ユーザー車検・初回オイル交換

本日は継続検査を受けてきました。

第2ラウンド10時半からの予約でしたが、この時期は空いているのか9時半頃に受付を済ませてそのまま検査レーンへ行ってOKとの事。

二輪車用1番レーンへ行ったら1台も並んでなくガラガラでそのまま検査ラインへ。
設備が更新されていてスピードメーター検査、ブレーキ検査、光軸検査が車両を移動せず同じ位置でできるようになっていました。
以前は前輪フリーの状態で光軸検査でしたが、今回は前輪を自動で固定されての検査に変わっていました。
確かにこのやり方の方が測定精度が高い気がしますが、左右方向の誤魔化しが効かないのできちんと光軸を合わせておかないと❌️になりそう。

毎度年配検査員の方が親切丁寧に説明してくれて感謝です✨

自賠責保険が2年で8760円
重量税が5000円
検査手数料が1800円
計15560円也

検査自体は10分程で終了。
特に問題なくいつも通り一発で合格⭕️
無事に国土交通省のお墨付きをもらいました。

検査が終わってそのまま東京が一望できる奥多摩周遊道路へ！
冬は空気が澄んでてスカイツリーまで見えました。
久しぶりに八王子〜あきる野〜五日市〜桧原〜奥多摩〜青梅のコースを走りましたが、青空のもと爽快で気持ちよかった〜

今回の車検では車両の個別IDが与えられ、ICチップ入りの小さな車検証の他に写真のような記録事項のA4プリントも渡されます。

型式指定番号02421がCB750
類別区分番号0001はK0〜K1という事を表しています。
ちなみに0002がK2、0003がK4を表していてこれによって車両の仕様やマイナーチェンジなどがわかるようになっています。

当時のホンダが車両開発時に運輸省に届け出を行い、保安基準適合の証として指定された番号だそうです。
逆車は国内の認証とは無縁なので最初から番号が無く、構造変更や改造を受けた車両はその時に番号が無くなるとの事でした。

以前に国内物、無改造でも番号記載が無い個体を見たことがあるのでコンピューターが普及していない時代のアナログ管理では結構いい加減だったり人的ミスも多かったのかもしれませんね。

エンジンオーバーホール載せ換えから600km走ったので一度ガレージに帰還し初回のオイル交換をします。

オイルを抜きながらナンバープレートに新しい車検シールを貼り付け。

組み立て時に使った二硫化モリブデンが混じっているのでオイルがメタリックカラーになって出てきました。
濃いガンメタのモリブデンと茶色いオイルがブレンドされるとこんな色になるのね。

特に気になるアルミ粉や鉄粉は無くひと安心！

オイルパン側も抜いていきます。

モリブデンでマーブル模様になってますね。
撹拌されたモリブデンが各部へ行き渡って潤滑されてるのでミッションタッチも良くチェンジがとてもスムーズです。
クラッチもスムーズかつキレが良くとても乗りやすく仕上がったと思います。

27,656kmにて。
新しいオイルを入れたので回しがてら走って燃料補給へ。
オイルはいつものバルボリン鉱物油20w-50
20wのwはウインターを表していて
20は低温粘度で気温-15℃まで適切に流動する事を表しているそうです。

途中でエアースクリューの微調整などしながら本日の走行距離140km

次回はバルブが馴染んでタペットクリアランスが少し変わっているだろうと推測されるのでカムチェーンテンショナーの調整とタペットクリアランスの確認を行います。