とくとく０のブログ一覧

中域の濃さと密度、高域の伸び

これを伸ばそうと試行錯誤したあとに

確認のために試聴するのは

どこだろう？











低域、なんだよなぁ









てこ入れした場所を確認するんじゃない

てこ入れした場所のみを聞こうとするからバランスを崩していることに気がつけず遠回りをしてしまう






なかなか難しいんだけどね

特に頑張ったこと、項目、の振り返りはどうしてもしたくなっちゃうから

変化に敏感だと我を忘れてしまうから





でも、近道ができるのなら、選択肢があるのなら、近道したいってのが人の性








木を見て森を見ず

これ卒業
冷静になって

木を見ず森を見ましょう

大概のことは、なんとかしてきたのだけれど、いやはや.....

長年やってきたここ近年、迷うことはなかったのだけれど、はてさて........

珍しく、狼狽えた.........

そんなお話






出音の基本は低域である
それも、丁寧でいて、重く、深さのある、均等な階段状のシルクのようなそれ

それがあって初めて中域、高域、超高域が付いてくる、はずなのだ

狙わずとも自然に付いてくる

いわばおまけ

高い密度を保ったままに、中域と天にも届かんとする高域が渾然一体となりひとつの音楽を完成させる

まさに自然体

に、なるはずなのだ

これまではそうしてきた







しかしながら、この３日ほどは、そうならない、なにかが、違う

下がないのに、シルク階段ではないのに、満足に足る高密度の中域、舞い上がる高域、降り注ぐ超高域が居るじゃぁないか


おかしい






やたら長い試聴は感覚を馬鹿にするので好んでやらない

自分の車を判断する時も、他所様の車を聴かせて頂く時も、判断は一瞬と決めている


体調のせいかと昼寝をして臨むも、朝がダメなら夜試そうとも、その逆でも、明くる日になろうとも、なにかは違うままなのだ

これだけ状況を変えても尚違っていて、おかしい、のだから、違う、おかしい、という自身の感覚はどうやらぶれてはいない


違う、おかしい、ということが確信できたので、謎解きに取り組もうとする

なるほどいろいろと見えてきた、扱い方が分かってきた

これは間違いなく、作り手を試すのが好きなスピーカー

条件を満たした良いスピーカー


鬼のようなトルク化物
パワーじゃなくトルクで持ってくから違っていて、おかしい、のだろう











名だたる舶来品ではない、国産の、それも、カネ儲けという言葉を知らない、音楽が好きで、出てくるものが全てという合言葉を知っている人が作った素敵な品物





foster
ロクハン


SANYO　OTTO
ロクハン
御苦労様





久っしぶりにドキがムネムネ

アンプレス機で再生した情報をアンプ内臓のカセットデッキに放り込む

そこからフロントドアにだけ取り付けた6半フルレンジへスピーカー線で繋ぐ


100文字以内で説明終了

これだけ

簡単





こんな簡略化した仕掛けでも

やること五万とあるのが車でのスピーカー遊び






ヘッドユニットへの電気の供給は車両のハーネスから黄色と赤色とオレンジ色を社外オーディオ取り付けハーネス経由で拝借するだけ

バッ直不要のなめた仕様

がしかし、音を出すための基本に忠実な仕掛けと取り付け





飛び級ができるような秀才ならば

強烈な足算かけ算もアリだろうが

残念ながら秀才は各界一握りであり、スピーカー界隈でもそれは同じこと

ド級の足算は計算間違いを誘発しやすいことは明白





ミスをしないために何をすべきか








扱える範囲の基礎を精緻に積み上げるだけ

あとはそうだな

無謀な目標は立てないこと

この２つだけ








楽天に入団の後、現在メジャーで活躍する田中将大投手があるのは、故、野村克也氏が誰よりも早く彼の下半身の使い方に着目し、育成につとめたからだ

上体だけで投げ込む投手は、肩肘を壊して長く続かない

下半身を作る走り込みは裏切らないのだ

走らなかった私は良くわかる





志は常に高くあれ

と先人は良く言う

だけど

だけれど

鵜呑みにした人間が、その高い志が、いざ叶わなかった時は果たして何と言うかな

「やっぱり無理だった無謀だった」

と、つい吐いてしまう

これって出来なかったことへの理由付けだよね

到達困難な目標ほど、無意味で、自分の逃げ場を作るだけなのだ


私には複数発のスピーカー、外部アンプは扱えない








だからね



基本は大切



間違わないし裏切らない



自分で自分の限界(逃場)を作らせない










そんなお話

スピーカーっていろんな遊び方があるのですが、こと、界隈においては好んでいばらを進む遊びが流行っていて、これがまた楽し



車載下限の4inchスピーカーと上限の6.5inch



前者の最も得意とするところは、いわずもがな、上への伸びであり、後者にあっては下へのそれである



はずだ




すべからく、筈なのに




界隈ではその逆を遊ぶ
小口径では不得手な低域を、大口径では鬼門の高域を


ただ小口径で下を、大口径で上を遊ぶのならば並だが、補うべく設置されるべき機材逹、これらに頼らず今あるモノと調味で遊ぼうとするあまのじゃく




遠回りで最早、修行である




4の地鳴りに6半の超高域




しかも丁寧でなくてはならない条件付き





いやいや、草臥れるわい

いやはや驚く









こざっぱりとしたバッテリー周り

バッ直線こそ正義やと

そう思っていたのだけれど

なんてことはない

バッ直線など不要でありました



デッドニングが不要である

ということが生涯１度目だとすると

今回の事実が2度目となる




この年の瀬に

あんまり体に良いものじゃない

根底から覆るから





引算の応酬

最後に残るモノはなんだろ？