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FlyingVのブログ一覧

2026年06月19日 イイね!

この4シーターを忘れない

この4シーターを忘れないCG NEOの最新刊であるVol12の特集で、反射的に購入してしまいました。
いい意味で変人ぞろいの編集部がセレクトしただけあって、カルピス原液やブルーチーズよりも濃厚な車種たちがピックアップされ、その偏愛たるや、本家CG誌でのクールでニュートラルなスタンスでの記事とは打って変わって、相当な熱量を帯びています。
実は「4シーター」「4ドア」と見間違えて買ってしまい、マセラティギブリや456GTが出てくるのを『なんでや?』と思いながら、それでも、大好きな車種だけにあまり気にせず、リピ読みし、3周目に入ったところで、「4シーターか!」とようやく気が付いたのでした。
気になる方は、手に取っていただくとして、翻って、これまでの愛車を中心に、自分自身の『忘れられない4シーター』を思い返すことにしてみることに。

しかし、4シーターに絞り込むにも、訳アリの1台を除き、歴代の愛車は2by2含め、4シーターばかり(汗)

どれも忘れらないのは勿論で、全部と答えたいところですが、少し解釈を変えて、『もう一度、愛車として迎え入れたい4シーター』はどれかと聞かれたら、、、

まずは、最初の愛車であるZ31(2by2)
小さい頃からの憧れだったスポーツカーで、中でも特に恋焦がれていたフェアレディZをこの手にしたときの喜びは、言葉で形容しがたいほど。
毎日、用がないのに駐車場に見に行き、平日だろうが、深夜だろうが、どこ行くまでもなく連れ出し、少し汚れたらすぐに洗車し、高価なパーツをやりくりして手に入れ、そのおかげで、バンドに回す資金もなくなり、着るものといえば、ヘインズのT-Shirtsと履き古したリーバイス、色あせ傷だらけのブーツカットが定番に。
仲間たちや、結婚する前の嫁ともあちこち出掛け、思い出、思い入れともにぶっちぎりの1台だったのですが、不慮のエンジンブローに見舞われ、涙ながらに廃車書類に署名した時のことは、今でも胸がキュッとなります。
後期型300ZXもしくは逆輸入の程度の良いものを探すのが日課になっておりまして、あったとしても、思い出補正とのギャップやあの頃のように溺愛できるのか、現実を知って落胆せずにいられるのか、そう自分に問い掛けるたびに、最後の一歩が踏み出せないでいるのでした。

※画像はWEBから拝借しております。

お次は、Z32(2by2)
かのピニンファリーナが一目見た瞬間、その場で購入したとのエピソードが実しやかに流れるほど流麗なデザイン、国産車初の280馬力到達、3LV6ツインカムツインターボ、インタークーラー付きという僕が考えた最強必殺技みたいな厨二心くすぐる心臓部、そして、ブーストアップしただけで、私が乗っていたタービンチューンのZ31(350馬力)を軽く置き去りにし、250㎞に達するほどの動力性能に、レベル999のラスボスのような、とても自分の手に負えるものではないと、恐れ戦いておりました。
女子ウケも抜群で、こんな陰キャメタラーなんかがハンドルを握ってはいけない、そんな遠い存在だったのが、ひょんなことから巡り合った5速NA(2by2 中期型)を購入。
その貴婦人を迎える納車当日、ダブルのスーツと鋲付きの革ジャンを引っ張り出して、どちらの正装にするか悩み、結局、会社帰りのスーツで向かうことにして、キーを受け取り、国道へと走り出した時、胸のワクワクは消え去り、たちまち、数えきれない疑問符が頭の中を埋め尽くしたのでした。
まず、ボディ剛性がフニャンフニャンで、目地段差を乗り越えるたびにキャビンが撓むのがわかる。
さらに、3Lだけあって多少トルクはあるものの、VG30DEのもさっとしたフィーリングと抑揚の乏しいトルク特性は回していってもドラマがない。
ブレーキはフロント4podだけあってストリートユースでの効きは十分、足回りは前後マルチリンクの恩恵で、高速安定性は抜群。
その後、吸排気、カム、CPUなどいじり、やっと230psのカタログ値に到達するも、高速道の加速でレグナムVR-4に置いていかれるなど、かの有名な神のGTOのコピペのとおりにはいきませんでした。
それでも、一目でZと分かる美しいウェッジシェイププロポーションは、所有欲を十分に満たしてくれた忘れえぬ一台。
今、もう一度、乗りたいかと問われたら、社外品のCPUのスペックがかなり上がったことで、NAでもポン付で260psが出せるとのこと、でも、チャンスがあれば、トミーカイラM30Zのハンドルを握ってみたく、自宅警備員の皆さんに混じってWEBを徘徊中。

※こちらの画像はWEBから拝借しております。

その次はと申しますと・・・・
と、語り出したら枚挙にいとまがなく、歴代M3にたどり着くまで永遠に昔語りをしてしまう懐古厨になり果てる気がするので、一旦、ここで打ち切るとして、
ふと思い浮かぶのは、シャコタンブギか湾岸ミッドナイトだか記憶が定かでありませんが、自分が起業した会社が軌道に乗り、金銭的にも余裕ができた時、若かりし頃に泣く泣く手放したポルシェ911(930)にどうしても乗りたくて、あちこち探し回ったところ、数十年ぶりに奇跡的にその個体と邂逅でき、万感の思いを胸に、いざ、ハンドルを握って走り出し、感極まるかと思ったのが、ひとしきり走った後、その社長が浮かない顔をして降りてきて、
「違う、、なんだか違うんだ。」と、後悔と失望の入り混じった言葉を残し、その後しばらくして手放した。。。。
といったエピソード(うろ覚えスイマセン)
まるで、若い頃に憧れだったあの娘と、何十年か越しに付き合うことができた時に起こり得るような、そんなストーリーだったと記憶しており、
「自分も年を取った。」とポツリと呟いた一言が印象的であり、自身の肉体もかつての愛車も経年変化しているのは当然ながら、それ以上に、思い出の中で美化された愛車の現実とのギャップに打ちのめされ、そして、自分の感性があの時とはまるで違ってしまっていることを示唆していると感じてしまいました。
私が恐れているのはここでして、再び手に入れてレストアしたりする鉄人の皆さんもいることは分かってはいるものの、やはり、過去の愛車たちは、思い出の中のガレージに大切に保存し、その助手席にいつも座っていた彼女(今の嫁)とのドライブを脳内再生するのが忘れえぬ愛車たちとの付き合い方かなと思ってしまっています。
でも、それは決断をしない言い訳であって、やってみないと分からないというのも真実。
なんてループを繰り返しながら、今日も今日とて、当時のCG誌やチューニングの熱狂真っ只中のOPTIONやCARBOYのバックナンバーやらを飽きずに読み直しているのでした。

Posted at 2026/06/19 12:37:11 | コメント(7) | トラックバック(0) | My Life | 日記
2026年06月15日 イイね!

梅雨の晴れ間のドライブはヘアメタルに包まれて

梅雨の晴れ間のドライブはヘアメタルに包まれて今年の梅雨は、シトシト長雨でもなく、かと言って空梅雨というとそうでもなく、珍しくメリハリが効いた梅雨空が続いているような気がしており、そんな梅雨の晴れ間が覗く週末、土曜の仕事が飛んで暇になったため、G80M3を近所の峠へと連れ出し、新緑が芽吹く初夏の山間を楽しむことにいたしました。

ここ最近の激務により、ごっそりと削られたHPを回復させ、森の息吹を思う存分浴び、豊かな生気に包まれるべく、まずは早起きを。

梅雨の晴れ間とは言うものの、湿気を多く含んだ重たい大気はこの時期ならでは。

そこで、この日のドライブの相棒として、特別にセットリストを作成することに。
都合2時間、フォルダの中へと厳選&コピペされたのは、肌にまとわりつくような湿り気を吹き飛ばし、爽快な気分へと変えてくれる、テンション高めのキラキラなヘアメタル達


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ヘアメタル(グラムメタル)について、一応、説明しておきますと、ド派手なメイク、キャッチーでノリの良いパーティソング、MTVウケするミュージックビデオで、80年代から90年代初頭のヒットチャートを席捲した、産業ロックとは似て非なるメタルの一種で、日本では、ロサンゼルスで起きていたムーブメントの総称としてLAメタルとも呼ばれており、そのルーツは、T₋REXやデビットボウイなどのグラムロックと言われております(諸説あり)

有名どころでは、ガンズやモトリー、Vixen、クワイエットライオット、RATT、SKID ROWなどの錚々たるビッグネームが並んでおりまして、90年代中盤からグランジが台頭するのと同時に、急速にその姿を消していったのでした。

ヘタレメタラーこと私FlyingVも、ヘアメタルを愛してやまない一人。
この日、厳選したセットリストは、超メジャーバンドは少なめに、コアなバンドをマシマシにした、バラード一切なしのキラキラメタルど真ん中勝負です。

そのセットリストについて、おまけのつもりが、果てしなく語ってしまいそうでしたので、一旦、ドライブ日記に戻らせていただくとして、、、、

まず、セットリストを作るのに熱が入りすぎて、出発予定時刻を1時間もオーバー汗

S58に火を入れ、じっくりと語らうように各部に熱を行き渡らせ、十分に温まったのを見定め、M1モードを選び、有料道路へ。
県道を辿って集落を抜け、山間へと深く深く入り込むほどに緑が濃くなり、眼前には、まるでインドの細密画を眺めているようなパノラマビューが。
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サイドウィンドウを全開にし、清涼な空気を車内一杯に満たしながら、ワインディングでのG80はその巨体を感じせないほど、抜群のトラクション性能とFRならではの挙動でコーナーを駆け抜け、6potのブレーキは2t近い質量を消し去るがごとく強烈に効いている。
8ATの緻密なプログラミングにより、普段は感じることはないものの、2速1,000rpm未満からの加速をする際、やや低回転域のトルクが細いと一瞬思うシーンはあるも、新油を入れられたS58は、ミリ単位のアクセルワークに敏感に反応し、息つく間もなくレブに当たるほど切れ味鋭く、ブースト計の針はせわしなく上下し、その度に、フラップを全解放したチタンマフラーからは、倍音が乗ったエキゾーストノートとバブリングが交互に吐き出されるのでした。

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お昼近くになったので、生みたて卵をその場で調理した、厚切りたまごサンドで腹ごしらえ。

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帰路は、峠をぐるっと回って高速道路へと乗り入れ、カーボンスラッジを燃やして帰宅。

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往復100㎞程度と手軽な距離ながら、ワインディング、高速ステージと、素人なりにG80の振る舞いを味わえた週末。

HPが全回復した上に、ヘアメタルを満喫したテンション冷めやらず、愛機FlyingVを手に取り、マーシャルにつなげてヘドバンかましながら思う存分弾き倒していたら、ガラスの腰をクリティカルにいわせてしまい、現在、サポーターの下からバンテリン臭を漂わせつつ、変な姿勢で仕事をしております(涙)
諸兄につきましても、腰は体のクランクシャフトですので、くれぐれもご自愛をば、、、


本当でしたら、ここでお終いなのですが、、、

----------------------以下、おまけの長文です-------------------------------------


これ以降は、本文をはるかに超える文字数となり果てた、この日のマニアックなセットリストと極めて個人的な思い入れの数々です。
ほぼ独り言みたいなものですの、ご興味ない方は離脱くださいませm(__)m

まずは、大御所はなるべく避けつつ、陽キャ感満載の底抜けに明るいヘアメタルのテンプレを2つばかり。
Poison I Want Action
ラウドネスの全米ツアーのサポートアクトを、レコード会社のごり押しで務めた時、下手過ぎでびっくりしたとタッカンは語っておりました。
Twisted Sister We Are Gonna Take It
当時、このMVが有害だと学校関係者やティーンエイジャーの親たちが騒ぎ出し、ついには連邦議会にディー・スナイダーが呼ばれ、頭がパーティなメタラーから失言を引き出して、自滅を誘いたかった、インテリ達の思惑を見事に裏切り、彼らがぐぅの音もでない程、知的な答弁で、全米のメタラーから喝さいを浴びたエピソードはもはや伝説。

お次は楽曲の出来もさることながら、その腕は一線級の実力派バンド達。

Dokken In My Dream
ギタープレイが変わるほどの影響を受けたジョージリンチの名演が素晴らしく、『エルム街の悪夢』にも主題歌としてDreamWarriorを提供し、当時、いいなぁと思っていた同級生の女の子から奇跡的にデートに誘われ、それならと、この映画をチョイスして観に行った次の日にフラれるという、フレディも真っ青な悪夢に見舞われましたとさorz
今でも、UnchainTheNigtやKissOfDeathはコピーしています。
L.A.Guns Sex Action
アクセルとの大げんかの末に、ガンズを脱退したギタリスト、トレーシー・ガンズのバンド。現在、再結成し、新譜もリリースするなど精力的に活動中。ただ、この頃の背徳的なカッコよさとノリには及ばず。。。
Warrant Cherry Pie
言わずもがな、スマッシュヒットした1曲で、いかにもLAメタルと言った雰囲気ですが、実はサザンロックやブルースもこなす器用な一面も。R.I.Pジェイニー・レイン🙏
DangerDanger BangBang
佳曲も多く、もっと評価されてもいいバンド。
Tesla Modern Day Cowboy
初めてMVを観た当時、かっこよすぎて眠れなくなり、その後、何度もバンドでコピーした彼らの代表曲。
⑧Slaughter Gave Your Heart
マークスローターの整ったマスクと甘い声がフォーマスされがちですが、楽器隊も相当な実力者ぞろい。
StealHeart Can't Stop Me Lovin' You
ごついバンド名とは裏腹にハードバラードが売れに売れてしまったことでのレーベルからのプレッシャーに加え、ライブ中の事故が重なるなど中々に悲劇のバンド。
Cinderella Somebody Save Me
日系ギタリストのジェフ(R.I.P)を擁し、夜ヒットに出演した時には、彼のおばあちゃんまで登場させてしまい、照れまくる姿が印象的でした。もちろん、ライブは音源流すだけの口パク。
ギター回しといえば、このバンドで、多くのアマチュアギタリスト達がこぞって真似をし、ストラップのロックピンを付けずに回してしまい、様々な悲劇を生んだことでも有名。
Stryper Calling You
透明感のあるボーカル、華やかなビジュアル、聴きやすくメロディアスな楽曲で多くの女性ファンを獲得。他のヘアメタルバンドが酒池肉林に溺れるのを横目に、敬虔なカトリック信者であるメンバーたちは、禁欲生活を徹底し、純潔を守り通したDTバンドとしても知られており、近年、脱DTを果たしたのか、ゴリゴリの男くさいパワーメタルバンドへと変貌しました。
Winger Seventeen
おなじみレブ・ビーチの変態プレイが盛りだくさん。
⑬White Lion Wait
Gのヴィト・ブラッタがあまりにテクニシャン過ぎて、聴きやすい楽曲に不似合いな超絶プレイは、今も弾いてみた動画が出るほど。


お次は、コアでマイナーな変わり種達

Gorky Park Bang
ロシア出身。どことなく赤の広場の雰囲気漂うリズムとメロディに乗った、U2のような反体制的なメッセージの歌詞が特色。アルバムが進むにつれ、普通のバンドになってしまい、いつの間にか解散。
Grim Reaper Rock You Hell
メタルボーカルとしての力量はピカ一。その雄姿を拝みに、期待に胸を膨らませ、来日公演を観に行った時、全曲、歌詞カードを見ながら歌っていた姿に、その場にいた全員が、なぜ、彼ほどの実力がありながらパーマネントのバンドに所属していないか、オツムが原因だったことを知ったのでした。
Lion Fatal Attraction
あまり知られていませんが、ダグ・アルドリッチがほんの少しだけ在籍してたメタルバンド。
WhiteLionと間違えられるのが当時のお約束。
Pantera 1988 PoweMetal
実は、80年代のPanteraはハイトーンボーカル&キレッキレなギターソロのヘアメタルだったのでした。

そして、個人的に売れて欲しかったバンドたち

DemonDrive Innocent Years
元カサノヴァのマイケル・ヴォスと,元ボンファイアーのエンジェル・ゲルハルト・シュライファーの2人からなるプロジェクト
捨て曲3曲を冒頭に持ってくるという、とんでもない曲順は、4曲目からいきなりクオリティが上がり、ラストまで一気にに駆け抜けるという、抑圧と解放のカタルシスを堪能させてくれる名盤。
FireHouse OverNight Sensation
楽曲、演奏技術、アレンジといい、ヘアメタルの最高峰。
CJスネアのハイトーンボーカルは、ライブではスタジオテイクを上回る凄まじさ。
悲運なのは、デビュー直後に、グランジブームが到来してしまったこと。
それがなければ、BonJovi並みに売れていたはす・・・
Twilighting At the forge
キーボードを主体とした情緒あふれるリフに、重厚なツインギターが重なり、日本人の琴線をこれでもかと搔きむしるドラマティックな哀愁メロの洪水。
マネージメントの問題なのか、Burrrn‼で好レビューを記録しただけで、ひっそりと活動を終えております。


Vixenやイングウェイの最初の奥さんやら、FemaleMetalも盛り上がった来た頃でして、その中から、Show-Yaの2代目ボーカルにも抜擢された日系2世のこの方。

Steffanie Burning Up The Night
現在も活動中。歌唱力と美貌は健在。


そして、最後に、現在も生き続けているヘアメタル達を。
よりキャッチーに、時にメランコリックに、良質でメロディアスなキラキラサウンドをリリースしています。

SteelPanther  Death To All But Metal (Explicit)
BackyardBabies  The Kids Are Right
ClazyLixx Hell Rasing Women
Crashdiet Riot In Everyone(Live)
MidniteCity Girls Gone Wild
HardcoreSuperstars  Sadistic Girls
Shameless Backstreet action


でもって、まだ書き足りない(汗)
Posted at 2026/06/15 16:40:56 | コメント(10) | トラックバック(0) | G80M3 | 日記
2026年06月08日 イイね!

家庭科2のメタラーのレベルアップ日記

家庭科2のメタラーのレベルアップ日記ご注意:不器用なメタラーが針仕事をするだけのブログです。

E46M3のCSL専用装備の中で、憧れの一つだったのが、アルカンターラのステアリング。
その憧れをこじらせ、何を思ったのか、家庭科2にも関わらず、F80M3のステアリングに施したのが、某オクで入手した、ヌバックのステアリングカバー。
純正の上から被せ、チクチクと格子状に縫い上げるもので、中学校の家庭科授業以来、針と糸に触れたことがなく、その家庭科ですら、5段階評価の内申点で2を賜るほど苦手なお裁縫に果敢にも挑戦した結果、自身のブランドを持つほど縫物が得意な嫁の厳しい指導を受け、指を何度も突き刺しては血をにじませつつ、失敗しすぎて足りなくなった糸を生まれて初めて手芸店までソロで買いに行き、こみ上げてくる破壊衝動を抑えながら、F80M3のステアリングにバックスキン加工が出来上がったのが、5年前のこと。

※当時のパーツレビュー>>>

素人仕上げながら、予想以上の出来栄えに、熱いものがこみ上げてくるのと同時に、二度とやるものかと誓ったあの日。

そうしている内に、3年前にF20が加わり、F80M3からG80M3へと乗り換え、バックスキンステアリングのこともすっかり記憶から抜け落ち、金輪際、針と糸でステアリングを縫い付けるイベントなんて起きない、、、、

はずだったのですが、この春、F20からF36へとビジネスの相棒が交代し、F36のハンドルを握るようになった時に、メーター回り、iDrive、フロントガラス越しのアルピンホワイトのボンネットなど、F80M3とほぼ同じドライバーズビューが目の前に広がり、猛烈なノスタルジーに襲われ、あのバックスキンステアリングの感覚が恋しくなってしまい、ついに堪え切れなくなって、衝動的にポチったのがこちら。


5年前は確かに苦労した、しかし、人には経験則を糧にした伸び代がある。
そう自分に言い聞かせ、まつり縫いのやり方を嫁にもう一度教えてもらい、その厳しい指導を乗り越え、落札から2週間ほど経って我が家にやってきた、日沈む国から届いたこれを手に、F36の下へと向かったのでした。

台風一過の青空が広がり、風も涼やかで、細かい作業にはうってつけ。
まずはステアリングの脱脂をし、アルコールが揮発していくのを待つ間に、裏地に両面テープを貼り付け。

説明書を読んでもさっぱり理解できなかった5年前とは違い、



とどこかの大佐と気持ちがシンクロしたところで、取付作業をスタート。

まずは、カバーを引っ張って、ステアリングにピチッと被せることから。
前後の指定は特になく、ジャストサイズにつき、引っ張り過ぎないよう注意しながら、位置合わせ。



ポジションが決まったら両面テープを剥がして貼り付け、余った革をクリアランスへと押し込んだら、いよいよ、作業のクライマックスでもあり、最難関ミッションへと突入です。

針穴に糸を入れたら、格子状になるよう、交互に縫い目に糸を通して編み込んでいく、ただそれだけのこと。
なのに、意識すればするほど、緊張が高まり、針を持つ手にじんわりと汗が滲んでいく。
最初の針を通すのがどうしてもできない・・・
両面テープを剥がして、元に戻してしまおうか・・・・
そんなヘタレの虫が顔を出し始めたその時、
『嫁からも大丈夫👍と大小判を押されたじゃないか!
そう、もう家庭科2だった頃のお前じゃない、お前が信じる、お前を信じろ!!
とどこからともなくグレンラガンのカミナのような力強い声ともに、ドラクエのレベルアップファンファーレが頭の中で鳴り渡り、
意を決し、右下部分から針を入れ、一気に縫い上げたのでした。



規則正しい格子状に縫い上げられた個所をまじまじと見ながら一呼吸置くも、次に待ち構えているのは、起伏が多く、難所となるステアリングの上半分。
一度で縫い上げなくてはならないのと、スイッチ部分の曲面をいかに仕上げるか、腕が問われるところ。
「イケる、今の俺なら。」
手を止めてはいけないと、勢いに任せ、慎重に針を通し、ぐるっと半周を縫い上げてみると、ステアリング上部にも格子状の美しい縫い目が出来上がったのでした。
左下部も難なく終わり、仕上げは逆方向から重ねて縫い上げて、フィニッシュ。


この後、シワを伸ばし、ぴったりフィットさせています。

糸と同色のブルーのセンターテープが来ると思っていたら、赤色だったのが気になるものの、目を細めてみれば、イイ感じにできているのではないでしょうか。

握り心地は、バックスキン特有の起毛が優しく、G80と同程度の太さでスポーティな雰囲気に。

ドラクエに裁縫職人のジョブがあったならば、メタルスライムを倒した時のようなレベルアップを果たしていたに違いなく、湘南爆走族の手芸のえっちゃんからも『頑張ったな』と声を掛けてもらえそうなぐらい、自分を褒めてあげたい気分になった、2時間でした。

でも、もし、もう一度やれと言われたら、、、、モームリっす(ナイアガラ汗)

Posted at 2026/06/08 13:36:09 | コメント(5) | トラックバック(0) | F36 | 日記
2026年05月26日 イイね!

受難続きの下回り その2

さて、下回りで起きた悲劇の連鎖、その2です。
同じ経験をされた諸兄もいらっしゃるとのことで、とても励まされております(深謝)

無事、アンダーカバーのエアベンダープレート(整流版)のリペアを終え、オイル交換でご機嫌なS58を、作業の往復だけで終わらすのは勿体なく、G80もなんだか走り足りなそうにしている。
翌日、丁度、卵を切らしていた嫁が買い物に行こあうとしていたので、ひとっ走りついでに足を伸ばすことにいたしました。
向かったのは、F20では何度も来たことがある、R153沿いのたまご専門店。
往復30㎞程度と、気楽なドライブにはうってつけ。


この画像を撮影した時は、ウッキウキでした

交通量のまばらな日曜の153号を良いペースで駆け抜け、お目当ての生みたて新鮮たまごと地元農家の野菜をたっぷりと買い込み、さて、返ろうかとなった時、駐車場をそろそろとG80を出口まで移動させた時。
側溝のコンクリートの蓋が山形に盛り上がっていて道路にやや段差があるも、F20で来た時に、G80もこの程度なら問題ないと踏んでいたため、やや左にハンドルを切りながら、ゆっくりと、コンクリートを乗り上げ、そして、R153へと合流しようとしたとき、突如、

ズ、ゴゴ、、、スゴ、、、ゴッ、、、ゴゴゴゴ ゴキュ!!

とのエゲツない擦過音が左フロント下部から響き渡り、ハンドルとフロアマット下から、決してあってはならない振動が伝わってきたではありませんか(血涙)

「な、、、hij^ :o * a4; Wint$ iacvq oPふじこ @?##ふじこ、、@-/xkeifc;s」と、一瞬、気が動転して目の前が真っ白になりつつも、後続もあり、アスファルトに前輪が設置していたため、そのままゆっくりとコンクリート蓋を乗り越え、それ以上、悲劇的な何かが起きることなく、国道へと合流したのでした。

『どうしよう、、、、降りて見るべきか、それとも、帰宅してから現実を受け止めるべきか、、、、』
さっきまでのウキウキ気分は、Y軸のマイナス方向へと二字曲線的に落ち込んでいき、そして、真新しいMotulの効果でブーストは鋭く上がる一方、どんどんと下降していくテンション。

私は知っている。
この音と感触からして、ただ下回りを軽く吸った程度ではないことを。
最初の愛車、Z31で散々経験してており、段差で割れて脱落したフロントスポイラーを後輪で踏んで、真っ二つにしたこともあった。
Z31のおかげで、パテ盛りと塗装技術が飛躍的に向上したのも事実。
その後、Z32でも擦ったし、プレリュード(BB5)でもやらかした。
そのどちらも幸いにして、パテで修復が出来た程度だった。
E36M3Limoではビル足を入れていたものの、純正車高だったのと細心の注意を払っていため、こういったことは起きなかった。
E46M3では哀愁の高車高スキマ倶楽部涙の卒業をした後、アルファルトの窪地にハマり、ホイールを擦ったことが2回あった。

アルファロメオGTVは、『低床車両の憂鬱』でご紹介した通り。

F80M3は車高調をノーマルと同じ設定で乗っていたことで、下回りの傷は皆無。
そして、G80も本当に注意して乗ってきたというのに、、、あああああ、こんなことになるなんて、、、、、
ガクッ_| ̄|○▁▂▃▅▆███(吐血)

見るまでもなく、左フロント下部は傷だらけ、もしかしたら歪んでいる可能性もある。
ピアノブラックのコーナー部分は、目も当てられない状態になっているに違いなく、信号待ちでは、周りの車窓から、痛々しい視線が注がれていること必至。

TKさんにもう一度行くべきか、それとも近くの板金工場で見てもらうか、いっそのこと社外品に交換する、いや、学生時代、Tシャツにジーンズ、ビーサンで訪問して、すさまじい塩対応をされたコーンズ様にこのまま乗り込んでみるかなどなど、とにかく頭の中が、ネガティブな思考と被害妄想に支配され、若干錯乱したまま、ハンドルを握り、何度もロードサイドのコンビニにG80を入れようか迷うも、直視する勇気が出ず、自宅まで数㎞まで来たとき、遅かれ早かれ受け止めなければならないと意を決して、とある大きな公園駐車場にG80を滑り込ませたのでした。

しかし、停めたはいいものの降りる決心がなかなか出て来ない(背汗)
「やだなぁ、、、、やだなぁ、、、、怖いなぁ、、、」
某心霊タレントのお約束のセリフがずっとリフレインしている上に、この暗澹たる気持ちを察したかのように空模様も怪しくなってきている。
そんなこんなでシートでに座ったままうじうじしていると、嫁からメッセージが入り、ようやく腹が決まったのでした。

ドアを開けて、スカッフルを跨ぎ、
『うううう、、、ごめんよ、M3、、、、、、』と今にも泣きそうになりながら、この惨い現実を受け止めるべく、思い切ってフロント部分に回ってみると、

傷や歪みもなく、何ともなっていない、、、( ゚д゚)

下回りをのぞき込むも、どこにも擦った痕も見当たらない。
リペアしたばかりのエアベンダーも無傷のまま。

そんなわけない、、、、あんな不快な音と振動を発していたのであれば、相応にダメージがあったはずと、何だか狐につままれた気分になりながら、
地べたに横たわり、スマホのライトを差し入れ、姿勢を変え、ブツブツ言いながらあちこち見て触り、近くを通り過ぎたご家族連れから「ママ、あれなーに?」「指さしちゃダメでしょ!」と不審者認定されつつ、確認を続けるも、どこにも擦った形跡がないのです。
何が起きてるのかさっぱり分からず、混乱したまま、もしやと思いオイルクーラーのフィンの辺りを確認しているときに、見つけてしまったのです、あの盛大な擦過音の正体を!!



オイルクーラーのパイプに、いくつもできた小傷。
表面を軽く削った程度で、漏れはなく、強度的も問題なさそうなのは不幸中の幸い。
再び、他に擦ったであろう個所を、目を皿のようにして探すも、ここ以外、見つけられず、
おそらく、コンクリートの角とこの金属部分が接触し、ゴリゴリとした不穏な音が響き渡ったに違いなく、他がノーダメージだったことに疑心暗鬼のまま帰宅。
嫁に買い込んだものを渡したところ、私の顔を見るなり、
どうしたの?いつもより変な顔して?」と聞かれたので、顔のことはおいといて、事の次第を話すと、
「へえ~、それで済んで良かったじゃん。Z君(Z31)もそんな事よくあったよね。ま、パパならちょいちょいと直しちゃうでしょ。形あるものいずれはって言うしね。」と嫁なりに励ましてくれました。

それにしても、何でこんなところにオイルクーター付けてんだろうと、ワーストエンジンと名高いホットV型N63ツインターボしかり、常々、ユーザーに強度試験を丸投げるするBMWの正気を疑いつつ、日本の舗装路なら不要だろうと、高をくくっていたアンダーカバーの購入を検討しているところです。


下回りの受難が続き、どちらも当たり所がラッキーだったものの、昨日、お参りをしましたので、これですっきりと禊ができていることを祈らんばかりです。

低床車両の皆様、そして、G系のMモデルにお乗りの皆様、私のように油断なさらず、どうぞお気を付け下さいませm(__)m


おまけは、お参り後の参道で、一生懸命、話しかけてきた御使いニャンコ。
少しの間、話し相手になってもらいました ( ˊᵕˋ )

Posted at 2026/05/26 11:03:44 | コメント(5) | トラックバック(0) | G80M3 | 日記
2026年05月25日 イイね!

受難続きの下回り その1

適度に車高を落とし、低く構えた愛車のカッコ良さは言うに及ばず、さらにお似合いのエアロなんぞ装着した日には、イケメン過ぎて、つい用もないのに走り回って見せびらかしたくなるのも車好きの性。
しかしながら、そのデメリットも盛りだくさんで、踏切、段差、アルファルトの凹凸、コンクリートの車止めなど、様々な低床車両特化型埋設兵器が行く先々で待ち構え、場所を選ばなければならないのは勿論、うっかり迎撃されたときの、あの下回りを抉り取るかのような、不吉な音とステアリングやシャシーに伝わる振動で、車両下部になにかしら不可逆的な悲劇が起きたことを瞬時に悟り、涙するのでした(経験者談)

さて、先週末、TKさんでオイル交換をお願いした際、ジャックアップされたG80の下回りをふと覗いた時のこと。

何かがブラブラしてる・・・・


♪たんたんたぬきの~♪以下、脳内再生でお願いしますm(__)m

何が起きているのか、飲み込めないまま、よく目を凝らしてみると、、、、



あろうことか、アンダーカバー左側のエアベンダープレート(いわゆる整流版、正式名称不明)の一部がもげ掛けているではないですか( ゚Д゚)



「こ、これは、、、、、」と、あまりのことに言葉を失い、立ち尽くす私に、
「ああ~ここ柔らかいですからね。車高落してサーキットとか走っていると取れたりしますよ。外しますか?」とT社長。
「外せるんですか?」
「見てみますね。あ、これくっ付いていて、切るしかないですね。どうします?」
「このまま走っていて、落下したりしませんかね?」
「この程度でしたら大丈夫かと思いますよ。擦らなければですけど。」
とまさかの切除をするかどうかの決断を迫られ、一応、現状のままにしておくことにいたしました。
なお、右側のエアベンダープレートは無事。
それにして、おかしい、、、、下回りを擦った記憶は全くない。
H&Rのダウンサスは、ショップさんとも話し合って、この地上高なら大丈夫と踏んでいたはず。

もう一度、よく見てみると、側面に、何度か、擦った様な模様がついており、ここに何らかの外力が幾度も加わって破断したと思われ、G80のハンドルを握りながら、4ビットのシナプスをフル稼働させて、残数僅かとなったニューロンを徹底的に探しまくったところ、有力な容疑者が浮上してきたのでした。
それは、自宅の駐車場出入口の段差用に何枚か設置していた正方形の『プラスチック製スロープ』。
設置以来、地面が平らではないため、荷重が前後に係ると、少々ガタガタと傾く代物で、
早速、自宅に到着し、G80をガレージにじわじわと入れ、スロープが傾いたであろう位置で一旦停止し、下回りを確認してみると、見事エアベンダーに向かって、スロープの硬い角がジャストミートしているじゃあ~りませんか(福沢アナ&RIP:チャーリー浜さん汗)
車庫入れ時にはバックで入れるため、当たらないのですが、問題は出庫する時で、前輪の荷重により、スロープが前方向に傾き、後ろの角が立ちあがって、エアベンダーを意地悪な継母のごとく、グリグリと押していることが判明。
都合2年間、G80を出す度にこれを繰り返し、そうして、エアベンダーの後部が破断したのでした。

「お前だったのか、、、、いや、俺か。」と呟き、スロープを十分なクリアランスが出来るところに設置し直し、ウマを掛けて千切れかけたエアベンダーのリペアを開始。

リペア後はこんな感じ。


ロックタイトのゴムボンドとドライヤーで切断面をしっかり熱接着させ、その上から倉庫に余っていたリアルカーボンプレートの端材を適当に切り、両側から貼り付けて補強しております。

これが下回りの最初の受難。

その翌日のドライブで、更なる受難に見舞われるとは、リペアが存外に巧くでき、気分良くジョージリンチの変態ソロを完コピしていたメタラーにとって、そんな事態が待っているなど、この時、予感すらしてなかったのでした。

~その2に続く~

Posted at 2026/05/25 15:12:37 | コメント(6) | トラックバック(0) | G80M3 | 日記

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