
私たちは、悪天候の飯盛山を志し半ばで下山していたのでした…。
というわけで、梅雨らしい気候が続く今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
いつも遊びに行く野川公園では、青色や紫色に彩られたアジサイが綺麗な花を咲かせております。

マクロ撮影。

紫色のアジサイも好きですが、個人的にパステルブルーのアジサイの方が好きです。

紫色も綺麗ですけどね。

黒ラブとアジサイ…。なんとも言えないポートレートになりました。
梅雨の時期は、当然、雨の日が多くなりますので、土日の晴れ間はロッタにとって運動ができる貴重な時間です。

公園に着いて最初にやるフリスビーでは、キャッチした後、勝ち誇ったように円状に走ってウィニングラン。しばらくは呼んでも聞く耳持ちませんが、ほとぼりが冷めると戻ってきます。フリスビーの向きが上下逆なのはご愛嬌。

「ロッタ大地に立つ‼︎」(元ネタが古くてスンマセン)

晴れるのはありがたいのですが、この時期は暑さが問題になります。

そこそこ遊んだら、熱中症になる前に切り上げる勇気が必要です。(経験者は語る)
さて、本題に入りますが、先日、職場の先輩と一緒に長野県にある飯盛山に行ってきました。
事前の天気予報で、飯盛山の気候は「登山に適している」の表示になっていたため、曇り空ではありましたが、期待を胸に駐車場のある平山峠に向かいました。
道中、晴れ間も覗き、「これはいけそうだ」と思ったのも束の間、現地はご覧のような有様でした。
晴れていれば八ヶ岳が見えるはずなのですが、全く見えません。

参考までに、現地の案内板の写真です。2年前に来たときはもっと晴れていたので、これに近い景色を見ることができました。

テーマ「カメラマンが巨人だったら」
話はそれましたが、平山峠の駐車場についた我々は、「無理はせずに天候が悪化したら引き返す」と決めて、とりあえず登山を開始しました。

霧がすごく、周りの景色はほとんど見えません。
天候の変化はほとんどありませんでしたが、登り始めて半分も行かないうちにかみさんがバテてしまったので、その場でUターンして下山することになりました。
まだ、心臓手術で落ちた筋力や体力が戻っていないようで、登り始めて間もなく「足が痛い」と言い出しました。入院生活の影響で、心肺機能と共に足腰も弱ってしまったようです。
無事に駐車場に戻り、山頂で食べる予定だったお昼ご飯を食べることにしました。
今回の登山は、先輩夫婦と一緒に山頂に行くことが主な目的でしたが、それ以外にも、お昼ご飯に温かいものを食べるという野望を持って挑みました。
実は、前回、飯盛山に登ったときに、山頂でガスストーブを使ってスープやカップ麺などを食べている人を見たかみさんが「自分もやりたい」と言い出したのがきっかけです。
山ごはん的な知識が全くなかったので、事前にネットで情報取集をして、手頃なガスストーブを見つけることから始めました。
ガスストーブはいろんなメーカーが販売していますが、各社のガスストーブの能力を実際に使って検証している人のサイトをみつけ、そこで最もコストパフォーマンスに優れていると評価されていた
SOTO「アミカス SOD-320」を購入しました。

「アミカス SOD-320」
噂どおり、火力は申し分なく、お値段も手頃で優秀なガスストーブです。
なんと言っても風対策が施されたバーナー部分の構造が秀逸です。
この日は、やや風が強く火力の低下が懸念されましたが、あっという間に水が沸騰し、風の影響を感じさせませんでした。
先輩が同じSOTOの
「レギュレーターストーブ ST-310」を使用していたのですが、なかなか沸騰せず、「アミカス SOD-320」の性能に驚いていました。

持って行ったインスタントラーメンを入れて煮込むこと3分。標高1,500mぐらいだと沸点が95℃ぐらいになるそうなので、やや硬めの仕上がりになるのかも知れませんが、逆に麺が伸びにくいせいか、いつもより美味しく感じました。
ご飯を食べ終わった頃から、だんだん風が強く吹き出し、寒くなって来たので撤収することに。
チェックインには少し早かったのですが、途中、「萌木の村オルゴール博物館」に立ち寄りながら、今回の宿泊先である
「八ヶ岳わんわんパラダイス」に向かいました。
この八ヶ岳わんわんパラダイスは、今まで泊まった
「伊豆高原わんわんパラダイス」や
「高山わんわんパラダイス」とは違い、客室がコテージになっております。

客室は、結構な勾配の坂の中に連なって建っています。今回、我々に割り当てられたコテージは、この坂の一番下に近いところだったため、坂の一番上にあるフロントや食堂との往復は結構な運動になりました。

駐車場は各コテージに備えられていますが、手前の道幅がかなり狭いので、駐車するにはそれなりにテクニックを求められます。

フロント棟は新築のように綺麗でしたが、客室のコテージは結構古かったです。玄関のドアに隙間があるため、知らない間に虫が侵入することがちょくちょくあります。

カウンターキッチンが備え付けられているので、ここで自炊することも可能です。

かみさんが風呂に入ろうとしたところ、オオゲジが浴槽内にいたため大騒ぎに。後で調べたら、害のない益虫とわかりましたが、このときは害虫にしか見えなかったため、備え付けのゴキジェットで退治してしまいました。今思えば可哀想なことをしてしまいましたが、この事件もあり、この八ヶ岳のわんパラは我々の中では印象が最悪の評価となっております。そんな騒ぎの後、勇気を出して風呂に入り、就寝してるかみさんが右側の布団で寝ております。

ロフトがありましたが、垂直に設置された木の梯子を使わないと上がれないため、使用しませんでした。これはロフトと反対側にある吹き抜けの窓です。建物の雰囲気は良いんですけどねぇ…。

リビングはちょっと狭いです。

フロントの建物近辺は携帯の電波が入るのですが、客室の方まで来ると携帯の電波が受信できなくなります。インターネットが見られないので、ず〜っとNHKを見て暇をつぶしてました。この部分は盲点だったので、結構不便でした。(宿のHPにはちゃんと説明文が掲載されておりますので、単純に私の確認不足です)

いつもながら、慣れない部屋で落ち着かないロッタさん。この日もなかなか寝付けなかったようで、我々が布団に入った後も、チャカチャカと足音がしたり、ドスンッと寝転がる音が時折聞こえました。

いろいろと不満の募る部分が多い宿ですが、食事だけはわんパラ系列だけあって美味しかったです。そう、わんパラはご飯が美味しいのです。この日の夕飯はフレンチのコースでした。
翌日は、少し晴れ間も覗く天候に回復したので、わんパラのドッグランで少し遊んだ後、近くにある「八ヶ岳リゾートアウトレット」へ行ってみました。

ドッグランで遊ぶロッタさん。

「八ヶ岳リゾートアウトレット」は、職場へのお土産を買うつもりで寄ったのですが、そういう類のものはあまりなかったため、ドッグデプトでロッタ用のレインコートだけ買って、宿からここに来るまでの道中にあった道の駅に戻ることにしました。

「道の駅こぶちさわ」で無事にお土産を買った後、双葉のサービスエリアで先輩夫婦と別れて帰路につきました。

双葉サービスエリアから臨む富士山。この日は曇りだったのでモヤっとしか見えませんでした。

お土産屋さんで一番人気だった日本酒「スターオーシャン八ヶ岳」という日本酒です。日本酒っぽくないデザインに惹かれました。金箔入り。まだ飲んでいないので、どんな味なのか楽しみです。
以上、イギリスがEUから離脱を表明した歴史的な日の出来事でした。今回も長々とスンマセン。