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ミズヲのブログ一覧

2025年10月23日 イイね!

サナエノミクス始動——高市新政権が掲げる「危機管理型経済」

 自民党と日本維新の会による連立政権が誕生し、高市早苗自民党総裁が第104代内閣総理大臣に就任した。保守と改革を掲げる新たな政権の船出を祝う間もなく、北朝鮮からは日本海に向けて数発の弾道ミサイルが発射された。防衛力強化を公約に掲げる高市政権への牽制とも受け取れる“祝砲”に、政権の緊張感は一気に高まっている。

 高市首相が打ち出す経済政策「サナエノミクス」は、アベノミクスの3本の矢をベースに、「大胆な危機管理投資・成長投資」へと進化させたものだ。大胆な金融緩和や機動的な財政出動といったマクロ経済政策を維持しつつ、国家の安全保障と経済の持続的成長を両立させる構想である。

 柱の一つは、物価高騰への対応だ。ガソリン税の暫定税率廃止を検討し、物流コストの軽減を目指す。エネルギー自給率の向上や、国内生産回帰を促す人材確保策も打ち出されており、サプライチェーンの強靱化を図る狙いが見える。

 もう一つの焦点は賃上げ支援。中小企業を中心に持続的な賃上げを可能にするための補助金や減税策を検討しており、企業の成長と国民生活の底上げを両立させる構えだ。

 就任早々、内外に難題が山積する高市政権。しかし「強い経済なくして、強い国防なし」と語る高市首相の姿勢には、危機を機会へと変える気概が感じられる。サナエノミクスは、日本経済の新たな羅針盤となり得るか——。その行方に注目が集まる。
Posted at 2025/10/23 09:52:13 | コメント(0) | トラックバック(0)
2025年10月20日 イイね!

「21世紀における日米同盟の構築」


――ジョージ・グラス駐日米国大使 講演より

 「日米同盟は、21世紀においても世界の安定に欠かせない柱である」。
 駐日米国大使ジョージ・グラス氏は、都内で行われた講演でこう語りはじめた。赴任から半年を迎えた同氏は、この間に自動車メーカーや半導体メーカーを訪問し、経済や貿易をめぐる現場の声に耳を傾けてきたという。

 話題は、やはりトランプ政権下で導入された関税政策に及んだ。
 「自動車関税が10%から15%に引き上げられたことについては、多くの誤解があります。メーカーだけが負担しているように思われがちですが、実際には流通や消費者も等しくその影響を受けているのです」。
 グラス氏はそう指摘しつつも、「自動車メーカーは3%の効率化によって十分に対応できる」と強調する。実際、彼が面会したメーカー幹部の多くは、「トランプ関税はすでに過去のこと」として前向きに受け止めていたという。

 さらに話は、トランプ大統領のアジア歴訪に及んだ。
 「安倍元首相が主導したアジア諸国やインドとの“調和外交”の成果が、現在の関係強化につながっている。次の日本の首相は、その恩恵を受けて、より柔軟な外交が展開できるはずだ」と語る。

 グラス氏は、トランプ政権の関税政策が一見厳しいように見えても、結果として日本、EU、韓国などが米国との交渉を加速させる契機となった点を評価する。
 「確かに対米投資の負担は軽くはない。しかし、アメリカは製造業の再生と中国依存からの脱却を目指している。日本としても、長期的な国益を見据えた戦略的投資を打ち出すべき時期に来ている」。

 最後にグラス氏は、日本の国際的な役割に言及した。
 「日本がこれまで国際社会に果たしてきた貢献は計り知れない。これからも国際協調を重んじ、調整役としての存在感を示してほしい」。

 穏やかな語り口ながら、そこには確かな信頼と期待が込められていた。
 日米同盟の“新しいかたち”を模索する21世紀。グラス大使の言葉は、その羅針盤となるかもしれない。
Posted at 2025/10/20 14:27:12 | コメント(0) | トラックバック(0)
2025年10月14日 イイね!

マイナ免許証、普及の波 ― 更新センターで見た新しい流れ

マイナ免許証、普及の波 ― 更新センターで見た新しい流れ 運転免許証の更新のため、久しぶりに運転免許センターを訪れた。
今年から導入が始まった「マイナ免許証」。更新の案内ハガキにも、その案内がしっかりと記されていた。

 マイナ免許証に切り替えるメリットは、更新手数料がわずかに安くなること、そしてオンラインで講習を受けられるようになることだという。便利そうではあるが、気になるのはデメリットだ。ネットで調べてみると、レンタカー会社によってはマイナ免許証にまだ対応しておらず、車を借りられないケースがあるらしい。また、マイナンバーカードとマイナ免許証で有効期限が異なるため、混乱することもあるという。結局、今回は様子見にすることにした。

 講習を終えると、新しい免許証が交付される。マイナ免許証にした人は通常の免許証交付者の後回しにされており、やや時間がかかっていた。それでも、会場を見渡すとマイナ免許証、あるいは免許証とマイナンバーカードの“二枚持ち”を選ぶ人が全体の半数近くを占めていた。マイナンバーカードも、ずいぶんと浸透してきたものだと感じる。
 思えば、マイナンバーカードの前身「住基カード」は、ほとんど使われることなく役目を終え、“壮大な無駄”と批判されたものだった。あの反省が、現在の普及促進につながっているのかもしれない。

 更新講習では、恒例の交通事故啓発映像を視聴した後、最近の死亡事故の傾向や高齢者の事故割合、交通ルールの改正点などについて説明があった。
 今回のトピックは、二つ。ひとつは自転車の交通違反に「青切符」が導入されること。もうひとつは、普通免許で運転できる原付の範囲が、これまでの50cc以下から125ccまで拡大されるという内容だった。

 ちょうどこの10月、国内すべてのメーカーが50cc以下の原付一種バイクの生産を終了したというニュースが報じられた。駆け込み需要がどれほどあったかは分からないが、今後、新車で原付一種を手に入れることはできなくなる。近い将来、中古市場でプレミアがつく日もそう遠くないかもしれない。
Posted at 2025/10/14 09:46:42 | コメント(0) | トラックバック(0)
2025年10月10日 イイね!

福岡出張で見た「いまの日本」

福岡出張で見た「いまの日本」 出張で福岡を訪れ、久しぶりに老舗ホテルに宿泊した。コロナ禍のころは信じられないほど安く泊まれたものだが、今はインバウンド需要が戻り、宿泊費もすっかり元に戻った。いや、それ以上かもしれない。今回は素泊まりにして、食事は外で済ませることにした。
 そのホテルは本来、朝食ビュッフェが自慢なのだが、今回は節約のためコンビニのおにぎりで朝を済ませた。レジの店員は外国人で、支払いはセルフレジが担当。人の手を介さない便利さと、少しの寂しさを同時に感じた。

 チェックアウト時に対応してくれたのは、浅黒い肌の東南アジア系のスタッフだった。彼の日本語は驚くほど流暢で、声だけ聞けば日本人だと思うほどだ。いまや、外国人労働者の力なくして日本社会は立ち行かない——そんな現実を改めて実感した瞬間だった。

 仕事まで少し時間があったので、近くの住吉神社に立ち寄った。早朝から境内では職員が竹ぼうきを手に掃除をしている。清々しい朝の空気の中、並ぶ赤い鳥居が美しかった。思わずカメラを構えようとしたが、「写真撮影禁止」の立て札が目に入った。鳥居は神様の通り道であり、撮影や大声での会話は控えるように——そう書かれている。
 本殿にも同じ注意書きがあった。観光の記念に一枚撮りたかったが、京都の寺社でも似たような規制を見かけたことを思い出す。おそらく、トラブルを防ぐための措置なのだろう。

 印象的だったのは、参拝を終えた人々が鳥居をくぐったあと、皆そろって振り返り一礼していたことだ。最近はよく見かける光景ではあるが、ほとんどの参拝客が自然にそうしていたのが印象深かった。
 マナーや礼節が形骸化しがちな現代にあって、こうした所作が静かに息づいている。福岡の朝に見たその光景が、なぜか心に残った。
Posted at 2025/10/10 09:17:16 | コメント(0) | トラックバック(0)
2025年10月08日 イイね!

紅葉シーズン、カメラを手にしたくなる季節に

紅葉シーズン、カメラを手にしたくなる季節に
iPhoneの最新機種が発売された。最も安いモデルでも129,800円からという強気の価格設定だ。かつて“1円スマホ”が話題になった時代を思えば、スマートフォンもすっかり高級品になった。気軽に買い替えるには、ちょっと勇気がいる。

 そんな中、今年は夏から秋にかけての気候が紅葉にとって理想的だったそうで、「2014年以来の“当たり年”」との報道もあった。せっかくの機会に久しぶりにカメラを手に取り、紅葉狩りに出かけようと思ったが——電源が入らない。どうやら長年愛用してきたデジカメが故障してしまったようだ。

 電源の入らなくなったカメラの修理の見積もりを依頼しつつ、新しい機種への買い替えも検討してみた。しかし、最新のデジタルカメラも驚くほど高価で、軽く十万円を超える。中古市場を覗いても、人気機種は思いのほか値が張る。思えば、フィルムカメラからデジカメへと移行した頃は、旧式カメラが“叩き売り”されていたものだ。

 今ではそのフィルム自体が高価になり、現像できる場所も減った。かつてはスーパーやコンビニでも気軽に現像を頼めたのに、今では専門店を探さなければならない。不便ではあるが、これも時代の流れというものだろう。

 それでも手元には、当時集めたフィルムカメラのレンズが残っている。幸いなことに、今は「マウントアダプター」という便利なアイテムがあり、古いレンズをデジタルカメラに装着できる。最新機種に買い替えるよりも、手持ちのレンズを活かして“オールドレンズの味”を楽しむのも一興だ。

 鮮やかに色づく紅葉を前に、再びシャッターを切る日が楽しみでならない。

Posted at 2025/10/08 11:25:30 | コメント(0) | トラックバック(0)

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