今日を精一杯生きよう明日の為に

今年も８月が近くなると 戦時中の体験を元にしたほぼ事実の出来事をやや着色したドラマや映画が放映される。

２２６事件の後帝国陸軍部統制派の畑俊六が発案 承認 時の統制派のドンで後に大日本帝国を結果的滅亡させた後の最大戦争犯罪者東條英樹陸軍大臣名で１９４１年１月８日示達
陸軍と国民に浸透させた。軍人直喩の中の訓令（陸訓１号）戦陣訓（軍人として取るべき行動規範を示した文章）これは国際的にみても 明らかに間違った考えであったがこれが以後終戦まで 軍人及び民間人（国民）が洗脳され 大変無駄な討ち死にと自決（自殺）捕虜としての投降を妨げる原因となる その根本的な誤った教えこそ「生きて虜囚の辱めを受けず」この一節が招いた悲劇の一つのドラマが
日本テレビ列系で今夜も放映されていました。

オーストラリアの捕虜収容所での国際法に基づいた手厚い保護を受けていたにかかわらず その軍人直喩の戦陣訓の教えで洗脳された陸軍捕虜達が自決するための大脱走を突撃と言う名で図るそこから生じた悲劇が描かれていた。

東條ら陸軍統制派が指導した悪しき誤った教えがどれだけ国民と兵士の無駄死にを生んだかである。

２２６事件以後陸軍は今村均大将以外の陸軍首脳は誤った認識の上国民を先導し無駄死にを招いたかである。

明日の為今を一生懸命生きる大切さを今夜も教えられた様に思う

因みに
今村均（いまむらひとし）をしりたいならば ネットサーフィンすると彼のまともさと偉大さがよくわかりますよ。当時の陸軍の指導者では全く持って例外で清く真面目な方ですね。今村均氏以外の陸軍首脳で統制派の面々東條英樹他 杉山 土肥原 山下 牟田は裁かれて死刑でもっともの戦争指導者でしたね。
然し２２６事件の前の陸軍は海外の捕虜の扱いは国際法に基づいていた 第一大戦後四国の坂東捕虜収容所では捕虜のドイツ兵に対して 国際法以上の手厚い保護をした事が史実に残っているが ２２６事件以後は 捕虜の扱いを国際法からかけ離れた残忍な扱いをしている。

他国の捕虜に強制労働しいていたりなど世界から悪い方向で捕虜の対応がおかしくなっていった。

明日の為今日を精一杯１日でも永く生きる事の大切さを感じた今夜のドラマでした。