キャブレター乗せ替え

お待たせしました。
分解整備済みキャブレターを乗せ替えます。
脱着にはノウハウは要らないので
写真は有りません。
キャブレターを取り外した際に普段は見えづらいセルモータと発電機を繋ぐ配線の被覆の裂けや焼け、セルモータマグネットスイッチのギボシ端子緩みの点検をしておきました。

同時に半年毎のプラグ交換もやっつけます。
朝が冷えてきたのでチョーク時間が長くなったせいかカーボン多めでした。

プラグ番手は純正指定です。

マニュアルではプラグギャップ0.7mmなので身の回りにあるもので測れないか探したらプラグの箱を折り重ねると丁度0.7mmでした。

箱の蓋でギャップ確認。新品で2本とも0.7mmだったので調整は無し

こちらは半年毎のポイント点検です。電極ギャップ0.45mmプラマイ0.05mmの調整はいつもカッターの刃を使います。
細い方の厚みが0.4mm、太い方の厚みが0.5mmなので細い刃は入るが太い刃は入らないギャップに調整しています。

組み上がったらいよいよエンジンスタートと行きたいところをグッと我慢して、オーバーフローしないか実機確認です。デスビのセンターコードを抜いた状態でしばらくセルを回してキャブに燃料を送ります。

油面ばっちりでいい気分！
このままエンジンスタートしてタイミングライトで点火時期を調整しました。
いざテストランへ出発！！

エンジンが温まってからアイドリング調整しました。
走行中3000から3600回転辺りで吹け上がりに引っ掛かりが有りました。燃料切れの様なモーモー感だったのでパワージェットバルブの押しレバーを少し曲げ調整。
アクセル中開度からの燃料追加タイミングを少し早めてあげました。
これで引っ掛かりもモーモー感も無くなりました。
これで燃費がどう変わるか楽しみです。

本日の作業監督はオッドアイのユキさんでした。お疲れ様でした。