして何故か、数年前に私の下を卒業し、当時、高3の医学部受験講座の際に、課題文として出題した某医学部の過去問である『別れの手紙』を、私が知らないのをいいことに講義に出ていた元カレ本人の前で採点させられ、二人でdisりまくって、元カレを絶望の淵に叩き込むと同時に、まんまと公開処刑の片棒を担がされ、その後、元カレともども重い十字架を背負うこととなった、悪魔すらドン引きするほどの純潔の皮をかぶった冷徹な処刑執行人『リカ』(仮名)が混じっていたのでした。

※その時のブログはこちら

当のリカは、数年前の共通テストで得点率97%の脅威の高得点をひっさげ、全国の超進学校の英才たちを恐れ戦かせた挙句に、某K都大の医学部医学科を蹴って地元の国立大学医学部に進むという信じがたい所業の末、現在、医師の卵として実習中の身なのですが、
どこから嗅ぎつけたのか、「先生、今年の時間と場所教えてください(笑)」と、こちらから誘うまでもなく、シレっと参加し、そこで、家庭教師先の生徒をゲットしたり、件の別れの手紙を授業で使用していることもあってか『本人降臨!!』と生徒達のテンションも爆上がりし、ダメ男ホイホイのトークショーで場を盛り上げてくれるため、とても重宝しているものの、気持ちよく酔っぱらった最後は、合格祝いにおじい様から買ってもらった、とあるタワマンに、私が足変わりとなって送り届けるまでが1セット。

そして、今年も、コースに入っていないミスジやらの希少部位を勝手に追加注文した挙句、ソフトドリンクの私や生徒達を横目に、1人で日本酒、チューハイを細身の体のどこに入っていくのか目を疑うほど飲み干し、その結果、またしても予算を遥かに上回るお会計を済ませ、財布が羽毛のごとく軽くなったところで、
「こんな美少女が夜一人で歩いていると危ないので、送ってくれ、、くださいm(__)m」とのお約束のおねだりに、
「とっくに成人している上に、美少女かどうかは疑義があるけど、いいよ。」
「ええっ、ひっどい!どっからどう見ても、清純でいたいけな美少女でしょ!!」
「美少女というより、ドカ食いダイスキもちづきさんの先輩の、人生に疲れて酒に溺れたOLってとこじゃない。」
「そんなのヤダ、、超絶美少女だもん!!」と、とても予備校時代は常に全国で一桁、今の大学で学部2位の成績を維持している優等生とは思えない、低偏差値トークを楽しく交わしたところで、コインパーキングに到着。

※向かって右側が酒に溺れる先輩。左側は言わずと知れたモチヅキさん。
勿論、本文とは一切関係ございません。

実際、よくナンパされるため、限定的な保護者とは言えども、ほっとけないところもあるのです。もし何かあったら、リカを溺愛してやまない、超資産家のおじい様からどんなお仕置きをされるか分かりませんから(半分冗談)

「ちょっと乗って待ってて。」とグランクーペのドアを開け、駐車料金の支払いへ。
「え~新車ですか、これ!」とリカ。
「違う違う、中古だよ。かれこれ10年目ぐらいになる。」
「全然、綺麗じゃないですか~ドア気を付けなくちゃ。」と支柱に当たらないよう手で押さえながら、スカッフルプレートを跨いでナビシートへ。
「お邪魔しま~す♪なんか、いい匂いする♪」
納車オプションの内装クリーニングのおかげか、上等な石鹸のような香りが漂う車内で、ゆるやかに巻かれた髪をさっと後ろ手にまとめ、スカートから伸びた、長く形の良い足を揃えてシート調整をしている。
「お待たせ、行こうか。」
支払が終わり、F36をコインパーキングから出して、片道2車線の国道へ。
最近の出来事や実習のことなどたわいのない話が続き、サイドウィンドウから断続的に差し込む繁華街の明かりが、ずっと大人っぽくなったリカの黒目がちな横顔を浮かび上がらせては、猫のようにクルクル変わる表情を、張り子の回転灯のごとく照らしている
その間、B48は黒子に徹して、グランクーペの雰囲気に見合った空間を演出し、会話をリードするのはリカの役目、私は、そのウィットに富んだ話題に、相槌を打ちつつ、ほとんど聞き役に徹するのみ。

まもなく、リカのマンションという交差点で信号待ちをしていると、ふいに会話が途切れ、F36の車内に静寂が訪れたのでした。
かすかなコロンと甘い彩を含んだ香りがナビシートからふっと立ち上ったかと思うと、
「先生、ご報告があります。」とこちらを向いて、急に改まった口調になるリカ。
「な、なに、突然?」
こんな真面目な顔をしているのは、仮面浪人をしたいとの切実な相談を受けた時以来。
「ちょっとお伝えするのが、心苦しいんですけど、、、、」
「別に構わないよ、ていうか心苦しいなら敢えて言わなくても良いし。」
「以前、お話しした彼氏のこと覚えてます?」
「うん、知っている。東京の大学の医学科に通う、幼馴染だったよね。」
「はい、その彼とのことなんですが、、、、、」
珍しく歯切れの悪いリカに、
「あのさ、もうすぐ着くけど、言いにくかったら、落ち着いた頃にSMS(事情があってLINEはやっておりません。)とかでもいいからね。」と促すも、
「いえ、報告します!」と酔いが醒めたかのようにキリっとなるリカ。
「おう!」と身構えるも、
「その彼と、、、、」
「うん、、、」
「彼と、、、、」
「と?」
「と、、、、と、、、、、」とのグダダ具合に、
ふぅと一息ついてから、意を決したかのように、口を開いたのでした。
「け、、、結婚しました!!!」
「ふ~ん、そうか、、、って、え、えぇぇぇぇぇぇ!!大学生だよね?学生結婚!?」
あまりの予想外の報告に、うっかり降ろす場所を通り過ぎてしまい、それなら少し遠回りして話を聞くことに。
「彼から、実習に入る前に籍をどうしても入れて欲しいって。それで、流れで。。。」
「マジで?それはおめでとう!いや、びっくりしたよ。おじい様やお母さんも驚いたんじゃない?」
「それが、、、、まだ、友達とか誰にも言ってないんですよ。。。先生が初めてです。」
「そうなん?それはそれで光栄だけど、いや、その、さ、先生が始めてだなんて、誤解しか生まないセリフ、お願いだから他所で使わないでね、、、で、いつか言うんだよね?」
「何て言ったらいいか相談したくて。あと、先生みたいに奥さんのこと、ずっと好きでいられるかどうか不安で。」
だそうでして、今すぐは、ロクなアドバイスが出来なさそうだったため、改めてお祝い兼ねた作戦会議をすることに。
現在も遠距離恋愛、そして卒業後も遠距離が確定していたこともあり、彼氏の不安がピークに達したことで、勢いでプロポーズをし、その勢いに流されたらしく、
「二人とも大人で、彼氏も医者の卵だし、将来性は抜群だから大丈夫だと思うよ。報告するなら、とりま二人でだよね。それにしても愛されているよね~」と振ると、良かったのかどうか、分からないとのこと。
再びマンションの前に着いたところで、
「これで、先生と同じ既婚者ですから、安心ですよね!」と何が安心なのか分からない発言を残してグランクーペを降りた彼女は、
またこのカッコいいBMW乗せて下さいね♪」とダブルピースで見送ってくれたのでした。
という訳で、少々訳ありな女子大生を乗せてしまい、何やらめんどくさいことに巻き込まれそうな予感がしないわけでもない、グランクーペとの一夜。
マリッジブルーが後から来てしまったのか、それとも、何か秘め事でもあるのか定かではありませんが、果たしてF36のようなスタイリッシュな結末を迎えることが出来るのか、続編がありましたら、また、どこかの機会でも。

Posted at 2026/04/21 10:41:29 | コメント(3) | トラックバック(0) | F36 | 日記
2026年04月13日 イイね!

難病と桜とM3

難病と桜とM3持病について綴ることは避けてきたのですが、今年で罹患して10年目となる節目につき、無理をし過ぎたそれまでの自戒を込めてのものです。

あのスーパーサイヤ人たる悟空すらも、心疾患を患っていたぐらいですので、多細胞生物である以上、病一つない完全なる健康状態ということはなく、何かしらの疾患もしくは自覚なき病やその種を抱いているのは世の理。

こと、私自身におきましても、お金が貯まらない病、HR/HMが流れると反射的にヘドバンしてしまう病、愛車&ギター&嫁のことになると全く自制が効かなくなる病、好きな子にはいつも彼氏がいる病などなど、枚挙に暇がなく、
フィジカルな部分では、変形ギターを超ローポジションで開脚し、ヘドバンしながら弾き続けたことにより股関節に異常が起きてクラッチを踏むと痛みが走り、マニュアルの運転が難儀になったことで、泣く泣くE46M3を降りざるを得なくなったっこと、その長年のメタル生活のバンド活動のもう一つの弊害として、リハやライブで爆音に晒されていたことでの難聴が進み、脳内補完をするも聴き間違いが多数発生、その上、もともとアスペ気味だった性格が、仕事は別として、よりコミュ障になるなど、日常生活を送るのに不都合なものばかりで、
中でも、心身共に特大のダメージを被ったのが、以前、ブログでも認めました

『潰瘍性大腸炎』なのです。

かの故安倍晋三元首相が、職務不能に陥り、第1次内閣を解散させたことでも知られる、この難病。
原因は不明、悪化すれば人工肛門や大腸癌にもつながり、完治しないため、ひたすら寛解を維持していくのみでして、いい薬が出てはいるものの、再発が大変怖いこの病気と、都合10年ほど、付き合っております。

発症は、激務が続いていた2017年のこと。
経緯は先のブログで書いていたため、割愛しますが、尾籠な内容で大変申し訳なく、何が厄介なのかと申しますと、大腸の内壁に口内炎のような潰瘍がいくつもでき、お腹が下るのと出血が同時に起きて、それが止まらないため、とにかくトイレに行く回数が激増すること。
仏教の八大地獄に、実は、9つ目があり、それが雪隠地獄なんじゃないかぐらいの苦痛で、便意がある状態が断続的に何の予告もなく発生し、そして、そのほとんどが劇症故に堪えられないのです。
当然、TPOを選ぶことなどできるはずもなく、酷いときには数分ごとに襲われ、その度にトイレに駆け込み、もしくは長時間こもるのは日常茶飯事、失禁リスクが常に付きまとうために、外出することが怖く、やむを得ず外出する際には、コンビニやGS、駅のトイレを必ず確認し、通常の1時間程度のマージンをもっての出発はデフォルト。
勿論、何かあった時のための着替えも持っていかなければならず、そのストレスでさらに悪化する負のスパイラルが。
食事も厳しい制限が課され、脂質、刺激、非水溶性の食物繊維なんぞ摂ろうものなら、トイレに立て籠もること必至。
2017年の発症時は、幸いにも、外科的治療は必要なく、薬物治療だったのですが、本来なら一定期間入院するなりして一気に寛解にもっていくのが最良と分かってはいても、何せ、その激務の一切の責を担っていたので離脱することが出来ず、だましだまし仕事をしていたら、治るどころか悪化の一途をたどり、気が付くと、10㎏以上も体重が落ち、爪や皮膚、髪質もボロボロ、顔色は真っ青と、まさにジョージAロメオのリビングデッドさながらのバタリアンフェイスに変貌。


しかも、周りの人たちからは、この辛さが分かりにくく、やたらとトイレに行くことで、さぼっているのではないかと勘繰られることもあるほど、理解が得にくいのも難儀なところで、バンド活動も満足にできず、好きなことを全て諦め、食べたいものも食べられないまま、この先何十年もトイレのことばかり考えていくのかと、人生詰み掛かっていた折、F80M3のハンドルを握れるだけの体力をつけ、絶対に寛解して、それに乗ると心に決め、みんカラも休止した上で、ほぼ3年間を仕事と並行しての治療に費やし、家族の協力もあって、今から6年前に奇跡的に寛解を果たし、M3のオーナーに返り咲き、バンドのライブも再開できるまでに復活したのはブログの通り。

その後、何度も再発の予兆はあるも、都度、心身を休めるなどして、乗り越えて、G80M3へと乗り換えするなど、うまく付き合っていましたところ、今月、見過ごせない症状が出てしまい、楽しみにしていた古いみん友さんとの邂逅もドタキャンする羽目になってしまったのでした。
その節は、大変ご迷惑をお掛けしましたm(__)m

幸い、その前からしっかり体を休めたことで、遅咲きの桜を見に行く程度の体力が戻り、さすがに片道100㎞を超えるロングドライブは無理なものの、最近、F36に掛かりきりだったため、G80M3を引っ張り出して、近所のお山へと繰り出すことにいたしました(タイトル画像)

BGMはHM/HRセレクトながら、ハードバラードに絞り込み、体を労わってヘドバンは封印。
山肌の並木のほとんどが葉桜となっていたものの、珠玉のバラードに抱かれた車内でオキシトシンを分泌させながらM3をゆっくりと流して、わずかに残った桜を愛で、そして、絶品サンドイッチを買い込み、途中、HKSフィルターなどの不用品を現金化して帰宅。


地元の絶品たまごを使用した厚切りたまごサンド。いつも早い時間に売り切れになっているのが、この日、幸運なことに買い込むことに成功し、監理ポスト寸前だった私の家庭内株価がストップ高。


中華性トランクカバーとHKSエアフィルターを買い取りに。たまごサンド代が戻ってきました。


ついでに、外で借りているゲスト用の駐車場で、F36とG80を並べてパチリ。



H&Rのダウンサスを入れているG80よりも、なお車高が低いF36に、デザイナーの矜持を垣間見た気がしました。

ということで、2026年の桜も無事、M3で観ることが出来、近場ながら気持ちよく走れたことで、疲れとストレスも程よく抜け、ゆっくり休めたこともあり、再発の兆しも収まってきたように感じたこの週末。
年度が終わり、少しだけ一息つくことが出来たものの、新年度が始まって、仕事も徐々に佳境へと突入していくに際し、また、来年もG80で桜を愛でることを心に誓い、節制と休息を適度に織り込みつつ、もりもりと増えていくタスクをこなしながらも、この病とさらにうまく付き合っていくべく、心と身体の準備に余念がないのです。

諸兄、諸姉におかれましても、このメタラーと同じ轍を踏まないよう、どうぞご自愛くださいませ。

Posted at 2026/04/13 15:04:49 | コメント(8) | トラックバック(0) | My Life | 日記
2026年04月06日 イイね!

3車3様比較インプレ(F36&F80&G80)※素人目線です

3車3様比較インプレ(F36&F80&G80)※素人目線です大きなプロジェクトが2個クロージングし、束の間のクリアランスが訪れ、こうしてブログを書いたり、皆さんのページを楽しく拝見することが出来ております、FlyingVでございます。
ま、すぐにまた新たな激務が到来するわけですが、その前に、F36が我が家に来てから2週間が経過し、その間、高速道と一般道で500㎞を走破しまして、諸々のメンテをしたところでの、比較インプレをしてみたいと思います。
ただ、F36の比較対象となるのが、プラットフォームや規格が同じながら、性能差が歴然のF80とG80でして、片やMを冠し、当時の3&4シリの最高性能を発するモデルと、片やスタイリッシュなクーペデザインに汎用ユニットを積んだモデルでは、あまりにもフェアではなく、パウンドフォーパウンドのような比較をしないといけないのですが、これがまた難しい💦
色々と思案した挙句、完全なる素人目線の主観にて、性能差による優劣はなるべく避けつつ比較していきたいと思います。

※お断り:いざ書き出したら、バカみたいな駄文&長文と化しておりまして、ご興味のある項目だけ摘み読みしていただいても結構ですし、『それでも構わないよ~』といった好事家の方々にお付き合いいただければ幸甚です。
また、前車であるF80M3は、2年以上前の記憶を頼りにしているため、多分にバイアスが掛かっている可能性があります。


とその前に、3車の簡単な諸元を。
画像はSDG‘sに倣い、前のブログのものを再利用♳
F36 420i
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全長×全幅×全高 4670×1825×1395mm 車両重量 1640kg ホイールベース 2810mm
エンジン型式 B48B20A
最高出力 184ps(135kW)/5000rpm 最大トルク 27.5kg・m(270N・m)/1350~4600rpm
種類 直列4気筒DOHCターボ 総排気量 1998cc JC08モード燃費 16.0km/リットル
駆動方式 FR トランスミッション 8AT


F80 M3
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全長×全幅×全高 4685×1875×1430mm 車両重量 1640kg ホイールベース 2810mm
エンジン型式 S55B30A
最高出力 431ps(317kW)/7300rpm 最大トルク 56.1kg・m(550N・m)/1850~5500rpm
種類 直列6気筒DOHCツインターボ 総排気量 2979cc JC08モード燃費 12.2km/リットル
駆動方式 FR 
トランスミッション 7AT(クラッチペダルレスDCT)

G80 M3 competition
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全長×全幅×全高 4805×1905×1435mm 車両重量 1740kg ホイールベース 2855mm
エンジン型式 S58B30A 
最高出力 510ps(375kW)/6250rpm 最大トルク 66.3kg・m(650N・m)/2750~5500rpm
種類 直列6気筒DOHCツインターボ 総排気量 2992cc WLTCモード燃費 10km/リットル
駆動方式 FR トランスミッション 8AT


・スタイリング
 F36:ロングホイールベースの5ドアにも拘らず、間延びすることなく、ハイセンスに纏められた伸びやかなクーペスタイルは、細身のモデルの佇まい。Mスポを正面から見ると、M3&4と見分けがつかないほどスポーティで、サイドからぎゅっと絞られたリアは、ファストバックのお手本のよう。
 F80:そもそもの素性の良いF30を、ブリスターフェンダー、パワードーム、カーボンルーフでムキムキにしたスタイリングがカッコ良くないわけはなく、メリハリの効いたコークボトルデザインは、どこからどう見ても特別な性能を持った1台と分かるイケメンアスリート。
 G80:メガキドニーこそ好き嫌いが分かれるポイントながら、大柄になったボディをサイドパネルがうまく抑揚を付けながら引き締め、リアまで整合性を保ちながら連続するデザインはMならでは。そのフロントマスクも、画像よりも実車の方がカッコよく見えるのは、空間的な奥行きが巧みに生かされている証左。

・内装&インターフェイス
 F36:シートはファブリックで、形状は良好、8wayの調整機能付きで体格を選ぶことなく、誰でもアジャストできるBMWの標準的な電動シート。
ホールド性は悪くないですが、私の体形では、サイドサポートと身体の間にクリアランスができるため、横G が入ると体が動きやすく、高速道を中心としたロングツーリング向き。
ダッシュボードや内張りについては、シルバーカーボンの加飾と黒を基調としてF系のコンサバティブなもので、iDriveのインターフェイスは、慣れている身としては操作性に何ら問題はなく、そして、エアコンなど物理ボタン一回で操作が済むシンプルさは美点。
 F80:シートはM専用の革シートながら、質感は良いものの、滑りやすく、また、罅などが入りやすいのが難点。
F36と同じように、ドライカーボンと黒を基本とした室内空間は、スポーティかつ高級感あふれるもので、iDrive等の使い勝手については、F36とほほ同一。
機械式のメーターは、レブカウンターとともに気分も盛り上がり、アナログ時計好きな身としては、残しておいて欲しい一つ。
 G80:シート形状、ホールド性は非常に高く、また、色目もボディカラーとマッチしており、シートの出来は3車の中で随一。
我が家のG80はLCI前の独立したディスプレイにつき、エアコンボタンなどは物理スイッチとして残ってはいるものの、義兄の320dは、カーブドディスプレイにスイッチ類を集約することでの操作の複雑化が起きている一方、最新のインターフェイスだけにアメニティ&ドライバビリティ機能はG系の方が豊富であり、使いこなせればとの条件付きですが、有意義なドライビングが実現すると思われます。
ただ、タコメーターが逆回転なのに、当初、違和感を覚えました。
ブレーキのオートホールド機能は秀逸。

・エンジン性能
 F36:B48は、良くも悪くも、燃費性能も期待される汎用モジュラーユニットのロングストローク型2L直噴ターボエンジンで、低速から太いトルクを発する反面、それほど高回転が得意ではない最近のユニットの類かと思いきや、そこはバイエルンのエンジン屋が仕立てた内燃機関、3000pmぐらいまでは喉を鳴らすかのようなゴロゴロとした燃焼音が聞こえるも、4000rpmを超えると俄然、澄んだ音質へと揃い出し、ゼブラゾーンの7000rpmまできれいに回り切る、爽快さを兼ね備えた秀逸な4気筒エンジン。184psの出力ながら、8ATの恩恵もあり、1.7tの車重を難なく走らせ、その気になれば流れをリードすることも可能。
燃費は街中で、8~10㎞/L、高速で13㎞/Lを記録しています。
 F80:S55は言わずと知れたM3初の過給機付きユニットで、一昔前のシャシダイの測定限界である430psを1ps超える431psは、これまでの愛車の中でも最高馬力であり、どんな加速を見せるのか想像もつかず、納車してからも、時折見せる、暴力的な性能の片鱗に、ビビり散らかしていたのですが深夜の高速道での全開加速をくれた瞬間、『これ、踏んじゃいかん奴だ、、、』と悟りました💦
トルクの落ち込みもなく、金属的なフィーリングとともに7500rpmオーバーまで一直線にパワーが伸びていく様子は、まさにパワーターボ。
しかし、M社の巧みなチューニングとシャシー性能により、そのスタビリティの高さから、感覚が慣れてくると、欲が出るというもので、bm3に手を出し、Stage0とStage1を切り替え、クランクハブを労わりつつ、その変化を楽しみました。
とは言え、とても全開にできるステージなどほとんどなく、街中でのマナーも申し分ないのですが、3Lながら、極低速でややトルクが薄く、DCTとの相性からか、ギクシャクするシーンもありました。
燃費は街乗りで7~8㎞/L、高速巡行で11~13㎞/Lだったと記憶しています。
 G80:そのパワーターボの傑作であるS55を根本から設計しなおされたのがS58。大容量のダイレクトインジェクション、3Dプリンタを活用したアルミ製シリンダーヘッド、ブロックやDLCが施されたピストン形状、スリープ、オイルパンなどの素材にまで徹底的に手が入れられ、ウォータインジェクションなしに、悠々と500psオーバーに達した、M社最後のストレート6での純内燃機関(と言われています)。クランクハブ問題もなくなり、そのポテンシャルは、うちのG80が吸排気だけで外気温35度オーバーでもほぼ600psを記録するほど。S55よりロングストロークとなって、レッドラインは低くなったものの、高回転に向かう情感あるフィーリングは、敢えて低速トルクを絞ることにより、ドラマを演出しているようでして、しかしながら、8ATとの組み合わせは、肥大化したボディの重さを感じさせない程、低速からトルクを湧出しています。
燃費はS55とさほど変わらず。
本当に素晴らしい心臓部ながら、難点と言えば、私の様な常人の反応速度を超えた加速に、怖さが先に来てしまうことと、ハイパワーFRであることでの、常にヒリヒリとした感覚が付きまとうことでしょうか。

・ハンドリング&ブレーキ性能
 F36:大柄なボディを優雅に走らせる味付けを感じつつも、そこはBMWが躾けたFR、クイックなハンドリングも受け付け、後ろから蹴り出されるような加速は爽快。
とは言え、ワインディングをガンガン攻めるには足回りはキャパ不足、そして、日常使いにはやや硬く感じさせるサスセッティングは、中途半端な感も。そもそも限界まで攻める気も起きず、ハイウェイクルーザーとしての性格が強く、それでも、荒れた路面のインフォメーションを割と敏感に伝えてくるあたり、もう少ししなやかな挙動があっても良いと感じております。ボディ剛性もリアゲートによるネガはなし。
ブレーキは片押し2PODで、純正のブレーキパッドが入っているものの、ダストはそれほどではなく、鳴きも起こらず、低温時における制動力の立ち上がりも良好。
 F80:ハイパワーFRを振り回せるハンドリング特性で、腕に自信のあるドライバーにはうってつけのテールハッピー具合を露呈し、ヒヤヒヤすることがありました。でもそのスリリングで荒ぶった感覚が特別なモデルを運転しているという気にさせられ、大変テンションの上がるものでした。
サスペンション&ロアアームバー、スタビを交換してしまい、ノーマルのフィーリングなど印象が薄くなってはいますが、街中や高速道での乗り心地は、歴代M3で一番良かったと記憶しています。
ブレーキ性能については、M専用4PODキャリパーがフロントに奢られており、制動力については私の腕ごときでは破綻もドラマも起きなかったのですが、ダストがひどく、ブレンボのセラミックパッドに交換してから、ダストは減少、さらに制動力もアップし、コントローラブルなものになりました。
ちなみに、F36とF80の共通点として、大きめの目地段差を超えたときなど、フロアからゴトゴトと音が出る当たり、フロアの剛性不足というよりも、足が突っ張るような感じがあり、もう少しバネレートを抑えめにするか、もしかしたらサスペンション取り付け部のブッシュ素材が原因なのかもしれません。
 G80:大柄なボディを全く感じさせない軽快な身のこなし、どれだけ攻めても大丈夫だと錯覚させるトラクション性能、ダウンサスを入れても、デメリットどころか乗り心地を損なうことなく、上質な姿勢変化をもたらすアダプティブサスペンションと、恐らく、歴代M3の中でベストと思われるハンドリング性能と感じております。
フロント6PODのブレーキについては、制動力は申し分ないものの、鳴きとダストがえげつなく、こちらも社外品を入れて、対処しました。

・ミッション
 F36とG80に搭載されたゲトラグ社製のZF8ATは熟成が進み、マナーの良さもさることながら、その変則スピードはツインクラッチ方式のツーペダルMTを凌ぐほど。
 F36のキャラクターには非常にマッチしており、あまりにスムーズ過ぎて、G80では、ハイパフォーマンスカーに乗っていることを忘れてしまうほど。
 しかし、個人的にはDCTの低速でギクシャクしたり、変速ショックを敢えて伝えてくる、野性味溢れるシフトフィールが好みで、実際、変則スピードは、私自身の感覚とcarwowのゼロヨン企画などを観ていると8ATよりも速いのではと感じております。
欲を言えば、G80は、8速DCTにして欲しかったです。

・課金具合
 どれもBMWだけあって、国産車と比べると、パーツが高額。F80では有名なクランクハブや、ドラシャ交換騒動で思い知ったアッセンブリーのお値段、そしてG80は、信頼性は向上しているものの恐らくそれを上回るであろうこと(お願いだからリコールで💦)を思うと、ハイパフォーマンスカーには相応の代償がつきもの。
 F36は他のモデルとの互換性があり、リビルト品や社外の対作品も多く出ているため、課金具合は、F36の方が抑えられるのではと思っております。

・運転の疲労度と満足度
 長時間の運転には楽しさだけではなく、疲労がつきもの。
 F80&G80の運転には、常に緊張が付きまとい、そして、高性能モデルだけに、知らず知らずに体が構えてしまうことが多く、鬼のようなボディ剛性の高さは、逆に言えば、振動などを全てドライバーが引き受けることとなるため、疲労度としては、F36の方が少ないように思えます。
 満足度については、優劣はつけがたく、好みは個人差があると思われますが、普段、気負わず運転できるといった点では、F36の雰囲気が好ましく、そして、気合を入れて走るような、何か特別なドライブの時は、F80&G80をチョイスし、クタクタになるまで走りたいと思わされました。

・周りのウケ
 F80&G80は男性、特に車好きのお父さん世代からのウケが圧倒的に良く、クライアント先の経営者も軒並み車好きばかりで、スペシャルなモデルを所有しているなどあり、話が弾んだ挙句、新しい案件を発注してもらうことも。
そして、若年層にはどうかと言うか、特別授業の際に、コールドスタートの爆音を聞きつけた高校生たちが、F80&G80の周りにワラワラと群がり、先生方も交じって、何かしら起きるのは、ブログでご紹介した通り。
彼らは、モデルがどうとかではなく、BMWというだけで、「すげー!!」「ヤベェ!」の連発でしたけど。
 イケメン具合については、嫁と娘、そして何人かの元生徒であるJDに聞いたところ、F80>=F36>G80だそうでして、コンサバティブでスマートなF型のMフェイスは、万人に受け入れられるイケメンのよう。
ただ、現役女子高生達からは、G系のメガキドニーを可愛いと言ってもらいましたので、全国の女子高生の皆さんにおかれましては、多分、G80をポチっと選んでくれることかと(ボヤッキー理論)
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 最後に、所有する喜びについて、どれもドライビングプレッシャーは甲乙つけがたく、利便性含めて、それぞれの性格をハイレベルで実現しているモデルだと思われ、高速道ではさすがにパワーに余裕のあるF80&G80に分がありますが、ゆったりと流すようなドライブや街中などの一般道での楽しさでいえば、F36も十分互角と感じております。
 F80は、まさにFRパワーターボの理想形で、ずっと乗っていくつもりだったモデル、そして、F36は我が家に来たばかりで、B48のポテンシャルなど、これからのモディファイが楽しみ過ぎる1台。
ただ、やはりファーストカーはG80でして、M3最後の純内燃機関で、こと我が家のG80の、吸排気だけで600psの大当たりエンジンを積む個体に巡り遇えたのは、大変な幸運でもあり、マイレージも1万キロに到達したばかりで、これからランニングインが進むにつれて、各部が馴染み、適切なクリアランスを得たS58がどのような旬を迎えるのか、そして、F36とも共に過ごすことで、私のカーライフに一体どのような彩あるページが加わっていくのか、納車時から2年経った今も、ワクワクさせられるのです。

と、ここまで完全なる主観とフィーリングにて誠に手前勝手な比較インプレッションをしてしまい失礼いたしました。
どのモデルのオーナー様におきましても、素人メタラー目線による独り言であると、ご容赦&ご笑納いただけましたら幸甚ですm(__)m

Posted at 2026/04/06 12:55:10 | コメント(6) | トラックバック(0) | F36 | 日記
2026年03月30日 イイね!

ハレの日(納車)のBGMは、産業ロック

ハレの日(納車)のBGMは、産業ロック昨日、久々のバンド練で、うっかり熱くなってしまい、重いソリッドボディの愛機のKillerVをローポジションにしてヘドバンかましていたら、今朝から広背筋が筋肉痛となり、不自然な姿勢のまま月曜の朝を迎えておりますFlyingVでございます。
そして、そのテンションのまま、好きなジャンルのネタを書き倒していたら、熱量が止まらなくなり、アホみたいな長文と化してしまいました💦
年度末につき、お急ぎの方や人生の時間を有意に過ごしたい皆様方はここで離脱することをお勧めするのと同時に、当時の空気を知っていてノスタルジックな気分に浸りたい方ならびに、無聊をかこちすぎて山ほど時間を持て余している方などなど、どうぞお付き合いくださいませ。
各リンク先はYoutubeのマイフェイバリットソング(異論は認めます)に飛びます。

これまで、納車直後、車内に流れるBGMは、あえてオーディオをオフにし、純粋なメカニカルノイズやマフラーサウンドを楽しむか、LOUDESS、そう、それは私にとって至高の存在でもあり、八百万のメタルゴッドの中でも、当時、DURANDURANAndyTaylorのソロ名義がカッコイイ!!)やその弟分たるKajaGooGooなどのポップな洋楽大好きだった、純粋無垢な幼き日の私に、メタル原体験を賜り、一瞬にして鋼鉄の扉が開け放たれと思いきや、重金属が煮えたぎる溶解炉へとヘドバンしながらダイブした、メタルの神オブゴッドでもあらせられるLOUDNESS神のシングルコレクションと決めていたのですが、この度、F36を納車するに際し、いつもと趣向を凝らしたBGMをメディアに入れて用意していたのでした。

それは、いわゆる『産業ロック』

複雑な構成、変拍子が盛り込まれた難解なテーマ、10分を悠に超える大作、ドロップDのダウンチューニング、変則的な連符とシンコぺのゴリゴリのリフ、ファルセットを駆使する超ハイトーンボーカル、お城が透けて見えるほどの様式美、ハーモニックマイナー&ディミニッシュなギターソロなどなど、そんないかにもなHR/HMが大好物ながら、実は、『産業ロック』も負けず劣らず大好きでして、今でもバンドでコピーしたり、隙あらばカラオケで絶唱しております。

当時、ロック自体が、そもそも反体制的で、鋭利で硬派なアイデンティティを発露し、熱烈なシンパを従え、孤高の存在であり続けるものこそがレーゾンデートルであるとされ、大衆受けするのは、軟弱なポップミュージックの役割と、そうした信念あってのものと、認識されていたのでした。
しかし、もともとキャッチ―なメロを信条とするBOSTONTOTO、ForeignerやJourneyやらの成功を横目に、レコード会社からの圧力、プロデューサーの意向、そして、俺たちも売れるんじゃねぇかとの下心に押し切られ、あきらかにこれまでとは違う、メジャー進行で1度聴いただけで誰の耳にも残るコーラスとメロディをもった曲をリリースし、莫大な製作費を掛けたMVがMTVでヘビロテするなどして、スマッシュヒットしていったのです。

それは、バンドに名声と大金をもたらした一方、熱烈なオールドファンからしたら、意趣返しもいい所。大衆に媚び、資本家の狗となり下がってマーケットで大量に消費されるうすっぺらい流行りものを生み出し、アイデンティティを捨て、そして俺たちも捨てきったのかと、憤懣やるかたなかった時に、侮蔑と揶揄を込めて、「産業ロック」(アメリカでは、アリーナロックorスタジアムロック)と、当時、ロッキングオングループの社長だった渋谷陽一氏が名付けたと言われております。

以前、ご紹介したVIXEN もその類であり、その他、AisaYesREO Speed wagonKenny LogginsHeartKansasRainbowStarshipなどなど今聴いても色褪せるどころか、煌びやかなビッグネームばかり。

REO Speed wagonは、ロックバンドだと本人たちが表明しているにも関わらず、売れる曲はバラードばかりで、バラードバンドのイメージを植え付けられていたりと、毒饅頭のごとく、バンドへの負の影響も多少なりともあったりしました、
余談ですが、The Doobie Brothersを脱退したジェフ“スカンク”バクスターのギタークリニックに参加していた時、LONG TRAIN RUNNIN'Gの頃の曲はあまり好きではないとボソリと言っていたことも。

でも、いくら大衆に媚び、マーケットで消費されるだけの軽薄な音楽と揶揄されようが、敏腕プロデューサーや著名なメロディメーカーを起用し、潤沢な予算を注ぎ込んで作られた曲の出来栄えは素晴らしく、G80のお気に入りのセットリストにも大量に格納され、ヘビロテしております。

この日のための専用フォルダを選んでランダム設定をし、その記念すべき、F36の車内で鳴り響いた産業ロック第1曲目は、、、、

Bon Joviの『Born To Be My Baby
「♪ナナナ、ナ~ナナ、ナ~ナナ、ナ~ナ♪」の名コーラスを絶唱し、その次にランダムチョイスされたのは、同じく、Bon Joviのメガヒット、『Living On A Prayer
ギターソロの後、サビが3度上がる転調部分は、現在、当のJohn本人の声が出なくなってしまっていますが、バンドでコピーしていた時期に、部類のハイトーンコーラスを誇るキーボーディストであるデヴィットのパートを担当していた私にとって、ニューヨークの地下鉄のおじさんのようになることなく、難なく歌い上げ、その後、次々に流れる、Asia、Boston、VIXEN、Heart、The Doobie Brothers、Toto、REO Speedwagon、StarShip、EUROPE、Def Lepard、Yesなどの産業ロックを彩った錚々たるバンドの楽曲群に合わせて、信号待ちで隣になったミニバンの上品そうな母娘から怪訝な視線を送られようが、気分が乗った時には全部を、時にサビのコーラス部分を車内で歌いまくり、喉が飛んで、声の粒子が荒れ始めた頃に帰宅。

ちなみに、Bon Jovi は、Living On A PrayerやBorn To Be My Babyなどでの代表曲を手掛けた稀代のヒットメーカー、Desmond Childと揉めに揉めて喧嘩別れし、Wanted Or Aliveのまぐれヒットから、ブルース系に流れたりと迷走し、It’s My Lifeのヒットまで低迷した時期がありました。

EUROPEにおいては、バンド名にもかかわらず、全員がスカンジナビア半島出身で、本人たちは哀愁のハードロックバンドだったのが、ボーカルの声質とビジュアルが災いし、キーボードのリフと覚えやすい歌メロでうっかりヒットを記録してしまい、レコード会社のプレッシャーでバンドは崩壊しましたが、現在、再結成して精力的に活動中。
DefLepardは、ドラムがバイク事故で右腕を失い、方向性を変えなければならなくなったところ、それが大ヒットし、その後、グランジに傾倒し、総スカンを食らうも、路線を戻して、夭折したスティーブの後任を入れ替えながら、ほぼオリジナルメンバーで今年、新曲もリリース。
産業ロックの先駆者であるBOSTONのトムシュルツは、常に営利目的のイメージが付きまとうことからCoporateBand(企業のためのバンド)と呼ばれることに対して聞かれると、
「いろいろな企業から訴訟を起こされている俺たちが、CoporateBandな訳ないだろ。」と返したとか。

ちなみに我が国のメタルシーンにも産業ロックの波が押し寄せており、
LOUDESSもレーベルからの要請で、こんな曲をリリースしたり、
Let It GORisly WomanLongDistanceLove
当時、クラブでも掛かっていたこともあったのですが、どれもLOUDNESS然とした超絶プレイで、軸や方向性にブレはなし。

いきなり方向転換したこちらのバンド。
突然のビートロック宣言にみんなびっくり。でも曲はカッコいい
44MAGNUM - It's Raining

髑髏やら人面創だとか物々しくダークでヘビーな世界観から、突然、愛とか歌い出して、これまたみんなびっくり。
当然、賛否あったのですが、これが、のちのラルクやルナシーへとつながることになる、ジャパメタ史のパラダイムシフト。
Dead End-I WNAT YOUR LOVE
10代でテラローザに加入し、その天才的なフレージングと印象的なソロは唯一無二であるギタリスト、足立裕二氏は癌を患い亡くなっております。

最後に、個人的にこれぞジャパニーズ産業ロックではないかと思う、今でも愛聴しているバンド。
全員がメジャーなジャパメタバンドの出身で、BASSのBAN(44マグナム)のソングライティングが光る知る人ぞ知る名盤。
セールス的には成功したとは言えませんが、佳曲ぞろい。
こちらも、ギタリストの白田氏は若くして鬼籍に入っています。
GRAND SLAM - Without Dreams

産業ロックは幅広く、分類自体も曖昧でして、ただ、何と呼ばれようが、そして、どんなレッテルを張られようが、聴きやすいメロは耳に心地よく、凄腕のミュージシャンたちのバカテクがさりげなく散りばめられた楽曲は弾きごたえもあり、バンドでコピーしたらしたでライブでもウケが良く、更に言ってしまえば、こうしたヒットナンバーは、口ずさむ度に、当時のノスタルジーを呼び起こし、あの時の色鮮やかった空気を運んできていくれるのでした。

ん?メチャ売れしたMötley Crüe、RATT、Poison、Quiet Riot、L.A. GUNS、WASP、Cinderella 、Twisted Sisterとかはどうしたって?
LAメタル&HairMetal(グラムメタル)は、産業ロックリストが一巡したら、突入したいと思います。
さらにバンドを個別に星下げたいのですが、いくらあっても紙幅が足りないため、これもまた別の機会に。

タイトル画像は、珠玉の名曲にも拘らず、MVは、当時からネタ扱いされていた、JourneyのSeparateWaysのワンシーン。

Posted at 2026/03/30 10:25:36 | コメント(5) | トラックバック(0) | メタルギター | 日記
2026年03月22日 イイね!

【お披露目】4ドアであってセダンではなく、リアゲートがあってハッチバックではない

クライアント先の送別会やら、生徒たちの祝賀会&受験お疲れ様会など、今週来週と目白押しで、財布から栄一さん達がこぞって旅立っていくのも毎年のこと。

ふと思い出すのは、何年か前の、とあるクライアントの送別会で、盛り上がったのはいいのですが、3次会が終わる頃には、終電ギリギリの時間。
転勤が決まり、この宴の主役であり、したたかに酔っぱらってご機嫌な上司から、これまた酔っ払ったOLさんに対して、
「お前、どうやって家に帰るんだ?」との何気ない質問に、
「タクシーですっ! アイアムTAX~🚙」とまぁ、アルコールが程よく回った体の軽めのギャグをかましたところで、
「お前タクシーだったのか!それなら、俺を乗せろ、初乗りいくらだ?」と財布から万札を抜き出しながら、つい昭和の深夜TVのノリで返してしまったがために、後日、ハラスメント事案として厳重注意を受けたとのことでした。
OLさんを気遣って、タックシー代を出そうとしていただけだったのが、イエローキャブを連想して、タクシーだけにうっかり悪乗りしてしまったばっかりに、折角の栄転が、世知辛い目に遭ってしまった彼がその後どうなったのか、全くもって、どうでもいい思い出だったりしますが、、、、

え~前置きが長くなりましたが、先日の夕方、めでたく納車となりまして、仕事を終え、F20への手向けとしてお別れメンテをした後、ショップへと向かいました。

来店者用パーキングにF20を入れ、そして、ETCカード、ドラレコのSDカードやらを抜き、助手席にまとめてあった荷物を取り出し、受付へ。
その隣には、オプションのコーティングが施され、見違えるように艶やかになった新しい相棒が鎮座している。

担当の営業の方から、車検時のメンテ内容などをを伺い、現車確認に。
エンジン始動後の異音、灯火類の確認などすべて終わり、F20のキーを手渡し、その代わりに、同じ形状のコンフォートキー二つを受け取って、ETCカードなどの差し替えやらをした後、F20に最後のお別れをして、引渡しが終了。
担当さんに見送られ、バックミラーに映るF20が小さくなっていくのと同時に、新しい相棒との生活が始まった実感が、ハンドルから伝わってくるような気がして、最寄りのGSに滑り込ませると、F20より格段に大きくなったボディサイズに感覚が伴わず、今一つ給油機に寄せ切れていないことで、もうF20じゃないんだと、考えが切り替わったのでした。

そんなこんなで、タイトルにもある、なぞなぞの様なお題の答えですが、

この度、F20と入れ替わってやってきた、新しい相棒は、



F36 420i グランクーペ Mスポーツでした。
心臓部にはB48B20Aを積み、iDriveも後期仕様なのですが、何故か、ライトなどは前期仕様の、おそらくロット調整かなにかの過渡期にラインオフしてきたレアモデルです。
マイレージは50,000㎞ながら、コンディションは良く、これからの素材としては申し分なし。

帰路の高速では、B48の豊かなトルクと迫力あるサウンドを味わうことができ、そのままでも十分速いものの、bm3を入れるべきか、思案中。

インターフェイスやボディサイズは、まんまF80M3。
懐かしくもあり、そして、真新しくもあるF36に、
嫁も「やっぱりイケメンね~♪」と、自分が見つけてきた個体だけにご満悦。

そして、本日、買ってきたパーツ類を装着しようとしたら、安定のやらかしをする結果までも(涙)

偶然にも、とある道の駅で、同じ駐車枠に、F80、G80を停めていた画像をフォルダに保管しており、それならと、本日、嫁と買い物に向かい、そこにF36も停車させ、サイドビューの比較をしてみました。

まずは、ニューカマーたるF36 グランクーペ

車高も低く、クーペ然としたスタイリッシュなデザイン。ホイール替えたいなぁ・・・

お次は、メインカーであるG80M3

大柄にはなりつつも、まさにアスリートと言った、塊感と力感溢れるデザイン。
異形のフロントフェイスとは打って変わって、サイドからリアに掛けてのパネルの連続性が美しい。

こちらは、前車のF80M3 ※2022年撮影

引き締まった体躯から発せられる、ただモノではないオーラ。
ブリスターフェンダーとパワードームはM3のアイデンティティであり正義。

とまあ、都合、3台目のF系と相成ったわけでして、先ほどまでG80M3との乗り比べなどしており、お披露目までお時間を頂戴してしまいましたが、F80も含めた比較インプレはまたどこかの機会にでもさせていただきつつ、まずは、新たな相棒のご紹介でした。

最後に、F20がご縁でつながった皆様方におかれましても、宜しければ引き続き、お付き合いいただきましたら幸甚ですm(__)m

PS:分かってはいたのですが、生まれてこの方、ファインダーを通しての絵心と言ったものが全く欠落しており、絶望的に写真が下手で、結局、お披露目にふさわしいものはありませんでした(血涙)

おまけは、納車祝いに駆けつけてくれた、近所のハチワレちゃん



Posted at 2026/03/22 19:04:11 | コメント(12) | トラックバック(0) | F36 | 日記

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