The King of　お前が言うな（鳩山）

「自民党野田派」鳩山氏、処分軽減にも反省なし　一体改革、１１日参院審議入り
2012.7.10 22:01
参院は１１日の本会議で社会保障・税一体改革のうち
社会保障関連６法案の趣旨説明を行い、審議入りする。

ところが、民主党が、消費税増税法案で造反した鳩山由紀夫元首相の
党員資格停止処分期間を 半減させたことに自民党は猛反発。
鳩山氏も“赦免”に感謝することもなく政権批判をエスカレートさせる。
法案成立までの道のりはなお険しく濃い霧に包まれている。

「大変、屈辱的な言葉が飛び交っている。“自民党野田派”なんて言葉だ…」

鳩山氏は１０日、自らが主宰するグループ会合で、野田佳彦首相の
政権運営をあしざまにののしった。
自らの処分軽減にも謝意を示すどころか
「処分は覚悟の上で行動している。何も申し上げることはない」
と「ありがた迷惑」だと言わんばかり。自らの政権運営は棚に上げこう締めくくった。

「党を統治できないで国を統治できるのか！」

それでも首相サイドは、消費税法案で造反しながら党に残留した鳩山氏ら３３人の
頭をなで続けるしかない。
内閣不信任決議案が提出された場合、全野党が賛成し、
民主党から１５人が同調すれば可決し、首相は衆院解散か
内閣総辞職の二者択一を迫られるからだ。

首相は１０日の参院予算委で、鳩山氏らが法案成立阻止を掲げ
「消費税研究会」を設立したことについて
「政治家が有志を募る勉強会を制限することはできない」
と容認する考えを表明。
その上で
「１２日の党両院議員総会などでコンセンサスをつくり
一体改革法案の参院採決の環境整備に努めたい」と訴えた。

首相や党執行部の「甘やかし」は党内に居座る造反組を増長させた。
１０日の消費税研究会の会合で出席議員は
「参院審議で３党合意の修正を勝ち取ろう。参院は審議時間を消化するための院ではない！」
と気勢を上げた。

とはいえ、造反組も「不信任可決ライン」の１５人を確保するメドが立っているわけではない。
鳩山グループの「過激分子」として知られる川内博史衆院議員でさえ
１０日のＢＳ朝日番組で「現段階では不信任案に賛成する気は全然ない」と言い切った。

こうした民主党の混乱に自民党は憤りを募らせる。

「極めて遺憾だ。一緒にやっていく信頼関係が損なわれた」

谷垣禎一総裁は１０日の党役員会で、鳩山氏の処分軽減に不快感を隠さず、
３党合意の破棄も辞さない考えを表明。
９日の衆院予算委で首相にエールを送っただけによほどバツが悪かったようだ。
石原伸晃幹事長も
「民主党は身内に甘い。増税反対を公言する議員を内包したまま進むなら大きな問題だ」
と断じた。

ただ、参院自民党は処分軽減問題を理由に直ちに審議拒否に持ち込む考えはない。
審議で民主党の矛盾を追及していった方が、混乱を助長することができると踏んだからだ。

８月１０日までに一体改革法案を成立させ、そこからが「勝負どころ」。
６月中旬に参院自民党に設置した「倒閣プロジェクトチーム」は、
閣僚の不祥事をあげつらった上で首相に対する問責決議案を可決させ、
赤字国債発行に不可欠な特例公債法案を含む一切の審議を拒否する構えなのだ。

「そうなると首相も解散するしか手立てがなくなる…」。
謀略好きの参院自民党幹部は、お笑い芸人のスギちゃんのまねをしながら不敵な笑みを浮かべた。

「問責を出すぜぇ～。参院自民はワイルドだろ？」
（斉藤太郎、岡田浩明）
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＞「大変、屈辱的な言葉が飛び交っている。“自民党野田派”なんて言葉だ…」

ワシントンポストにルーピー（クルクルパー）と書かれる総理大臣の方がよっぽど・・・


＞「党を統治できないで国を統治できるのか！」

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