押し売り講習(?)　FullThrottle走行会　in　YZ本コース

08月04日（木）
昨晩の疲れを残しつつも、予想外に早く目覚めて．．．

と言っても、子供の支度をしていたら出発がかなり遅くなりましたが、岐阜のYZ本コースへ

本日も会社関連で、一日貸切走行会が有りました。

今まで、私も積極的に参加していて、「今回も参加したいなー」と考えてはいたんですが、募集開始から、定員オーバーの締め切りまでに数日しかない盛況ぶりだったそうで、知らぬ間に定員に達して、参加は諦めてました。

が、

今回、うちの部署の若い子らが多数参加すると言う事で．．．
チョッとドライブがてら同乗でもしに行こうか？という事になりました。

サーキット到着は、昼少し前

模擬レースの前で．．．
皆さん楽しそうにバトってました♪

で、午後からの走行枠で、順番に同乗＆運転開始

先ずは、先日もALTで乗せてもらったDC2


オーナーさんの運転では、ALTの時ほど、操作に思い切りが無くて、なんとなく迷いが有る様子

で、もう一度、ターン後半で、フロントで引っ張りつつ立ち上がるイメージを掴んでもらいました。


次に、セリカ（ZZT230)
２ZZエンジンでは無いのですが、そこそこのパワー
５MT車ですが、サーキットを走るには全く問題ない車です。
オーナーさんの運転では．．．
ブレーキの詰め方が非常に鋭い！
かなり、イイ感じで、凄い突っ込みを見せてくれ、それでいてアンダーを出さずに運転している所は、凄く上手い感じに見えるんですが．．．
コーナリングGのピークの出し方とアクセルのONのタイミングがかなり遅くなってしまっているようです。
なので、この辺りをアドバイスして、他に乗る車が有ったので、この走行枠では同乗だけで終わったんですが、オーナーさんは、色々試してもどういう事か分からなかったようです。
確かにブレーキングからターンインまでは、限界に近い部分を出しているので、本人は、『車の限界を引き出して走っている』と思っちゃうんでしょうけど。
サーキットを走る場合、(1).コーナー進入、(2).コーナリング、(3).コーナー脱出とバランス良く走らないと、というか、トータルで早い走り方をしないといけない訳で、(1)ばかり凄くても、(3)でアクセルが踏めなければ、遅くなってしまいますし、コーナーの作り方、次のコーナーへのアプローチも考えたら、どこかを抑えた方がトータルで速く走れる場合も有ります。
と言う事で、このオーナーさんは、(1)が凄いのに、(2)(3)でどちらも損をしている感じ
で、次の走行枠で、最初から私が運転して、(3)の脱出重視で、アクセルを如何に沢山踏めるか？と言う点を中心に走ってみました。
やはり２ZZと比べると非力な感じがして、遅くて当たり前に感じる人も多いみたいですが、１ZZって確か１４５ｐｓもあって、車重や車格は別とつして、ハチロクより圧倒的にパワー出てるし、ＡＷ１1S/Cと同じカタログ値なんですよね。

で、次は、S15オーテック
最近ちょくちょく運転させてもらっている車です。
オーナーさんは、何故か変わった走行ラインを走りつつ、アンダーを僅かに出しつつ、それでも元気よく走っておりましたので、ブレーキングの荷重移動で、頭の入りを良くしていく運転を中心に見てもらいました。

で、次に、プレリュード
この車、マイナー車種に見えますが、当時の国内レースのN1規定の耐久では圧倒的な速さが有ったと記憶しています。
２．２LのV-TECで凄いポテンシャルを秘めています。
ところが、運転させてもらうと、V-TECの切り替わり直前で物凄いパワーの谷間が有って、更に高回転側カムの切り替わり回転数が高目なのか？単にミッションのギヤ比が離れているのか？かなり難しいエンジンになってました。
オーナーさんに聞いていみると、高回転側だけ社外の物に換えているそうですので、この辺のセットアップをやり直すともっと楽しい車になりそうです。
運転としては、こちらも車の頭の入れ方に苦労していたようなので、ブレーキを少し残しつつ、ステアリングを入れて行く操作を見てもらいました。


最後に、
FD-3S
こちらの車も、先週のALTでの走行会に参加して頂いておりました。
で、オーナーさんは、ALTよりもこちらのコースが元気よく．．．

ただ、ブレーキが効きすぎる感じなのか？ブレーキングからターンにかけての操作が上手く行っていない感じだったので、こちらの操作を中心にやってみました。


と、今回も５台ほど運転させてもらって、満足ｗ

で、ココのサーキットを世界一知る男、スタッフの●井さんと話していて、せっかくだから「負けず嫌い選手権」をしたかったとの事で．．．
自分がもうちょっと早くから来て、交代で走れる時間を作ればよかったと思いました。
（なんせ、人の車を借りてやる訳ですし）


帰りは、流石に家族サービスと言う事で、道の駅「志野・織部」に寄って、お土産を買って帰りました。