タワーバー交換
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
エンジンルームドレスアップの〆に行ったタワーバーの交換作業記録です。
(2023年2月交換)
今まではR購入直後に走り屋仲間から只で譲り受けたノーブランドのタワーバーを取り付けていましたが、今回、ニスモ製のチタンタワーバーへ交換しています。
(ニスモ製を選んだ理由については、パーツレビューに記載していますので参照ください。)
また、折角、高価なタワーバーを購入したので、
・耐指紋コーティング
・スクラッチシールドを挟んでボディーの傷つき防止
・チタンナットで組み付け
など、作業にも一手間かけながら組み付けました。
まず、上の写真は到着直後のタワーバー。
新品なので綺麗なのは言うまでもないですが、溶接部分に青い焼き色が一切付いてない職人技の拘りが詰まった製品となっています。
2
チタン素材は、油まみれの手で触ったりすると指紋のあとが焼き付いたりしてしまうので、まずは到着直後の綺麗なうちに、耐指紋コーティングを行います。
今回使用したのは、写真のトップマコート社「MaCoat GC」という製品。
チタン素材に対応した市販コーティング剤ということで、この製品にたどり着きました。
タワーバー表面自体にもクリアが吹いてあるようでしたが、ここは拘りで念には念をということで更に上層に一膜塗りこんでいます。
3
施工は簡単。
付属の布にコーティング剤を軽くしみこませて円を描くように塗りこんでいくだけ。
特にムラなども発生しないので本当に簡単です。
(手袋もついてます^^;)
本当は前工程として付属の洗浄剤で汚れを落とす工程が必要なのですが、新品のタワーバーなのでこの工程は省略しています。
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全面にコーティング剤を塗りこんだ後は、ドライヤーで表面を乾燥させます。
この後、2時間で指触乾燥、40日で完全硬化となります。
私は2時間の指触乾燥後、再度、コーティング剤を塗りこむ工程を追加し(単に液が余ってもったいなかっただけ)層を厚くした後に完全硬化させました。
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耐指紋コーティングが完全硬化した後は、いよいよ取り付け。
写真は取り付け前のタワーバーの脚の部分。
画質が悪いですが、長年の蓄積で錆だらけなのがわかると思います。
ボンネットを開けるたびに、この錆が気になっていましたが、ついにこの錆ともおさらばです^^;
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タワーバーのナットを外して、タワーバーを取り外した写真。
ストラット部も酷い錆だらけと思いきや、殆んど錆は発生しておらず一安心。
(これなら、あと30年はイケる!)
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念のため、気持ち錆が発生していた部分を錆取り剤で綺麗にします。
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写真はタワーバーとストラット部の間に挟む「タワーバースクラッチシールド」。
ガレージヨシダさんの製品で、タワーバーの締め付けによるボディー攻撃から守ってくれます。
特に今回のニスモ製品のようなセパレート構造ではない一本もののタワーバーでは、接続部の遊びを吸収しきれないため、吸収材として効果的に働くパーツになります。
逆に長い間使用するとゴムの湿気で錆を誘発するのでは?という話も聞いていますので、今後、定期的に注意してみていこうと思っています。
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タワーバーを締めるナットです。(M10x1.25)
写真上のシルバー色のナットがタワーバーに付属のナット(緩み止め付き)。
※ワッシャーは付属無し
今回、折角チタンタワーバーをつけるのでナットもチタン製に拘りました^^
また、タワーバーをナットの締め付けから守るためチタン製ワッシャーも追加しています。
写真下の4つのナット(緩み止め付き)とワッシャーがチタン製で、サンダーボルトさんから購入。
サンダーボルトさんの製品は、焼き色を「オーロラ」と「バーンブルー」で選べますが、今回は自然な焼き色の「バーンブルー」をチョイス。
当然ですがタワーバー付属のナットと比べると恐ろしいほど軽いです!
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右がタワーバー付属のナット。
左がサンダーボルトさんのチタン製ナット+ワッシャー。
写真のようにワッシャーを挟んで、丁度、付属のナットと高さが同じくらいになるので、ワッシャーの厚みでボルトが閉まりきらないということはありません。
(たまたま高さが合いラッキーでした^^;)
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スクラッチシールドにシリコンスプレーを塗りたくりながらタワーバーとストラットの間に挟み込み、タワーバーの位置決めを行ったあとナット締めを行います。
ナットの締付トルクは取説に「40~53N-m」と記載されていたので、トルクレンチを使って50N-mで締め付けました。
タワーバーにチタンの焼き色が付いていない分、ナット+ワッシャーでチタンを主張。
焼き色が美しいです!
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最後に取り付け後の写真。
ニスモタワーバーは、見た目良し、シッカリとした作りも良しの満足感あるパーツです^^
※ただ、ナットを止める部分が筒状に盛り上がっているため、チタンナットの焼き色は覗き込まないと分からないという、、
ナットについては「分かる人にしか分からない」オタクパーツと化しています^^;
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