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FlyingVのブログ一覧

2023年11月29日 イイね!

力こそパワー

力こそパワー毎日がエブリディのFlyingVでございます。
吸気温度が下がり、タービンの充填効率が指数関数的に上昇していくこの季節。

2年前にBoodMod3を施工し、荒ぶるパワーにビビり散らかし、その後、GTSプログラムでそれなりに刺激的なF80ライフを楽しんでおりましたが、弟分のF20 がStage1でさらにご機嫌な走りになったのを横目に、兄貴分のF80が電子制御の枷をかけられたままとはちょいと不憫。

ということで、諸々セッティングをしたStage1を再フラッシュいたしました。



ただし、ブーストリミッターは、これまでに記録したことのある140kPa(20.3psi)とし、ギアのトルクリミットは1、2、3速を、それぞれ15%、10%、5%のカットを、個人的にバブリングはあまり好きではないので、オフに設定。
コールドスタート、MAXクーリングなどはGTSと同じ。

イーサネットケーブルをスマホに接続し、バッテリー充電器を繋ぎ、シートベルトを締めて、エアコン、ライトがオフになってることを確認したら、フラッシュ開始。
いつもながら、この瞬間から作業が終わるまでが本当にドキドキで、もし失敗したら不動車確定と、絶対にそれだけは避けたい。
しかし、そんな不安をよそに、ものの1分で上書き終了。
施工済みであることを割り引いても、あまりにあっけなさ過ぎて、本当に出来たのか疑わしく、思わず、もう1回やってしまうところでしたが、何事もなくエンジンもかかり、エラーも全て消えておりました。
bm3自体も年次改良されているのかなと思いつつ、もう少し調整したい項目があったため、2度目のフラッシュも無事終了。
今回、4つのマップの内、2つ目の91オクタンをチョイス。
さて、その走りはと申しますと、、、
思わず「力こそパワー!!!」と叫んでしまいたくなるほどの過激な出力特性となり、決して軽くはないF80をやすやすと重力の楔から解放し、カタパルトから射出されるF35を彷彿させるような強烈なGが背中をシートに押し付けるのでした。

推定500馬力超。

改めて、ノーマルでさえも手に余る性能が、さらに手に負えないものとなったことへの戦慄を禁じ得ない(滝汗)

気温が上がる5月頃には、またGTSに戻すとして、中間域のトルクが厚くなったのは嬉しく、そして、G80やG82だとこれが日常なのかと、末恐ろしくなるのと同時に、かつてZ32の280馬力に恐れおののき、国産パワーウォーズに憧れ、胸を熱くしていた自分がいたことが不思議に思えるほど、パワーに対しての感性が麻痺し、何の感動を無くしてしまったこと、そして、あの頃の心の底から湧き上がってくるワクワクさはもう二度と手に入らないであろうことが、信じられないぐらいアンビリーバブルだったのでした。


【付録:今日から使える、「力こそパワー」の類義語】
・永遠よエターナルに
・狂ったキ〇ガイ
・思い出のメモリー
・運命のディスティニー
・スタートから始めよう
・これが最後のフィニッシュだ
・今夜はトゥナイト
・正義こそジャステイス
・豪華にゴージャス
・毎日がエブリディ
・信じられないぐらいアンビリーバブル
・構文が進次郎


Posted at 2023/11/29 09:35:52 | コメント(4) | トラックバック(0) | F80M3 | 日記
2023年11月15日 イイね!

ドライブ・ロンリネスと恐ろしき侵入者

ドライブ・ロンリネスと恐ろしき侵入者半袖を引っ張り出す羽目になった夏日の三連休が終わり、急激に冷え込み始めたここ最近。

パーツレビューにも書いた『名もなきコーティング』の2度目の施行をM3にしたところ、期待以上の光沢におののき、その勢いのまま、スイフトにもしっかりと下地処理をしてから重ね塗りを。
艶々の2台が出来上がり、上がってきたテンションと血圧に任せて、紅葉を求め、M3で向かったのは、近所のお山。

子供二人はそれぞれ別の用事、嫁には一瞬で袖にされたので、一人寂しく、M3のハンドルを握り、途中、コンビニで休憩しつつ、近くに道の駅があったため、そこへ。
道中、すれ違う車も少なく、回りたがるS55をなだめながら、ゆっくりと山間を流し、まだらな紅葉を抜けて道の駅に到着。
三連休後の冷え込みで一気に進むと思われたものの、ここの紅葉はまだこれからといったところで、農家直送の野菜などを買い込み、峠道を下り帰宅。



その晩、ドラシャブーツ騒動などでまだまだ走り足りなかったこともあり、再び、M3で出撃。
嫁を起こさないよう、気配を消してガレージへ。
次に向かうは高速ステージ。
外気温は摂氏10度と、ターボ車にとって絶好のコンディション。
ブーストピークは、目標馬力を設定し、吸気温度等から過給圧を逆算するBMW独特の制御によって、夏場より低い125kPaを少し超えたところに抑えられるも、パワーターボの特性はむしろ今の方が際立っているかのよう。
峠では少々持て余すパワーとボディサイズだったのが、料金所をくぐると、アウトバーンに本籍を置くM3は、高らかに嬌声を上げ、さながらハイウェイの海原を気持ちよさそうに泳ぐ白い一頭の海棲哺乳類と化しておりました。
刈谷PAでしばしコーヒーブレイクの後、覆面のマークXに肝を冷やしつつ無事帰宅。
深夜の静寂を破らないよう、細心の注意を払って車庫入れし、忍び足で玄関を抜けて自室へ戻り、M3とのドライブを満喫できた昂揚感と心地よい疲れに包まれながら、気になっていた仕事を片付けて就寝いたしました。

そして、次の日の朝、軽く水洗いをして、拭き上げようと運転席のドアを開けたところ、そこに、あまりに恐ろしい侵入者の姿が∑(;゚Д゚ノ)イヤァァァァ


かつてバンドサークルの先輩が、その余りの風呂嫌いと偏った食生活で、ドリアン抱えた発情期のセイウチが隣にいるようなすさまじい体臭を放っており、親しみと畏怖を込めてカメチュウと呼ばれていたその由来となる、この小さな甲虫の臭腺開口部から放つ非人道的な破壊力を持った激臭は、私自身、幼き頃、実家の畑をはじめ、身をもって思い知らされており、驚いてドアを閉めるなどの刺激を与えたら最後、M3の車内は阿鼻叫喚の大惨事に、そして私の鼻腔にある嗅覚細胞は壊滅、その日一日が台無しになること必至のバイオウェポン(震)

ドアはそのままにして、かつてリアスポイラーの両面テープを死闘の末に撃破した歴戦の勇者たるリムーバーを取り出し、ニトログリセリンかはたまた彼氏に捨てられてメンヘラ化した乙女心を扱うかのように、慎重に、そして、素早く、除去しなければならない。
気付かれないよう外骨格の下にリムーバーを差し入れ、一気に弾き飛ばすと、秋の空高く羽ばたいて消えていった、、、、かに思われたのですが、近くに木にとまってこっちを伺っているようでした(汗)
お願いもう来ないで(切実)

時々、無性にしたくなっては、YouTubeなど観て気を紛らわしている一人ぶらり旅
旅に出ないまでも、たまには一人でハンドルを握るのが楽しく、いつまでこんなことをしていられるか逡巡しながら、近所の大木の根元から突然生えてきた巨大キノコを思い出し、それを齧りつつ、サイケなファズを効かせてジミヘンでも弾いてみたら、目の前に極彩色模様が浮かぶのだろうか、なんて感じで中島らものアマニタ・パンセリナを読み直してみた休日でした。


PS:種類はじめ食用、食べたらワンナップするなどの効能を御存じの方がいらっしゃいましたらご教示ください。オレのキノココメントはくれぐれもご遠慮いただきたくry(野獣先)
Posted at 2023/11/16 12:01:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | F80M3 | 日記
2023年11月13日 イイね!

ポイ捨て遭遇から始まる負のスパイラル

ポイ捨て遭遇から始まる負のスパイラル先日、F20で隣県での仕事に向かった時のこと。
朝の時間帯と集中工事で混み合う高速道をそこそこのペースで駆け抜け、料金所を降りて山間の幹線道路へと合流。紅葉が進んだ山肌を眺めつつ、少し開けた窓から入りこむ浅野冷えた空気が心地よく、嫁に淹れてもらった濃いコーヒーを水筒から味わい、仕事前の極上の一時をF20とともに楽しんでおりました。
いい気分のまま仕事の段取りなど考えていると、交差点の赤信号に引っかかり、なにげなく、前のハ〇エースを見ていると、その運転席側から作業服の腕が伸び、その指先には火のついたタバコが一本
トントンと灰を落とす仕草をしたかと思うと、すぐに腕を引っ込め、またしばらくすると、灰を車外へ落とす、青信号後もそれを繰り返し、嫌な予感はしていたのですが、次の交差点で予感は的中し、発進時に、中央分離帯の茂みに向かってポイ捨てあそばしやがりました。
そのまま直進したのと、私は右折したため、その際にドライバーの顔を確認したところ、いい年をした分別盛りの男性。
ポイ捨てをやり慣れていること確実、そして、あれほどご機嫌だった私の気分も最悪に。

こんなシーンに遭遇した朝は、経験上、得てして車関係で碌な事が起きないものでして、仕事はまぁまぁ順調に終わり、今朝のことなどすっかり忘れた帰路のこと。
秋の夕日はつるべ落としのとおり、とっぷりと日が暮れ、帰宅で混み合う幹線道路。
今度は逆の道順で高速に向かう訳ですが、ICまでの2車線の内、直進車線が激混み、私はガラガラのICへ続く車線を進みながら、交差点に進入したその時、突然、対向車線から、渋滞の隙間を縫って、何も見ていない上にクラクションを鳴らしながら右折してきた軽バンとオフセット衝突をしそうになり、こちらはクラクションを鳴らす余裕もなく、咄嗟の回避行動がたまたまうまくいき、ギリギリで接触することなく無事に切り抜けられました(滝汗)
ああ、履いてて良かった、ADVAN NEOVA。
実は、隣県のごく一部地域での運転は、当地の不名誉代表格「名古屋走り」よりも荒っぽいことが知られておりまして、背中に冷たい汗を浮かんだまま、高速へと乗り入れたのでした。
ちなみに、初めての愛車であるZ31は、山梨の国道20号で、ノールックで右折合流してきた幼稚園の送迎バスに右側を思いきり突っ込まれ、人も車も全治3ヶ月&あわや崖下転落の事故に見舞われております。

その高速も、ほどなく進むと、なぜか走行車線の方が、追い越し車線より流れておりまして、私ものんびり帰るはずが、前車に続いているだけで、次々に右側の車を追い抜いてしまっていたのです。
事故?もしくは車線規制?そんなことを思い浮かべつつ、その謎はすぐに解決したのでした。
3~4台前の追い越し車線の先頭車両のミニバンが、80㎞に届かない速度で走り、車線を塞いでしまっているのです。
次々に走行車線へと車線変更をして、そのミニバンを追い越し、再び、右側車線へと戻る車たち。
私もそのミニバンを追い越したところで、ICの合流があったことから、右側車線のそのミニバンの前にF20を入れたところ、突然、ペースを上げ、車間距離を詰めてくるではありませんか。
当然、車間距離は十分とっての車線変更、安全確認をしてウインカーも出したはずなのに、何が気に障ったのか、その後、狂ったかのように煽り始め、パッシングもお構いなし
ひょっとしたら、メガネをかけた貧相で細身の私が、割り込んできた小柄な中年女性に見え、舐めてかかってきた可能性もありつつ、警察24時でよく見る職質の際にコンソールボックスとかから出てくる冷たいモノでも効いているのかと思えるほどの豹変ぶりに、これは絡んだら絶対にアカンヤツと、前が空いたところで、加速して引き離し、大型トラックを間に入れることに成功いたしました。
ああ、やってて良かったbm3。
追い付かれて同じことをされるのもなんですので、しばらく追い越し車線を走ることにし、数㎞ほど進んだところでバックミラーを確認すると、トラックの前に何台か入り込んでおり、これでヤツも大丈夫かなと少し安堵したのも束の間、前が詰まってペースが落ちたところで、どうやったのか左車線からヤツがぐんぐん近づき、私の横に並び、幅寄せのようなことをしてきたのでした。
ここまできたら、もはやキ〇ガイの領域。
ドラレコにはしっかり録画されており、通報案件かと思われたところ、後ろのコンパクトカーの方がしっかりブロックし、その後ろの恐らくヘッドライトからするとAudiと思しきドライバーさん達の見事な連係プレーで、追い越し車線への合流を全く許さず、走行車線に縛り付けられたまま、ヤツは後方へと消えていったのでした。
いやはや、本当にナイスでした。ありがとうございます。

んん?パッシングして追いかけてきたのは、もしかして、つい先日リアバンパーに貼り付けいた、これのせい??



朝のポイ捨てに遭遇してから連鎖したDQNドライバーの確変。
まずは、無事帰宅できたことと、心あるドライバーさん達に感謝するのは勿論、危うきには絶対に近づかない、それでも意に介さず絡まれたらその担保として動画を撮影しつつ全力で逃げること、そして、他山の石として自分自身も自戒しなければならないと改めて認識し、ブログに認めた次第でした。
Posted at 2023/11/13 11:08:03 | コメント(6) | トラックバック(0) | F20 | 日記
2023年11月07日 イイね!

秋の夜長のポッキー・ホラー・ショー


※ホラー映画に耐性のない方、閲覧注意です。そして言うまでもなく長文注意です。

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サバト、、、それは中世より魔女たちの間で行われてきたと言われる黒魔術の儀式。
既に廃れたもの、そう思われていたソレは、実は、現代も継承され、コロナが明けた今年、形を変え、東海地方某所で極秘裏に行われようとしていたのだった。
これは、その情報を偶然にもキャッチした私こと情弱メタラーのFlyingVが体を張って潜入した記録である。

この三連休、数年ぶりの開催となったそれは、ホラーミュージカルの傑作「ロッキー・ホラー・ショー」にちなみ、「ポッキー・ホラーショー」と呼ばれていた。当初は、ヘロヘロになるまで観るイベントだったことから、グロッキー・ホラーショーと称していたこともあったらしい。
表向きは、ホラー好きが友人宅に集い、ビールとポッキー片手に、それぞれが持ち寄ったホラー映画を鑑賞して、その年のナンバーワンを決めるという、暇で死にそうな上に、脳みそをゾンビに齧られたアタオカ達のための不定期イベントだ。
プリッツはポッキーかどうかの論争は一旦置いておいて、半濁音の『ポ』であり、決して濁音の『ボ』ではないことと、ポッキーサイズがどうとか無関係なことは、私自身と変態犬さんの名誉のために重ねて申し伝えておく。

ルールは、原則、過去2年間で公開されたものに限る、もしくはどうしてもお勧めしたいものを2本まで。
持ち込む映画が被らないよう、事前に綿密な申し合わせを行うも、ホラーにも様々なジャンル分けがされており、メンバー内で被ることはそうそうなく、そして、何といっても、今年は、往年のビッグタイトルのリバイバルや続編、そして、ハリウッドが結構な予算を組んで取り組んだ大作もあるなど、ホラー映画の当たり年。
私も相当悩んだあげく、当日、ギリギリに2本に絞りこんだ。

さて、今宵馳せ参じたのは、
①若い頃180SXを駆り、山の中の自宅から仕事場のある都心まで、毎日往復200㎞を走破し、某豆腐屋のトレノのごとく、地元峠の伝説と化していた超ドラテクながら、夜道にうっかり人外と遭遇して事故りそうになったり、警察が動き、TV局が取材に来るほどのゴツイ心霊体験を有する霊媒体質のYM氏
②初参加の紅一点、20代でお嬢様育ち、いったいどんな理由でここに来たのか全く不明の清楚系OL HKちゃん。しかし、ほどなく、あの胸糞グロ映画で話題になった『ミッド・サマー』を「失恋した女子が傷心旅行をするだけの話よね。」と言ってのけ、ここに参加した理由を全員が納得した、死霊悪霊大好き女子。
③今宵のホストであり、高校の同級生にして大学時代は下宿の隣部屋、その学生時代、師匠のやらかしに散々巻き込まれ、空気銃持った半裸のヤ〇ザのシーマに一緒に追い掛け回されたレビンの同乗者であるIW氏。ちなみにHKちゃんとは上司と部下の関係。
④最後は、いい年して、コミュ障、陰キャ、中二病、胃腸が弱い、アングラ、短足と、負の数え役満こと私FlyingVの以上4名。

1本平均90分として、最大8本を観るのは相当長丁場。
IW宅の快適なオーディオルーム故、途中で寝てしまわないよう、各自、昼寝をきっちり済ませ、夕食と共にカフィンをたっぷり摂取してから参加するのがマナー。
私だけはM3で帰らなくてはならないため、アルコールを辞して、コーラのゼロカロで鑑賞開始。


まずは、トップバッターである清楚系OLのHKちゃんのお勧めから。



いきなりヤバいものが来てしまった(滝汗)
本国では鑑賞中に嘔吐し、気分が悪くなった観客が続出したとのこと、R18は当然で、前評判通りのホルモン祭り。総評として、テリファー1でもそうだったが、この2もひたすらグロく、ただそれだけで、ストーリーのテンポがやや悪く、脚本の出来がいまいち。


次に、霊媒体質のYM氏推薦のこちら。



主演がラッセル・クロウというだけで、良質なエンタメが約束されたも同然。めちゃくちゃお金が掛けられ、演出、展開、どれも一級品。実話ベースとのこと、初代エクソシストのような陰湿な雰囲気漂う恐怖作品というよりもハリウッドの娯楽大作といったほうが正解。
テリファー2の後だけに、かなり楽しめた作品。


休憩をはさみ、IW氏が持ち込んだのは、名作「インシディアス」シリーズの「赤い扉」



ランバート一家の久々の登場とあって、相変わらず、脚本、演出、カメラワーク、穏やかな日常と段階的に増していく恐怖のコントラストが巧みで、息子と絶賛親子喧嘩中の私にとって、少しグッとくるストーリー展開。
「アナベル」や「死霊館」と主演や監督が同じなので、混同してしまいそうになるが、別作品。ただし、どれもハズレなしの面白さ。
最終作とのこと、個人的にもっと続いて欲しいシリーズ。

で、前半戦最後は、私の出番。
満を持して披露するのは、「ヘルレイザー 2022」
ベルセルクはじめ数々のダークファンタジーに影響を与えたクライブ・バーカーの神作品「ヘルレイザー」シリーズの待望の最新作にして、中でも私が大好きなシリーズ2を忠実にオマージュしたと言われるもの。
果たして、その出来栄えは、、、、



ファンの間では賛否あるも、個人的には言葉にならないほど、素晴らしかった(嘆息)
クライブ・バーカーのムラっ気がいい方に転んで本当に良かった。
耽美的な映像、ピンヘッドをはじめとした異形の魔導士達は健在、パズルボックスがスマホ並みに進化していたのはご愛嬌として、2をトレースしているのであれば、未だストーリー半ばにつき、地獄の描写などなど続編があることに期待。
ま、シリーズによって出来不出来はあるも、私にとっては安定の様式美。

さて、折り返しの2週目に突入する前に、ポッキーやらおつまみに飽きてきたので、IW氏がシャト〇ーゼのピザを解凍。

既に日付が変わり、間もなく丑三つ時。

2週目のトップバッターは、HKちゃん。
テリファー2に続くお勧めは、『死霊のはらわたライジング』
今や引っ張りだこの人気監督サムライミの出世作にして、続編やドラマも作られたホラー映画の金字塔「死霊のはらわた」の最新作。


最初からグロい、、、サムライミを彷彿させる悪趣味ぶりで、臓器のオンパレードと最後までグロかった。
古典的要素は満載、お約束的展開もあるも、どうも特殊メイクやCGに頼った印象。これも過去作同様、偉大なオリジナルを超えることはできず、清楚で可憐なHKちゃんのメンタルを心配せずにはいられない1作。

続いて、YM氏が持ち込んだのが、『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』
2013年公開のこちら、今年、吹き替え版がリリースされたらしいので、勧めてみたとのこと。ちなみに主役は事故死しているという悲劇の作品。
私自身、字幕版は履修済み、果たして、、、



もうね、観終わって、全員、涙腺がぶっ壊れて、顔グチャグチャ。。。
ヒロインが嫁に激似していることもあり、私はえげつないほど感情移入し、嘔吐いてしまい、、う、うう、あ、あかん、、、(思い出し涙)

次のIW氏のスティーブン・キング原作「ブギーマン」(リメイク版:オリジナルは、眼球に注射器をぶっ挿すシーンがCMとなって、ゴールデンタイムのお茶の間に流れまくっていたという昭和の狂気)となったところで、眠気にどうしても勝てなくなったYM氏が撃沈、いつの間にか日本酒を煽っていたHKちゃんもヘベレケに、私もそろそろお暇すべく、IW氏宅を後に。

この時、YM氏に引き寄せられて何かが降臨したかどうかは不明であるが、夜更かしが過ぎて、全員がリビングデッドのような顔をしていたことだけは事実であり、私に至っては、M3のバックミラーに映ったビジュアル系フェイスの余りの変わりように、楳図かずおの劇画かと思ったほどだ。

とここまでが、「ポッキー・ホラー・ショー」と呼ばれた秘密集会の全貌である。

そして、私自身、ホラー映画のエンディングのような、終わったと安堵した生存者が最後の最後に血なまぐさいオチを迎えるなどという事もなく無事帰宅したわけであるが、そこでは、黙って朝帰りをした私を、生気のない目をした嫁が待ち受け、この時初めて真の恐怖が始まったことも、最後に伝えておかなければならないのであった。


Posted at 2023/11/07 12:34:15 | コメント(2) | トラックバック(0) | My Life | 日記

プロフィール

「ネバーランド(約束ではない方の)へ http://cvw.jp/b/192969/47688141/
何シテル?   04/30 12:26
20年前に偶然出会った96年式M3CLimousineを溺愛すること4年、そして涙の別離を乗り越え、その後、やって来たE46M3と忘れえぬ10年来を共にした不人...
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