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FlyingVのブログ一覧

2026年05月09日 イイね!

BirthdayRunはMとともに

BirthdayRunはMとともにGW真っ只中の5月3日は、不祥メタラーがこの世に生を受けた日でもあり、日本国憲法が制定された国民の休日でもあります。
ちなみに、学生時代の専攻は憲法ではなく民事訴訟法でして、幸いにして私生活で役立ったことはございません( ー`дー´)キリッ
『せやかて、工藤、それって今までのことやろ?』なんて突っ込まれそうな気もしなくはないのですが、、、

そして、全く気が付かなかったのですが、先月12日は、みんカラを登録してから満20年となるアニバーサリーでして、当時、E36M3Limoのハンドルを握っていたのが30代の半ば、それが20年も前だったとは、ニュートン的時間経過が年々加速していっている現状に、軽く打ちのめされてしまいそうになるも、こればっかりは受け入れるしか仕方がなく、タキオン粒子かコスモリバースシステムでできた時間断層の発見が2202年より前倒しになるのを祈らんばかりです。

GWは4日が甥っ子の誕生、そして5日は父の誕生日に加え、結婚記念日と、記念日の確変状態で、甥っ子の誕生日はメッセージを送っておいたものの、5日はそうはいかず、父にはふるさと納税を手配、そして、このGW、家族でしたことと言えば、、、、

3日のメタラー生誕日には、嫁とケーキを食べにいき、その後、M3を駆って、道の駅へ。



F80M3&F36と偶然比較ができた同じ位置に再び駐車。


シートの上のメガネケースは、娘からのプレゼント。
当日の朝、『おめでとう!』と言ってくれたものの、プレゼントがあること自体、全く期待も予想もしていたかったのですが、あまりにボロボロのメガネケースを見るに見かねて、買ってくれたそうです(男泣)

道の駅からの帰り道、助手席側のドアの前側エッジ部分に、大リーグボール1号でも投げない限り、一体どうやって飛んできて、どんな角度で当たったのか意味不明な、全くもってありがたくもない飛び石をプレゼントされ、帰宅後、タッチアップをしようとするも降雨があり中止。

自分へのプレゼントはF36のbm3、そして現在のメインギター、KillerWishbone-VをMarshall CODE50に繋ぎ、LOUDNESS、MSG、RIOT、Europe、Yngwei、Ozzy、EZO、聖飢魔Ⅱなどのナンバーを弾きまくって、バースディを締めくくり。


4日は朝から雨天だったため、自室の掃除をし、午後の晴れ間を利用して、前日の飛び石のリペアに着手。
ZONTAのポリッシャーを駆使し、なんとかリカバリーに成功(整備手帳にUP予定)
ついでに、F36の、前オーナーさんの補修があまりに雑だったため、一瞬、当て逃げかと思ったフロント部分の軽微なリペア痕も、サンドペーパーで磨き取って、タッチペンで重ね塗りをして凹凸を埋め込み、最後に1200番~3000番とサンドペーパーを当て、コンパウンドでフィニッシュ。

続いて、5日。
結婚記念日はホテルの洒落たディナーなんぞ予約するのが嗜みと、バブル期のトレンド雑誌の受け売りが未だ抜け切らない、悲しき昭和の習性につき、当日OKなディナーを探すべく、嫁に希望を聞いてみると、
「毎年言っているけど、そんなの必要ないの。でね、今年は、ここの中華とコーヒーが飲みたいな。」との、賢者の贈り物のデラかと思うような慎ましいリクエストが(感涙)
このやり取りを聞いていた娘と、丁度、荷物を取りに家に帰ってきたい息子が
「連れて行って欲しい!!」とノリノリになったため、
お隣のうまし国(三重県)にて中華ランチをし、その近くにある隠れたコーヒーの名店でお茶をする、家族4人でのプチ弾丸ツアーが開催されたのでした。

地元民に愛される名店。お値段は良心的、味もさることながら、ボリュームもものすごく、ランチですら1.5人前はあるかというのに、女性4人のグループが都合10人前の料理を軽々平らげておりました💦

中華ランチで腹パンとなり、テイクアウトに肉団子二人前も。

続く喫茶店では、1人当たり2杯もドリンクを注文し、スイーツやらを欲望の赴くままに買い込み、店主さんもびっくりなお会計(栄一さん1枚超え)となったところで気持ちよくお支払い。

ここでしか味わえないブレンドの豆をほぼ毎週買わせていただいております。

娘も「すごく美味しくて楽しかった。」とご満悦。
息子は「今度、彼女を連れてくる。」とリピート確定。
ナビシートの嫁はと申しますと、
パパ、いつも言ってるけど、結婚記念日だからって、特別なことしなくてもいいの。こういうのが嬉しい。」と微笑みながらサイドウィンドウを開け放ち、そこから入り込む初夏の風に、目を細めておりました。

人生で一番好きな人と結婚出来た奇跡を噛みしめ、そして、様々な試練に遭っても、文句ひとつ言わず、家族を支えてくれたことは、どんな言葉や贈り物をもってしても足りることはなく、ただ一重に大切にしていかなければならないと改めて誓った結婚記念日。

6日は洗車やら、諸々のメンテをし、GWは終了。


侍タオルとブロワーで吹き上げ、最後はガラス系コーティングでG’ZOX被膜をケア

そうして、再び、いつもの平日を迎えたわけですが、今年も無事に誕生日迎えられ、休止期間があったにもかかわらず、こうして20年もみんカラを続けられたのは、家族や良き縁で結ばれた知己はじめ、みん友さんや、立ち寄っていただける方々あってのこと、感謝の言葉は、筆舌につきません。

今後もヘタレメタラーのインモラルな駄文にお付き合いいただきたく、取り急ぎ、いつもより文字数少な目、画像多めのGWのご報告とお礼まで。

FlyingV拝
Posted at 2026/05/09 23:17:35 | コメント(7) | トラックバック(0) | G80M3 | 日記
2026年04月29日 イイね!

力が欲しいと望んだら、イキスギてしまった

力が欲しいと望んだら、イキスギてしまったことの発端は、遠方の新規クライアントさんとの初回打ち合わせが無事終わり、その帰り道、最寄りのICから高速に乗り、グランクーペでの快適な高速クルージングを楽しんでいた時のこと。

先のICからの合流を回避すべく、追い越し車線へと進路変更すると、前には真っ赤なアバルト595が、これまた合流車両を避けようと車線変更してきたトラックに引っ掛かっており、アバルトのトラックとの車間の詰め方や挙動からして、明らかに焦れているが分かる。

しばらく80㎞+αで、トラックとアバルトに追随しているうちに、トラックの左ウィンカーがカチカチと点滅して走行車線へと移ろうとするその時が、ついにやってきたのでした。
追い越し車線がオールクリアになると、予想した通り、一呼吸おいてから猛然と加速していくアバルト。
こちらも3速にシフトダウンし、B48のポテンシャルを開放すべく、アクセルペダルを踏みこむと、たちまちブーストは最大となる65kPa付近を表示し、B48がフォンと乾いたサウンドとともに勇ましく吹け上がり、アバルトのテールをロックオンすると思っていました、この時までは・・・

F36が加速する間に、どんどんと引き離され、小さくなっていくアバルトの後姿。
向こうは1.3Lの180ps、こちらは2.0Lの184psで車重の差を差し引いても、いい勝負になるとwktkしていただけに、これほどだったとはと軽く打ちのめされ、帰宅。

そんなこんなで自宅で、悶々としていると、
とある有名メカニックの声が聞こえてきたのです。



そうだ、それしかない!
もう少し先にと考えていた、あれをやるしかない。
「力が欲しいなら、、、、

※ARMSのジャバウォック。高周波ブレードのランスを使うナイトが大好きでした。

そうして、某オクを徘徊していると、あるじゃないですか、あれが。


BMW乗りならお馴染みのbootmod3、こちらは公式HPのもの。

円安の影響で一昔前に比べて、随分と値上げされて日和るヘタレな私に、
『メタラーが為替を恐れてどうする?少し早めの誕生日プレゼントでいいだろ!』との、いつものカタストロフィーへと堕落させる心の中のロックな誰かの囁きに乗っかって、ポチっとな。

落札後、すぐにアクティベーションコードが届き、都合、3台目のbootmod3だけに楽勝と思っていたのが、イーサネットケーブルはあるも、iPhoneとのアダプターが見当たらず、PCからの書き換えに。



さらに、中華製ケーブルの接触が悪く、車両情報を全然読み込んでくれない上に、複数のアカウントが重複していて、中々、アクティベーションコードの入力まで進まない💦
OBDの差し込みを何度かトライして、ようやくVINを読み込むことができ、無事、フラッシュに成功しました(詳細は整備手帳にて)。

選んだのは、エネオスのハイオクを信じて、93octonのStage1
理論値で、46%のパワーアップ、トルクは48%増、ということは、
184ps→268ps、27.5㎏→40.7㎏と、ほぼ430やスープラSZ-Rと同等のスペックに。
であれば、同じB48のチャージパイプの交換も必要ないだろうと踏み、このために、プラグ交換やらをし、スケスケフィルターを装着、オイルもフルシンセを奢るなどしてきたのであり、もともとの予定が、次のオイル交換をした後だったのが少し早まっただけのこと。

そして、先ほど、買い物とDMEの学習方々、ひとっ走りしてきたところ、
『これがあのジェントルだったB48??』とのあまりの変わりっぷりに、B58にでもスワップでもしたのかと思わせるほどで、
まず、低速のゲインを増やしているのか、停止時からの動き出しが軽い。
もともと低回転で最大トルクを発する特性だったのが、その美点はそのままに、パワー感が希薄になっていた高回転域での、トルクレスポンスが敏感になっている。
さすが、様々なフィードバックによりマップが最適化され続けているbootmod3と、ホクホクしながら、SportsModeに切り替え、高速へと乗り入れ、深々とアクセルを踏み込むと、Sports表示にピークホールドされた、その馬力とトルクは、


218kw(296ps)、430Nm(43㎏)
やってんな、これ💦

ちなみにアクセル開度は8割程度にもかかわらず、その時のブーストは、130kPaと、ノーマルの設定値である60kPaの実に2倍強(ナイアガラ汗)
スケスケフィルターと点火系のリフレッシュの効果もあるにしろ、イキスギな感もある、Stage1チューン。
いくらトヨタが認めた頑丈なB48とは言え、ブーストリミッターの設定をするなど労わりつつ、モディファイは一旦ここで落ち着いて、基本メンテをしていかなければと心に決めたのでした。
しかし、今日も今日とて、知らないうちに、お気に入りリストにマフラーやらブレンボキャリパーやらがどんどんと増えていく、謎現象が起きているとかいないとか(◎_◎;)

おまけは、またしもて作業中に何度も顔を出し、フラッシュ待機中の話し相手にもなってくれた近所のハチワレちゃん。



※タイトル画像の某先輩の仮想通貨は、流通しておりませんので、間違っても新宿2丁目や最寄りのハッテ〇場などでお求めにならないようご注意ください
Posted at 2026/04/29 17:39:08 | コメント(4) | トラックバック(0) | F36 | 日記
2026年04月27日 イイね!

伝統か挑戦か『日独おはな対決』

伝統か挑戦か『日独おはな対決』車のフロントマスクは、そのモデルのアイデンティの最たるもの。
ここの造形で、車の印象が決まるのと同時に、セールスにも重大な影響を与えるのは必定。
また、大胆な変更は、時に賛否を巻き起こし、たびたび議論の的になるほどで、
安全基準に伴うリトラクタブルの廃止は仕方がないとして、代表的な事例として、丸目ヘッドライトの採用(GD系インプレッサ、DC2インテグラ、30系でソアラ、デルソル、ST202セリカ、W211メルセデスetc)、グリルレス化、ダクト変更などなど枚挙に暇がなく、911のように一目でそれと分かるコンサバティブなデザインを踏襲している一方、我が家のG80のように、デビュー当初、BMWオーナーすら拒絶反応を示した挑戦的なものもあったりしました。

フロントフェイスのデザインは、3台目プレリュード、Z32のようにいかにもビジュアルを優先したように思えるも、実は、冷却性能、空力など、デザインと相反する要求も実現していかなければならず、当初のデザイン案と市販化したデザインは往々にして違っていたりするもの。

そんなフロントフェイスが特徴的なスポーツカーの1台といえば、私も乗り継いだフェアレディZ。

そして、そのシンボリックなのが、240Zで登場したGノーズ
最高速が5㎞伸びるなど性能向上もさることながら、とにかくカッコいい!!
その後、S130、Z31、32ではデザイン面などで採用されませんでしたが、
先日、とある郊外の駐車場で、素敵なおはなのZ33と偶然ご一緒し、大変勝手ながら、『日独おはな』比較をさせていただきました。



恐らく、社外品と思われるGノーズが装着され、低く構えたグラマラスなプロポーションから伸びる鼻先は迫力満点。
CD値も改善されているようにも思え、全体のまとまりも非常に良し。

その1台空けて、うちのG80のメガキドニーは、ビーバーの歯だったり、ブーちゃんだったりと、散々な言われ方をされ、うちの嫁からも「おはなさん」とのニックネームを賜るなど、良くも悪くも特大の個性でして、実車を見ると、割とカッコよく見えたりもするものの、愛車レビューで書いた通り、異様な圧を感じるのも事実。
ハイパワーの代償として、発熱著しいS58を冷却するためにこのような形状となったとのことですが、伝統のGノーズと比較すると、レースフィールドなどでのバックストーリーはなく、突然変異的に出て来たものであり、恐らくこのモデル限り。

しかし、親の欲目といいましょうか、こうして日独を代表するスポーツカーの鼻先を並べてみると、決して、Gノーズに後れを取っているとは思えず、どちらも高性能の証であることに疑いようはなく、バックミラーに、このフロントフェイスが迫ってきたら、血が熱く沸き立つのか、それとも大人しく譲るかの選択を迫られるようなアイコンでもあり、伝統であろうと、挑戦であろうと、車好きの憧れとなるような、そんな『おはな』になって欲しいと願うワンショットでした。

そんなことを考えていたら、菊池寛の『形』がフラッシュバックし、買い物をして家路につくと、デザインや性能云々を遥かに超越した、レジェンドに遭遇してしまったのです。。。



調子の良さそうなエキゾーストノートまで堪能させて頂き、大変な僥倖、ありがとうございました。

※タイトル画像は、土曜のお昼時、物心つく前の幼い私の腹筋がねじ切れるかと思うほど頃、笑せてもらった、吉本新喜劇の帯屋孝史さん。
ポットと新幹線がワンセットのお約束で、岡八郎さん、木村進さん、桑原和夫さんと並んで大好きでした。
Posted at 2026/04/27 13:15:47 | コメント(2) | トラックバック(0) | G80M3 | 日記
2026年04月21日 イイね!

訳あり女子大生とグランクーペ

時々、思い出したかのようにUPしてはお騒がせしております、このシリーズ。

彼女たちの愛車への素直な感想、取るに足らない駆け引き、機微な感情の揺らぎ、悪魔の証明に打ち勝つ断固たるアリバイなどなど、日常のありふれた一場面を切り抜いたモノでして、特に他意はなく、そして虚実綯い交ぜになっているモノであることを申し添えておきます。

今回は、グランクーペに少々事情ありげな女子大生を乗せまして、その時のことです。

毎年、この季節には、本業とは別に、生活の糧の一つとして日銭を稼いでおります講師業の傍ら、巣立って行った生徒達の受験勉強の労をねぎらい、結果云々に関わらず、『受験お疲れ様会』を開いておりまして、今年、とある焼き肉店のワンフロアを貸し切り、10代の胃袋のために食べ放題のコースを予約し、盛大に開催した時のこと。
今年の参加者は、珍しく男子よりも女子が多く、そして何故か、数年前に私の下を卒業し、当時、高3の医学部受験講座の際に、課題文として出題した某医学部の過去問である『別れの手紙』を、私が知らないのをいいことに講義に出ていた元カレ本人の前で採点させられ、二人でdisりまくって、元カレを絶望の淵に叩き込むと同時に、まんまと公開処刑の片棒を担がされ、その後、元カレともども重い十字架を背負うこととなった、悪魔すらドン引きするほどの純潔の皮をかぶった冷徹な処刑執行人『リカ』(仮名)が混じっていたのでした。

※その時のブログはこちら

当のリカは、数年前の共通テストで得点率97%の脅威の高得点をひっさげ、全国の超進学校の英才たちを恐れ戦かせた挙句に、某K都大の医学部医学科を蹴って地元の国立大学医学部に進むという信じがたい所業の末、現在、医師の卵として実習中の身なのですが、
どこから嗅ぎつけたのか、「先生、今年の時間と場所教えてください(笑)」と、こちらから誘うまでもなく、シレっと参加し、そこで、家庭教師先の生徒をゲットしたり、件の別れの手紙を授業で使用していることもあってか『本人降臨!!』と生徒達のテンションも爆上がりし、ダメ男ホイホイのトークショーで場を盛り上げてくれるため、とても重宝しているものの、気持ちよく酔っぱらった最後は、合格祝いにおじい様から買ってもらった、とあるタワマンに、私が足変わりとなって送り届けるまでが1セット。

そして、今年も、コースに入っていないミスジやらの希少部位を勝手に追加注文した挙句、ソフトドリンクの私や生徒達を横目に、1人で日本酒、チューハイを細身の体のどこに入っていくのか目を疑うほど飲み干し、その結果、またしても予算を遥かに上回るお会計を済ませ、財布が羽毛のごとく軽くなったところで、
「こんな美少女が夜一人で歩いていると危ないので、送ってくれ、、くださいm(__)m」とのお約束のおねだりに、
「とっくに成人している上に、美少女かどうかは疑義があるけど、いいよ。」
「ええっ、ひっどい!どっからどう見ても、清純でいたいけな美少女でしょ!!」
「美少女というより、ドカ食いダイスキもちづきさんの先輩の、人生に疲れて酒に溺れたOLってとこじゃない。」
「そんなのヤダ、、超絶美少女だもん!!」と、とても予備校時代は常に全国で一桁、今の大学で学部2位の成績を維持している優等生とは思えない、低偏差値トークを楽しく交わしたところで、コインパーキングに到着。

※向かって右側が酒に溺れる先輩。左側は言わずと知れたモチヅキさん。
勿論、本文とは一切関係ございません。

実際、よくナンパされるため、限定的な保護者とは言えども、ほっとけないところもあるのです。もし何かあったら、リカを溺愛してやまない、超資産家のおじい様からどんなお仕置きをされるか分かりませんから(半分冗談)

「ちょっと乗って待ってて。」とグランクーペのドアを開け、駐車料金の支払いへ。
「え~新車ですか、これ!」とリカ。
「違う違う、中古だよ。かれこれ10年目ぐらいになる。」
「全然、綺麗じゃないですか~ドア気を付けなくちゃ。」と支柱に当たらないよう手で押さえながら、スカッフルプレートを跨いでナビシートへ。
「お邪魔しま~す♪なんか、いい匂いする♪」
納車オプションの内装クリーニングのおかげか、上等な石鹸のような香りが漂う車内で、ゆるやかに巻かれた髪をさっと後ろ手にまとめ、スカートから伸びた、長く形の良い足を揃えてシート調整をしている。
「お待たせ、行こうか。」
支払が終わり、F36をコインパーキングから出して、片道2車線の国道へ。
最近の出来事や実習のことなどたわいのない話が続き、サイドウィンドウから断続的に差し込む繁華街の明かりが、ずっと大人っぽくなったリカの黒目がちな横顔を浮かび上がらせては、猫のようにクルクル変わる表情を、張り子の回転灯のごとく照らしている
その間、B48は黒子に徹して、グランクーペの雰囲気に見合った空間を演出し、会話をリードするのはリカの役目、私は、そのウィットに富んだ話題に、相槌を打ちつつ、ほとんど聞き役に徹するのみ。

まもなく、リカのマンションという交差点で信号待ちをしていると、ふいに会話が途切れ、F36の車内に静寂が訪れたのでした。
かすかなコロンと甘い彩を含んだ香りがナビシートからふっと立ち上ったかと思うと、
「先生、ご報告があります。」とこちらを向いて、急に改まった口調になるリカ。
「な、なに、突然?」
こんな真面目な顔をしているのは、仮面浪人をしたいとの切実な相談を受けた時以来。
「ちょっとお伝えするのが、心苦しいんですけど、、、、」
「別に構わないよ、ていうか心苦しいなら敢えて言わなくても良いし。」
「以前、お話しした彼氏のこと覚えてます?」
「うん、知っている。東京の大学の医学科に通う、幼馴染だったよね。」
「はい、その彼とのことなんですが、、、、、」
珍しく歯切れの悪いリカに、
「あのさ、もうすぐ着くけど、言いにくかったら、落ち着いた頃にSMS(事情があってLINEはやっておりません。)とかでもいいからね。」と促すも、
「いえ、報告します!」と酔いが醒めたかのようにキリっとなるリカ。
「おう!」と身構えるも、
「その彼と、、、、」
「うん、、、」
「彼と、、、、」
「と?」
「と、、、、と、、、、、」とのグダダ具合に、
ふぅと一息ついてから、意を決したかのように、口を開いたのでした。
「け、、、結婚しました!!!」
「ふ~ん、そうか、、、って、え、えぇぇぇぇぇぇ!!大学生だよね?学生結婚!?」
あまりの予想外の報告に、うっかり降ろす場所を通り過ぎてしまい、それなら少し遠回りして話を聞くことに。
「彼から、実習に入る前に籍をどうしても入れて欲しいって。それで、流れで。。。」
「マジで?それはおめでとう!いや、びっくりしたよ。おじい様やお母さんも驚いたんじゃない?」
「それが、、、、まだ、友達とか誰にも言ってないんですよ。。。先生が初めてです。」
「そうなん?それはそれで光栄だけど、いや、その、さ、先生が始めてだなんて、誤解しか生まないセリフ、お願いだから他所で使わないでね、、、で、いつか言うんだよね?」
「何て言ったらいいか相談したくて。あと、先生みたいに奥さんのこと、ずっと好きでいられるかどうか不安で。」
だそうでして、今すぐは、ロクなアドバイスが出来なさそうだったため、改めてお祝い兼ねた作戦会議をすることに。
現在も遠距離恋愛、そして卒業後も遠距離が確定していたこともあり、彼氏の不安がピークに達したことで、勢いでプロポーズをし、その勢いに流されたらしく、
「二人とも大人で、彼氏も医者の卵だし、将来性は抜群だから大丈夫だと思うよ。報告するなら、とりま二人でだよね。それにしても愛されているよね~」と振ると、良かったのかどうか、分からないとのこと。
再びマンションの前に着いたところで、
「これで、先生と同じ既婚者ですから、安心ですよね!」と何が安心なのか分からない発言を残してグランクーペを降りた彼女は、
またこのカッコいいBMW乗せて下さいね♪」とダブルピースで見送ってくれたのでした。
という訳で、少々訳ありな女子大生を乗せてしまい、何やらめんどくさいことに巻き込まれそうな予感がしないわけでもない、グランクーペとの一夜。
マリッジブルーが後から来てしまったのか、それとも、何か秘め事でもあるのか定かではありませんが、果たしてF36のようなスタイリッシュな結末を迎えることが出来るのか、続編がありましたら、また、どこかの機会でも。

Posted at 2026/04/21 10:41:29 | コメント(4) | トラックバック(0) | F36 | 日記
2026年04月13日 イイね!

難病と桜とM3

難病と桜とM3持病について綴ることは避けてきたのですが、今年で罹患して10年目となる節目につき、無理をし過ぎたそれまでの自戒を込めてのものです。

あのスーパーサイヤ人たる悟空すらも、心疾患を患っていたぐらいですので、多細胞生物である以上、病一つない完全なる健康状態ということはなく、何かしらの疾患もしくは自覚なき病やその種を抱いているのは世の理。

こと、私自身におきましても、お金が貯まらない病、HR/HMが流れると反射的にヘドバンしてしまう病、愛車&ギター&嫁のことになると全く自制が効かなくなる病、好きな子にはいつも彼氏がいる病などなど、枚挙に暇がなく、
フィジカルな部分では、変形ギターを超ローポジションで開脚し、ヘドバンしながら弾き続けたことにより股関節に異常が起きてクラッチを踏むと痛みが走り、マニュアルの運転が難儀になったことで、泣く泣くE46M3を降りざるを得なくなったっこと、その長年のメタル生活のバンド活動のもう一つの弊害として、リハやライブで爆音に晒されていたことでの難聴が進み、脳内補完をするも聴き間違いが多数発生、その上、もともとアスペ気味だった性格が、仕事は別として、よりコミュ障になるなど、日常生活を送るのに不都合なものばかりで、
中でも、心身共に特大のダメージを被ったのが、以前、ブログでも認めました

『潰瘍性大腸炎』なのです。

かの故安倍晋三元首相が、職務不能に陥り、第1次内閣を解散させたことでも知られる、この難病。
原因は不明、悪化すれば人工肛門や大腸癌にもつながり、完治しないため、ひたすら寛解を維持していくのみでして、いい薬が出てはいるものの、再発が大変怖いこの病気と、都合10年ほど、付き合っております。

発症は、激務が続いていた2017年のこと。
経緯は先のブログで書いていたため、割愛しますが、尾籠な内容で大変申し訳なく、何が厄介なのかと申しますと、大腸の内壁に口内炎のような潰瘍がいくつもでき、お腹が下るのと出血が同時に起きて、それが止まらないため、とにかくトイレに行く回数が激増すること。
仏教の八大地獄に、実は、9つ目があり、それが雪隠地獄なんじゃないかぐらいの苦痛で、便意がある状態が断続的に何の予告もなく発生し、そして、そのほとんどが劇症故に堪えられないのです。
当然、TPOを選ぶことなどできるはずもなく、酷いときには数分ごとに襲われ、その度にトイレに駆け込み、もしくは長時間こもるのは日常茶飯事、失禁リスクが常に付きまとうために、外出することが怖く、やむを得ず外出する際には、コンビニやGS、駅のトイレを必ず確認し、通常の1時間程度のマージンをもっての出発はデフォルト。
勿論、何かあった時のための着替えも持っていかなければならず、そのストレスでさらに悪化する負のスパイラルが。
食事も厳しい制限が課され、脂質、刺激、非水溶性の食物繊維なんぞ摂ろうものなら、トイレに立て籠もること必至。
2017年の発症時は、幸いにも、外科的治療は必要なく、薬物治療だったのですが、本来なら一定期間入院するなりして一気に寛解にもっていくのが最良と分かってはいても、何せ、その激務の一切の責を担っていたので離脱することが出来ず、だましだまし仕事をしていたら、治るどころか悪化の一途をたどり、気が付くと、10㎏以上も体重が落ち、爪や皮膚、髪質もボロボロ、顔色は真っ青と、まさにジョージAロメオのリビングデッドさながらのバタリアンフェイスに変貌。


しかも、周りの人たちからは、この辛さが分かりにくく、やたらとトイレに行くことで、さぼっているのではないかと勘繰られることもあるほど、理解が得にくいのも難儀なところで、バンド活動も満足にできず、好きなことを全て諦め、食べたいものも食べられないまま、この先何十年もトイレのことばかり考えていくのかと、人生詰み掛かっていた折、F80M3のハンドルを握れるだけの体力をつけ、絶対に寛解して、それに乗ると心に決め、みんカラも休止した上で、ほぼ3年間を仕事と並行しての治療に費やし、家族の協力もあって、今から6年前に奇跡的に寛解を果たし、M3のオーナーに返り咲き、バンドのライブも再開できるまでに復活したのはブログの通り。

その後、何度も再発の予兆はあるも、都度、心身を休めるなどして、乗り越えて、G80M3へと乗り換えするなど、うまく付き合っていましたところ、今月、見過ごせない症状が出てしまい、楽しみにしていた古いみん友さんとの邂逅もドタキャンする羽目になってしまったのでした。
その節は、大変ご迷惑をお掛けしましたm(__)m

幸い、その前からしっかり体を休めたことで、遅咲きの桜を見に行く程度の体力が戻り、さすがに片道100㎞を超えるロングドライブは無理なものの、最近、F36に掛かりきりだったため、G80M3を引っ張り出して、近所のお山へと繰り出すことにいたしました(タイトル画像)

BGMはHM/HRセレクトながら、ハードバラードに絞り込み、体を労わってヘドバンは封印。
山肌の並木のほとんどが葉桜となっていたものの、珠玉のバラードに抱かれた車内でオキシトシンを分泌させながらM3をゆっくりと流して、わずかに残った桜を愛で、そして、絶品サンドイッチを買い込み、途中、HKSフィルターなどの不用品を現金化して帰宅。


地元の絶品たまごを使用した厚切りたまごサンド。いつも早い時間に売り切れになっているのが、この日、幸運なことに買い込むことに成功し、監理ポスト寸前だった私の家庭内株価がストップ高。


中華性トランクカバーとHKSエアフィルターを買い取りに。たまごサンド代が戻ってきました。


ついでに、外で借りているゲスト用の駐車場で、F36とG80を並べてパチリ。



H&Rのダウンサスを入れているG80よりも、なお車高が低いF36に、デザイナーの矜持を垣間見た気がしました。

ということで、2026年の桜も無事、M3で観ることが出来、近場ながら気持ちよく走れたことで、疲れとストレスも程よく抜け、ゆっくり休めたこともあり、再発の兆しも収まってきたように感じたこの週末。
年度が終わり、少しだけ一息つくことが出来たものの、新年度が始まって、仕事も徐々に佳境へと突入していくに際し、また、来年もG80で桜を愛でることを心に誓い、節制と休息を適度に織り込みつつ、もりもりと増えていくタスクをこなしながらも、この病とさらにうまく付き合っていくべく、心と身体の準備に余念がないのです。

諸兄、諸姉におかれましても、このメタラーと同じ轍を踏まないよう、どうぞご自愛くださいませ。

Posted at 2026/04/13 15:04:49 | コメント(8) | トラックバック(0) | My Life | 日記

プロフィール

「[整備] #M3セダン 飛び石タッチアップ(備忘メモ) https://minkara.carview.co.jp/userid/192969/car/3581196/8645830/note.aspx
何シテル?   05/11 15:59
偶然出会った96年式M3CLimousineを溺愛すること4年、そして涙の別離を乗り越え、その後、やって来たE46M3と忘れえぬ10年来を共にした不人気車とメタ...
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