純正5連LEDフォグのイエロー加工と取付け
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
念願の純正5連LEDフォグのイエロー加工をしていきます。
お手軽にはイエローフィルムなんですが、見た目が黄色になるのがどうにも嫌で本体に加工することにしました。
ベースに使うのは純正互換品のフォグランプユニットです。
さすがに改良の余地ある中で純正を使うのは勿体ないので、、、
2
早速分解です。
おそらく最近のランプユニット類はブチルゴムとかでシールされてるわけではなく、溶着されています。
殻割りには超音波カッターやミニルーターを使用して開ける必要があります。
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今回はPROXXONのミニルーターに丸のこを装着して開きました。
普通のカッターでは途方もなく時間がかかります。。。
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開けたら中身を順番に外していきます。
インナーは爪ではまってるだけなので簡単に外れます。
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レンズのベゼルは裏からビスで留められています。
左右2箇所だったかと。
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LED素子とレンズが露出しました。
このちっこいチップの光をあれだけ収束させるレンズ、すごいっすね。
7
今回はイエローの塩ビ板を使ってイエロー化していきます。
塩化ビニル(PVC )は4大透明樹脂の一つで、透過率は80%程度らしいです。
ガラスの透過率が90%くらいみたいなので少し劣りますが、色付きならそんなに関係ないらしいです。
ちなみにアクリルは93%とガラス超えです。
塩ビは加工しやすいのが特徴ですが、やはりアクリルと比べると熱や太陽光線に弱く、変色しやすいとの事。
LEDの光は物にもよりますが太陽光に近い性質があるらしいので、実際どれだけ持つか、、、
でも紫外線は含んでないから良しなのか、、、
あと何よりも安い!
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塩ビ板をレンズの大きさに合わせてカットして、ドーム状にはめ込んでいきます。
大きめに切り出した方がはめやすく止まりやすいです。
9
本当は極力焦点距離に影響与えないように素子に近い方が良いんでしょうが、、、
ここは作業効率優先です。
あと素子に近すぎると熱で変形の恐れもあるので、これくらいが安パイかもしれません。
10
あとは極力埃が入らないように掃除して、コーキングし直して加工は終了です。
続いてはユニットの交換です。
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タイヤハウスのインナーをめくってアプローチします。
ジャッキアップしてアンダーにあるクリップも外した方が作業しやすいです。
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まずはユニットの収まっているブラケットを外します。
ビスの場所は3箇所あって、
まずは左上の1つ。
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2つ目は右上。
奥まってて外しにくいです。
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3つ目は中央下側です。
ここは目視出来ないので手探りでいきます。
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ブラケットが外れたら配線を外して取り出します。
ユニットは3箇所のビスで固定されています。
外したらあとは逆手順で新しいユニットを組んでいきます。
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無事交換完了です。
やっぱり黄色はいいですね♪
色も綺麗なイエローで狙い通りです!
いやー、かっここいい。。。
最初渋ってた嫁さんも、完成状態見せたらなんやかんや気に入ってました。
めでたしめでたし!
カラーフィルムでイエロー化してる方はちらほら見かけますが、この方法でイエロー化した事例はそんなに多くないはずです。
個人的には純正らしさとオリジナリティを両立出来てとても満足してます♪
17
ただ難点としては、
・塩ビ板で微妙に焦点がずれて光が拡散してしまう。
・カットラインが出にくくなる。
・光量が落ちる。
ですかね。
一枚挟んでるんで多少光量が落ちるのは仕方ないかなと思いますし、拡散するのも照射範囲は広がるので悪い話ではないです。
根本解決はイエローのLED素子に打ち替えるか、もう少し明るいホワイト素子にするかです。
とはいえそこまでの知識はない。。。
ドーム状に仕込んだ塩ビ板を極力素子に近づけて配置すればいいかもしれませんが、熱で変形の可能性はあります。
ベストはレンズ裏に塩ビ板を貼り付けることでしょうが、接着剤を介すと透明度に問題が出ます。
まぁ、現状がベターでしょうか。
もう少し光軸調整して、視界と照度のバランスを取っていきたいと思います。
で、ゆくゆくはLEDの打ち替えですかね!?
今回も参考になれば幸いです。
以上!
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