エアバッグカバーの交換

C43の時に作製してもらったステッチ入りレザーのエアバッグカバーに取り替えます。

E450に乗り換えた時にも交換しようと思いエアバッグユニットを外したのですが、カバー裏面の形状が違っていたため取り付けられなかったという経緯があります。

今回も裏側が違っていたら変えられないので取り敢えず外してみることに。
　

外す前の儀式としてバッテリーのマイナス端子を外しておきます。

こうする事でエアバッグの誤作動やエラーの回避ができます。

ショップでは端子を外さずに作業するそうですが、問題ないというより機材を持っているからすぐに消せるので…という事らしいです。
　

ステアリングの丸い僅かなくぼみ。
左右両側にありますが、ここから細い棒などを差し込んでエアバッグのロックを解除します。

中古車でここに差し込んだ跡がある場合は、何らかの作業をした痕跡ということになります。
　

こんな感じ。
画像は角度が付いていますが、実際には水平に差し込むとロック解除ピンを押せます。
　

赤矢印がロックピン。
ここが押されるとバコン❗️と前に出てきます。

緑矢印のコネクタがエアバッグのコネクタ。
上下にあるピンで抜くことができます。
　

ステアリングから外したところ。

銀色のカバーの外周に黒い突起が不規則に並んでいますが、これで方向が決められています。
　

左が純正のエアバッグカバーで右が作製してもらったものです。

元々は純正品にレザー加工したものなのでエアバッグが膨らむ際に裂ける溝もそのままで、レザー自体も薄いものなのでもんだいないようです。
　

カバーには不規則な黒い突起があって、金属のカバーとの位置合わせは赤矢印がポイントになります。

中の畳まれたエアバッグには風船の台座に付いている爪（青矢印）があるので、そこを黒い突起と合わせながらカバーを被せます。
　

あとはナットを4ヶ所キツく締めて、黄色のコネクタを差し込み、エアバッグユニットをステアリングに戻して押し込めばロックされて交換完了となります。

注意点はエアバッグユニットから伸びる黄色いコネクタをしっかりと差し込むということ。
中途半端になっているとエンジンをかけた際に故障エラーが出ます。

今回の作業で「差し込んだつもり」でいたら始動後にエラーが出てしまい、ディーラー担当に連絡して急遽点検してもらいました。

点検の結果、差し込んだと思っていたコネクタは実はしっかりと入っておらず、それが原因だったようです。

点検&エラー消去で6,000円でした😂

作業される方は全てにおいて自己責任でお願いしますね😊