
いわゆるクルーズコントロール(オートクルーズ)は主に速度を一定に保つ機能です。
Golf Mk7 GTIのアダプティブクルーズコントロールは前走車を認識していない場合にはクルーズコントロールと同様の機能なのですが、前走車を認識している場合には車間距離を一定に保つようにアクセルとブレーキで速度を制御します。
自動的なブレーキで速度調整が行われる際にどのようなタイミングでブレーキランプが点灯しているのか、自動的に細かくブレーキ操作が行われている時にはどのようにブレーキランプが点灯しているのか、いろいろと謎でした。
後続車のフロントガラス等へのブレーキランプの反射や、夜間・トンネル内などではある程度の点灯状況はわかっていましたが、運転中に目を凝らしてバックミラーを覗きこんでいるわけにはいかないので、ブレーキランプの点灯状況を確認するためのランプを車内に設置したいと考えていました。
ブレーキランプの配線ではライト点灯時にテールランプが点灯してしまうので、ブレーキを掛けた時にだけ電流が流れる配線を探すのは難しいです。
手っ取り早いのは、ライト点灯/非点灯に関わらない、ブレーキ操作時のみに点灯するハイマウントストップランプです。
ハイマウントストップランプの配線を分岐して車内でLEDを点灯させるという方針は決まっていたのですが、ハイマウントストップランプの配線がどこを通っているのかがわかりませんでした。
この度、その配線の場所がわかったので設置作業を行いました。
mo_oomさんに感謝します。

用意するのは「エーモン、【2906】RGBカラーフラットLED」。
ブレーキランプの点灯状況を確認するためのランプなので、点灯色は「赤」にしたいところです。
エーモンのLEDシリーズの点灯色は白色や青色が多く、赤色では点滅するタイプ(エーモン、【1817】点滅LEDライト(赤)5φ)しかありません。
が、種々の点灯色を選択できるRGBタイプのLEDがありました。
希望としては、サイドビュータイプのRGB LEDが欲しいところですけど。
実はこのRGB LED、4月に買って準備していました。

テールゲートを開け、車内側の上端にある内装を剥がします。

左側にある複数のコネクタをまとめたコネクタボックスを外します。
左右の爪をつまんで引っ張ると外れます。

コネクタボックスの収まっていた穴の奥に、不織布の保護テープ(黒色)の巻かれた細めのケーブルがあるので、優しく引っ張り出します。
不織布の保護テープをはがすと配線(白色)が2本現れます。
奥にある配線や保護テープは色分けされていないので間違えないように。
保護テープの中の2本の配線を分岐します。
今回は手持ちの配線コネクター(エーモン、【2827】異線径配線コネクター)を挟みました。
細線用の「エーモン、【1147】配線コネクター」の方が安心かもしれません。
また、分岐した配線の先には適当な長さの先に「エーモン、【2824】接続コネクター」を取り付けました。これは配線の被膜取りが不要なので重宝します。
LEDを取り付ける場所にもよりますが、写真の長さでは短すぎるかもしれません。

RGB LED側の配線にも点灯色に合わせて「エーモン、【2824】接続コネクター」を取り付け、分岐側の接続コネクターと接続します。
LEDには極性があるので、この時点で仮接続して、ブレーキペダルを踏んで点灯確認しておきます。
LEDが点灯しない場合にはコネクタを入れ替えて点灯確認します。
LEDの点灯が確認できたら、配線コネクターが走行中にボディのような硬い場所に接触すると異音の発生源になるので、新たに取り付けたコネクタ類には不織布の保護テープ(エーモン、【1777】ハーネス結束&保護テープ)を隙間のないように巻いておきます。

ホームセンターで見つけた良い感じのL字金具(等辺アングル101 黒)を使ってLEDの取付面を90度回転させ、バックミラーでLEDの点灯が確認できるように方向を調整します。前の方に向いていればだいたい見えます。

上:非点灯時、下:点灯時(運転席からバックミラーで見た光景)
完成
《主な材料》
・【2906】RGBカラーフラットLED;エーモン
・【2827】異線径配線コネクター;エーモン
・【2824】接続コネクター;エーモン
・【1777】ハーネス結束&保護テープ;エーモン
・【2802】ダブルコード(0.2sq相当、4m);エーモン
・等辺アングル101 黒
・両面テープ
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Golf 7 GTI | 日記
Posted at
2014/06/06 21:26:34