2021年09月21日
先日、Sister of painこと私の実妹からスマホにメールが届いた。
「果たし状」との物騒な件名に、本文は「お兄、勝負だーーー!」と一言だけ。
そして、添付ファイルが一つ。
『また大げさな・・・』
毎日がドラマと言わんばかりに、何をするにしろ演出過多になりがちな彼女の癖は小さい頃から変わらない。
どうせ、インスタがバズったとか、APEXで凄いスコア出したとか、めちゃくちゃ料理が美味くできたとか、バッセンでホームラン打ったとかそんな類だろうと、添付ファイルを開けてみると、そこには、驚天動地の画像が😱
「な、なにーーーーーー!!」
我が目と記憶を疑うこと、約2秒。
確か、この前乗ってたのは、AMGルックのCLAだったはず、、、
でもここに写っているのは、どこからどう見てもA45S AMG、、、って、マジか!!!
慌てて、「はああああ、、、、おま、、ちょ、、、これ、、、45、あばばばば@ふじこ¥はべ=ぶmlひう^:じょおk@」と妹に直電したところ、何を聞いても「ウフフフフ、秘密♪」とはぐらかされるばかり。
そもそもBMWはフォッケウルフ、MBはメッサーシュミットと、因縁の間柄。
とは言え、いくらM3でも、A45Sの421ps、500Nのスペックは肉薄し、最先端デバイスを積んだ4Maticの世界最強ホットハッチが相手ではめちゃくちゃ分が悪い(汗)
しかも、私は人間として、妹に勝てる要素がほとんどない。
思い返すと、ずっと昔から、出来のいい妹には負けっぱなしだった。
ピアノも、1年遅れで始めた妹に半年で追い抜かれ、発表会では妹がいつもメインを張っていた。
NHK小学生全国絵画コンクールに同時出品された時も、私が入選の一番端っこに引っかかったのに対し、妹は2作品しか選ばれない特選でTV中継&表彰の晴れ舞台に。
そろばんも水泳も、何をやっても追い越された。
中学の部活でも私は剣道部の補欠、妹は新体操部のエースと圧倒的な差を付けられ、人気者とかたや陰キャの私では、スクールカーストでいえば、まさにqueen beeとgeekの関係。
魔法科高校の劣等生のようなことも起きるはずもなく、妹の取り巻き達には、「お兄ちゃんに似なくて良かったね。」と言われたものだった(実話:思出涙)
大学浪人&留年を食らったクズな兄を尻目に、自立したのも妹のほうが早く、貧する兄を憐れんで、妹の初任給でご馳走してもらってたりした。
私の結婚式では涙一つ見せず、ニコニコと周囲に気を配り、私への祝辞を滔々と読み上げていたのに対し、私と言えば、妹の結婚式で、マイクを渡された途端、涙腺がぶっ壊れ、用意していたメッセージもろくに読めないほどわんわん泣かされまくった挙句に、しばらく妹の友人達のネタにされたりと、そんなドラえもんとドラミちゃんみたいな兄妹なのだ。
それに一体何の勝負をするというのだ。
サーキットか郡サイでも貸切るのか、合法キャノンボールか、もしや燃費勝負、いや下取り査定勝負なんてのもあり得る。
まあいい、今は慣らしを終えるのを待つとしよう。
だがいいのか、いい大人が実の兄をコテンパンに負かして。
兄ちゃんは決して、勝負から逃げている訳ではないぞ。
お互い、家庭もあるし、責任ある仕事だってしている。
それにほら、兄ちゃん、虚弱体質のメタラーで病み上がりだし、また泣いちゃうかもしれないから、な?分かるだろう?
分かったのなら、そのキー、こっちに渡してみようか。
そうそう、実印と車検証も忘れずに(^_-)-☆
Posted at 2021/09/21 16:27:08 | |
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F80M3 | 日記
2021年09月10日
実は、みんカラの企画に乗るのはこれが初めて。
ドリームカーを1台選ぶなんて、ビートルズの好きな曲を1曲選ぶくらい難解なもの。
とは言え、人生の中で衝撃を受けた車と言えば、数多くあるとしても、そのほとんどが幼少期に集中している。
その原体験は世界最速最強のスーパーカーと信じて疑わなかった『カウンタック』、次に007の『私を抱いたスパイ』に登場した水陸両用のロータスエスプリの変形ギミックに胸を焦がしたあの頃。
そして、なんといっても、心躍ったのは、国産最初のスーパーカーとして登場するも、当時の規制に阻まれ、市販化が幻に終わったあの車。
そう、私のドリームカーは、『童夢ゼロ』です!
願わくば、デザインはそのままに、メーカーの垣根を越えた現代の国産技術を惜しみなく投入し、シャシー設計から見直して、AWD化にツインクラッチ式のDCT、L28の心臓部にはVR38DETTを直列2機掛けして、V12の1500psクワトロターボで、最高速は400㎞オーバーになって復刻してもらいたい!!
まさに夢物語、、、童夢ゼロは、その名の通り、子供の頃からのドリームカーなのです。
Posted at 2021/09/10 18:51:09 | |
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2021年09月07日
先週、スイフトを息子から奪還し、仕事に出掛けた道中、激レアさんに出会ってしまいました(嬉)
まずは、高速道で遭遇した最初の激レアさん。
以前出会った197分の1かと思ったのですが、ターボゾーンのスイフトを置き去りにするほどの加速、淀みないメカニカルサウンドに低音が効いたエキゾーストノート、厳ついネガキャンの極太タイヤなどから推測すると、心臓部はL28チューン(3Lor3.1L)と思われます。
遠ざかるダックテールと響き渡るキャブ音にうっとり、燃調が濃いのかマフラーから吐き出される生ガスはこってりしていました。
さて、次に街中で出会った激レアさん、遠目からもとんでもない存在感をかもしだしながら、昭和世代のお父さんたちの視線を釘付けにしつつ、ゆっくりと流していた1台。
3代目ルーチェのスーパーカスタム!!
現存している個体数は極めて少なく、チンスポは社外品かもしれませんが、外観から察するに塗装含めほぼフルオリジナルと、とても大切に乗られていることが伝わってまいりました。
グレードで調べてみると、レシプロ搭載グレードながら、🍙ステッカーなどロータリー愛溢れるアピアランスは、海より深いマツダ愛の証。このオーナーさん、他にロータリー車を所有されている可能性ありです。
驚くべくは、ナンバープレートの「56」
希望ナンバー制になる前のもので、新車若しくは1998年以前に中古車で買ったに違いなく、所有期間は都合23年以上。
私自身、古いマツダ車は不明にして、コスモなどの有名どころしか知らず、ナビシートから「あれ、なんて車?」と聞かれるも、「多分、古いルーチェかなぁ(汗」と乏しい知識を総動員し、勘で答えるのが精いっぱい。
今回の激レアさんで勉強させて頂きました、はい。
とまあ、私にとって眼福だった1週間。
これまで様々な激レア車両と遭遇して参りましたが、個人的に一番ビビったのは、近所にさりげなく路駐してあった、こちら。
あまりのさりげなさと非日常とのギャップに、一瞬、頭がバグり、思考が追いついたところで「ふぉぉぉぉ!!」と声が出てしまい、私だけでなく、前後のドライバーも、ビックリしすぎて、突然ブレーキ踏んだり挙動がおかしくなって、あやうく玉突が起きるところでした(汗)
世の中にはまだ見ぬ激レア車が数多く存在し、天文学的な確率と様々な偶然を伴って目の前に現れるもの。
博物館や販売店に見に行くよりも、どこか得した気分になってしまいます。
毎日の味気ない通勤路も、激レア車との出会いを楽しめるチャンスですね。
できれば、エンジンに火が入って元気に走り回っているチゼータV16Tに出会ってみたいなぁ、、、
Posted at 2021/09/07 12:51:38 | |
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ZC13S | 日記