リアタイヤの交換 〜組み付け編〜
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
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リムバンドを交換。純正は 25-18 BS製でした。リストにはメッツラーって書いてあった気がしましたが気のせいかな?
BSのバンドは穴が開きやすいので普段は使いません。。
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先ずはタイヤにチューブをセットして空気を軽く入れてシワ取りしました。
チューブがオーバーサイズなので少し心配。
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エアバルブを先にホイールにセットします。
L型のバルブはビードを入れてしまうとホイールの穴に入らなくなって仕舞うので、先入れが「吉」です。
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作業手順を確認していたらスコッと入ってしまい写真がありません。が、
1、エアバルブを手前側にしてホイールを置きます。
2、タイヤの回転方向を確認してホイールの上に置きます。
3、タイヤの手前裏側のビードをホイールのリムバンドの位置に当てがうように保持します。
4、タイヤレバーを3本使用してタイヤを全体に拡げるようにする。と、いとも簡単に入ってしまいます。
柔らかいタイヤだと手だけで入ってしまう事もあります。(18インチだとなかなか無いかな)
ここの作業は簡単なので問題ありませんね
※タイヤを入れる時にエアバルブに負担を掛けないようにエアバルブの対角を作業場所にしないようにします。
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2回目のリム入れは大変です。
エアバルブを上にして置き直します。
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ヒザを使って手前からリムに入れていきます。
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10時の位置にビードストッパーをセット。10時半かな
最後にハマる場所がエアバルブの位置になるように、何と無くで良いので位置決めします。
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反対周りにもビードを入れ込んでいきます。ヒザを使った全身運動になります。
ヒザだけで作業してヒザで入れる感覚を掴んでいきます。今回は写真の位置までヒザで入りました。
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リムガードをセットしてレバーを入れます。
3本のレバーの内、1本は曲がりがある物があるとハブを避けられるので作業性が良いです。
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レバーを起こす際にもヒザに目一杯体重を掛けて、ヒザでビードを落とすアシストとしてレバーを使います。
レバーに大きな力を掛けるとタイヤがミチミチと音を立ててビードが傷んでしまいますし、レバーを外すとリムが戻って外れてしまいます。
ヒザ、ヒザ、ヒザです。
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数回タイヤレバーでアシストをして入れていきます。
当然ですが、この時手前側のビードはリムバンドの収まる位置のホイールが小径になっている所に押し当たっているようにします。
リムガードは2個で丁度良かったです。
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最後は硬いのでレバー2本で引き起こします。
ここまで来てもヒザです。ヒザでタイヤが落ちていくのでレバーを90度以上に起こす必要が無く、レバーの先端とホイールでチューブを挟んでパンクさせてしまうことが無いのでリスク無く作業できます。
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ビードが全てハマった所ですが、このくらいタイヤが変形するくらい体重を掛けて作業します。
理屈としてはヒザでタイヤを強く押し下げておくとホイールに収まったビードを全周に渡ってリムバンドの収まるホイールの小径部位に入れる事が出来るので、まだ入っていない部分が緩くなる。と言う事です。
ヒザで押し下げるのは①ホイールに収まったビードを小径部分に誘導してまだ入ってない部位を緩くする。②一度入ったビードを小径部位に引っ掛けてビードを戻り難くする。そんな効果がある様です。
ヒザヒザうるさいヒザ祭りとなってしまいましたが、写真を撮りながら作業出来るくらい、簡単に交換できるタイヤ交換の ”コツ“ です。
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ビードストッパーも有ると楽チンです。
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タイヤレバーに大きな力を入れる作業方法だとタイヤを入れるのが硬いのでリムガードを外してしまいがちですが、ホイールはアルミに硬質アルマイト仕上げです。タイヤレバーはクロームバナジウムにクロームメッキなので、痛むのはホイール側になります。直ぐには痛みは ”見えない“ のですが、時間が経つと酸化と共に浮かび上がります。
しっかりと作業すればリムガードを使っていても簡単にタイヤは入りますので、リムガードは使ってあげたいですね。
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エアー漏れのチェックをして終了です。
3キロ迄空気を入れる →一旦全部抜く →3キロ迄空気を入れる →一旦全部抜く
を行うと、リムとチューブの位置が落ち着くそうです。数回行うと良いみたいですよ。🙆
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あれだけ流行った窒素充填ですが、今では無効果と言われています。(コレを売り回ったセールスマンは優秀ですね)
無用の長物です。パッキンも古くなってるでしょうからチューブに付属のキャップに交換します。
L型のエアバルブはガソスタで空気が入れられる様になるので、チューブがオーバーサイズになって仕舞うリスクをとっても採用したいアイテムです。
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外したチューブは10年前のモノでしたが全然硬化してないですね。空気を入れたら大きくなりました。
サイズが1サイズ合っていない状態で10年使われたチューブですが、問題無いみたいです。
DUNLOP良いかも。
おしまい
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ここからはタイヤの切り刻み講座です。
ビードのちょっと外側の薄い部分。ここがタイヤの弱点なので、ここにカッターを通します。
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3枚に捌いてビードワイヤーを分離します。
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そうするとトレッド面を切断出来る様になります。
持ち上げたり、シリコンスプレーしたりして、タイヤにカッターの歯をグリップされない様にするのがポイントです。
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こちらも3枚に捌いたら、
コレはもうタイヤでは無く、ゴムの家庭ゴミに早変わりです。
慣れると5分と掛かりません。カッターはダイソーのです。慣れです。
こっちの方が試行錯誤した結果のノウハウかも知れません。
あ、今日金曜日だ。SR Garageの日だなw
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