2023年10月23日
私こと陰キャメタラーのFlyingVは、今でもオカルト&スピリチュアル大好きなのは過去のブログでしつこいほどご紹介済み。
そして、今回のブログも長文かつくだらない上にタイパ最悪なのはいつものとおり。
お時間ない方は読み飛ばしていただくとして、死ぬほどお暇な方は、どうぞお付き合いくださいm(__)m
幼い頃から、夏休みになると再放送された「あなたの知らない世界」で散々ちびらされ、雑誌のUMA、地球外生命体、恐怖体験、心霊写真特集を手当たり次第に読み漁り、矢追純一のUFO&UMA特番、故冝保愛子氏、同じく鬼籍に入ったリモートの池田貴族、稲川淳二の心霊特番に噛り付いては、友人宅にあった梅津かずお、日野日出志らの恐怖漫画に戦慄し、イベントのお化け屋敷や町内会の肝試しが何よりも楽しみで、金曜ロードショーの『エクソシスト』『サンゲリア』『オーメン』に震えあがった小学生の頃。
多感な思春期も、ムーを愛読した挙句、中二病を発症し、ヤンキー達とつるんでは、廃墟、心霊スポット、都市伝説を追っかけ、同じく中二病のツレ宅で怪しげな召喚儀式をしばしば行い、何を思ったのか秘密裏に行われていたカルト宗教の集会にツレ達と潜入してしまい、浮きまくった坊主頭の中学生3人がつまみ出されたことも。
中二病とカルトへの傾倒はさらに加速し、徐々に水温を上げていくことで茹ダコにならない無敵のタコにする生体実験は、温度調整がうまくいかず失敗に終わるも、1ヶ月にわたりピラミッドパワーを検証する実験を行い、部屋の中にアクリル板で10個ほどのピラミッドを建て、その中に、フルーツの断片、生肉、カミソリを入れ、腐食具合や切れ味の変化などを事細かに記録したレポートを理科の自由課題として提出し、なぜか国語教師に絶賛された15の夏。
TVの特番で、毎回、オカルト代表の韮山さんを涙目にする大槻教授が大嫌いで、絶対に上京してディベートで不倶戴天の宿敵を打ち負かすべく受験勉強を頑張るも、悲しいかな文系の学部で全く接点が無かった学生時代。
そして、現在まで、数々の心霊体験、UFO、都市伝説の目撃などを経て、年に一回のホラー映画大会を仲間内でする傍ら、オカルトパーツを愛してやまないは当然の成り行きでして、、、、
その中でも、アーシングやらアルミシールなど電気系のオカルトは体感度が高いと言われている部類ながら、数値的な実証がされたのは、アルミテープの他、ごくわずか。
高額なものも多く、値段が高いから効くに違いない、いや、効いたと思い込むプラシーボがほとんどと言われている中、私は、ついに目の当りにしてしまったのでした!!
ドラシャブーツ交換騒動があって、出動する機会が減っていたのと最近の気温低下で、M3のバッテリーが心もとなく、ポータブル充電機をつないで100%チャージをした後、嫁と一緒に道の駅へと出かけた時のことでした。
S55が目覚め、しばしのアイドリングの中、M3のキャビンに流れるのは、ランダムにチョイスされた、ウィルソン姉妹でお馴染みHeartの『Never』
80年代ならではの、煌びやでどこか切ないキーボードの旋律がイントロを刻み、ウイルソン姉妹の姉、アンのパワフルで透き通ったボーカルに、妹のナンシーの分厚いコーラスとキレのいいギターワークが特徴的な、ALONEとならぶスマッシュヒットを記録した佳曲。
普段なら、『これ懐かしいね。』 『うん、MTVでヘビロテしてたよね。』ぐらいの会話で終わるのに、
「なんか、めちゃくちゃ音が良くない?」とのコメントが、この時、さほどカーオーディオに興味のない嫁から、発せられたのでした。
「え、そう?」と答えたものの、
実は、この曲が流れ始めてから、私自身も、やけに音の分離がはっきりし、かと言って全体のまとまり感を損ねることなく、よく抜ける高音に加え、当時のレコーディングではそれほど前に出ないはずのベースラインをはじめとした低音もズンズンと響いているなぁと感じてはいたのです。
アンの伸びやかなボーカルの強弱やビブラートもはっきりと聞き取れるほど。
それは、M3を動かしてからも変わらず、次の曲が流れ出しても音の位相はそのままに、
「ホントだ。音、良いかも。」と、実感する私に、
少し開けた窓からの秋風に乗せてハミングしていた嫁は、
「うん。この前M3に乗せてもらった時よりもクリアだよね。」と、どちらかの気のせいではないことが判明したのでした。
前に嫁を乗せた時から、何かしたかと言うと、デッドニングは勿論、イコライザーすら触ったことはなく、ハブベアリング&デフオイル交換に、右側のドラシャブーツにクランプを巻き直したのと、全然関係ない左リアにゴムの肉盛りをしたぐらい(羞恥涙)
「特に何もしてないけど、何だろうね。」と独り言ちつつ、信号待ちで止まると同時に、ストップするアイドリング。
ということは、電圧が充分ある証。
そう、何かしていたと言えば、直前まで満タン充電していたのでした!!
「そう言えば、バッテリー満タンだったわ!」
「ふ~ん、それで音がこんなに良くなるんだね。」
「オーディオにたっぷりと電流が行くからかなぁ。」
「かもね。」と、理系の嫁だけに、メカニカルな回答が続くのをちょっぴり期待するも、今日が14才の誕生日となる娘のことや、天国に行ったRANDYに、いつも変わらずおちゃめなニャンコ達のことなど、とりとめなく話している内に、森の合間を抜けて目的地に到着。
施設前の広場は、丁度、猿回しの演目の時間。
ニホンザルの十兵衛さんは、御年32歳で、人間年齢で言うところの96歳(驚愕)
ベテランらしい円熟のパフォーマンスでオーディエンスを沸かせていました。
(SNSでどんどん上げてくださいとのことで目線無しです。)
目当ての買い物も終わり、帰路へ。
駐車場を出る際に、ノールックで右折してきた高齢者運転のXtrailに突っ込まれそうになるも、音質にも慣れ、十兵衛さんのインパクトが強すぎたこともあって、オーディオに関する話題はなく、中秋のドライブは、まったりと終わりました。
オカルトは、オカルトであるからおもしろく、クリスタルスカルや人魚のミイラなど真実が次々に暴かれてしまうと、途端につまらなくなるのは、私だけではないはず。
しかし、最近、メキシコ政府のUFO&宇宙人報道や、東京大学も宇宙から発信された電気信号を受信したとのニュースは、大槻教授やらに虐げられてきたオカルトマニアの胸を再び熱くすること間違いなく、そして、この日、電気系のオカルト効果を体感してしまった私は、愛機Killerのピックアップの電池とシールドを買い替えることを決心し、少年誌の裏表紙でよく見た、身に着けるだけで大金が転がり込み、モテモテになるブレスレットを密かに買ったクラスメイトや、ロメオ三部作『死霊のえじき』で脳に電極をぶっ挿してヒィーヒィー言っていたローガン博士を思わずにはいられなかったのでした。
Posted at 2023/10/23 16:10:28 | |
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F80M3 | 日記
2023年10月06日
F80のドライブシャフトブーツ単体の部品供給がOEMでもなく、代替品もリリースされていなかったことから、シャフト丸ごとアッセンブリー交換という非人道的高額修理入庫が今月の14日に確定。
すでに腹を括ったものの、痛すぎる出費に、
「ああ、、あのパーツが買えたのに。。。。それと、これも、、、こんなのまで。。。」との独り言がうっかり口から零れてしまう私を見かねて、拙美しくあそばれる我が家の嫁様が、夕食後の食卓で、弊優雅な御仕草でお気持ちを表明されたのでした。
「パパ、なんか納得してないみたいね。」
「あ、いや、納得、、、、うん、理解はしているよ、当然そうすべきだって。」
「その割には、なんかウジウジしてない?」
「だ、だだだだ、、、だってさ、、、さ、さささささ、、、、さん、、じゅ、、、う、、ま、、、う、うん、うう、、、ぐ、ぐはぁ、、(吐血)」
「お金で片付くんだから、大したことじゃないじゃん。」
「事業の負債を抱えた時にもそう言って励ましてくれたよね。」
「大変だったよね~、ま、あの時に比べたら、桁も全然小さいしさ、M3も喜ぶんじゃない?」
「喜ぶには喜ぶけど、これからもっと大きなメンテや修理が出て来るかもしれないし。。。」
「まだ、そんなこと気にしてるの?直すんでしょ?」
「勿論だよ。だけどさ、そもそも、その不安がないようにしたいというか。。。」
「ふ~ん、やっぱり、そんなこと考えてたんだ。」
「・・・・・・」
沈黙する私に、お茶を一口飲んで、大きく息を吐きだす嫁
「それならさ、私から提案してもいい?」
「いいよ。」
「あのね、かっこいいなぁって思っている車があるの。」
「うん?」
嫁からこういう話を積極的にするとは、どういった風の吹き回しなんだろう。
「え、今の車で?」
「そう。」
「何?」
意外過ぎる嫁の言葉に、前のめりになる私。
そして、少し勿体ぶった嫁の口から出たのは、
「新しいZ」
「って、あの一昨年発表されたニューZ?」
「そう!!久しぶりにこの車に乗りたいって思っちゃった。」
「確かにかっこいい。一度は運転したいと思った。」
「なんか最初に乗っていたZ君にも似てない?」と、まるでZ31で迎えに行っていた、20代の頃のような表情を浮かべる嫁。
「色々な世代のZの要素が感じられるよね。」
「でさ、Zで始まっているから、最後もZじゃない?ちょうど、アルファベットの最後だし。」
「で、Zにしろと。」
「ううん、今じゃなくてもいいけど、もうこれが最後の車ってなったら、Zがいいなぁと思っただけ。」
その瞬間、黄昏時に染まる海を横目に、V6ツインターボを緩々と回しながら、海岸線を流すZの助手席で、水筒から注がれた暖かい紅茶をこちらに差し出す、美しく年を重ねた嫁の姿が浮かんできてしまったのでした。
「パパ、ゴリゴリの走りはM3で充分楽しんだでしょ?最後はZでゆる~く走るのもありかなって。」
「いやいや、まだ乗りたい車もあるし、M3だって、乗り続ける約束じゃん。」
「そう言うと思った。でも、今から伝えておかないとさ、マニアックな車、選んできそうなんだもん。」
てなことがあって、アガリの車について考え始めたここ最近。
気が付くとRZ34関連の動画を観たり、カーセンサーを開いたりと、嫁の思惑にはまりつつあるのが少し気に入らないのですが、Z31から始まった車人生の最後の伴走者として、RZ34は悪くない、いや、もしかしたら最良の選択なのかもしれないと思い始めてしまっているんです。
「その前に、Zに似合う、シブいイケおじになってねね。」
食卓を離れる際、こう言い残した嫁。
目指せジョー・ペリーですが、
葬送のフリーレンの勇者ヒンメルみたいになっても、イケてるって言ってね。
Posted at 2023/10/06 09:07:28 | |
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My Life | 日記