回顧。前出のフロンテクーペで遠出した覚えはないものの、こちらではかなり遠出したおぼえあり。が、取説に「ワイドバーワゴン」と書いてあった記憶を元にしているので多分これだという確証しか持てず。 フォルムはこちらの写真と一致するようでいて、後輪はダブルタイヤだったのでまんまこれってわけでもない気もするし果たして。ダブルタイヤだったという確証は、タイヤがでかい石を噛んで往生したことを覚えているので間違いない。多分そういう仕様があったんでしょう、うん。 で、遠出していた理由は母親の働いていた会社の社用車で、こいつに乗ってお手伝いに出ていたからである 。この車で一番記憶に残っているのは、その頃仲の良かった友人と一緒に載せてもらって行った出先での事。駐車場に停車した後、母親がちょっと用事を済ませるためにキーを抜いた上で我らを車に残して行くと、友人が運転席に座りブッブーとか言いながらハンドル握って運転の真似事。それだけならよくある微笑ましい光景とおもいきや!ふと気づくと両脇に駐車してある無人の車が前に進み始める。 「??????」と不思議な現象が起きているとしか捉えられない子供脳。そのうち衝撃音とともに車体が斜め上を向いた状態に。 えらいことになったーと、ふと斜め下をみると これが降ろされてんの↑ 友人が運転に必要な操作としてこれを下ろす操作がいるというのを認識していて、本当にやってしまったがために後退が始まって、車止めなんて気の利いたものが普及してない時代だったのでそのまま後部が側溝にはまってしまったのでした。そのあと大型トラックに牽引してもらって脱出できたものの、多分人生で初めて体験した自動車事故って事で当時の記憶なんてさっぱりない今でも実に印象深いのでありました。